11月20日の深夜、栃木県那須塩原市の県道(峠道)で危険なドリフト走行を行い、道路脇に立っていた女性をはねてそのまま逃走したとして、川口瑞貴 容疑者(30)が逮捕されました。
未熟な腕で危険な走行をしてさらにひき逃げといった身勝手な犯行、その正体は。
もくじ
那須塩原市「八方道路」未熟ドリフトでひき逃げ
この事件がおきたのは、2022年11月20日(日)の午前2時頃とされており、現場となったのは、栃木県那須塩原市の県道(峠道)の「八方道路」でした。
ひき逃げなどの容疑で逮捕されたのは、茨城県鹿嶋市に住む会社員の男、川口瑞貴 容疑者(30)
川口容疑者は、カーブでブレーキをかけて車を横滑りさせる「ドリフト」走行中に、ドリフト見学のために道路脇に立っていた女性(21)2人をはねて、救護することなくそのまま逃げ去った、ひき逃げなどの疑いがもたれています。
この事故では、1人目の女性がはねられたはずみで隣にいた別の女性にぶつかっており、1人目の女性は左肋骨を骨折するなどの重傷、2人目の女性も頭部を打撲するなどの重傷を負っています。
参照:“ドリフト走行”で制御不能に 女性2人はねて逃走…見物人巻き込んで救護もせず
川口瑞貴が容疑否認、反省ゼロの態度がヤバイ
警察は目撃者の情報などから20日の夜に運転手の川口容疑者を特定して逮捕しています。
川口容疑者は調べに対して「救護はした」と容疑を一部否認していますが、そもそも車ではねて救護までしていれば、救急車が駆け付けた際には警察も来ているはずであり、その場で逮捕されています。
それがなかったことから現場から逃走をしている事実は変わらないと考えられますが、何をもって「救護はした」といった容疑否認なのかが謎となっています。
※容疑者は通報していないとされています。
那須塩原市「八方道路」とは?頭文字Dの聖地
事故をおこした現場となった「八方道路」は、峠などで運転技術を競う人気漫画「頭文字D」の聖地としても知られているようで、こうした自称走り屋とされる人物などが集まり、見物人なども多くいるとされています。
頭文字D プロジェクトD vs 東堂塾戦のもう一つの舞台。
塩原温泉塩の湯温泉から八方ヶ原を結ぶ道。
主要地方道 県道56号 塩原矢板線。
通称「八方道路」 pic.twitter.com/TQwV50xW7W
— もふやぎ💎@火付盗賊改方 (@mofu8gi_sandesu) August 11, 2021
2022年10月4日(火)
栃木県矢板市・那須塩原市 栃木県道56号線八方道路東堂塾出身プロドライバー舘智幸と藤原拓海がバトルをした八方ヶ原の峠。
例の「Forever!!!!!」のとこのトンネル、意外と高さがあってデカいですね。
"現役"と見られるタイヤ痕に萌え。#WRX pic.twitter.com/wakP1hMoJI— 浜紅 (@Red_Arrow_ExpE6) October 5, 2022
川口瑞貴の顔画像経歴、余罪や前科について
逮捕された川口容疑者に関して判明しているのは次の情報。
名前:川口 瑞貴(かわぐち みずき)
年齢:30歳
性別:男
職業:会社員
職場:不明
住所:茨城県鹿嶋市
罪状:ひき逃げ(10年以下の懲役または100万円以下の罰金)
事故を起こしていなくても、一般道でドリフトすること自体がそもそも危険行為ですが、これを考えると余罪などが複数あると考えられます。
未熟ドリフトてひき逃げの男逮捕にネットの声は
暴走走行してたやつが元凶であるのは大前提として見物客にもそれなりに煽った責任は一部あると思うのよね。そもそも、素人が運転してるわけなんだから漫画やアニメ見たいに事故らないって可能性の方が少ないわけで、特にカーブ後の膨らんだ場所は見どころでもあるだろうけど、突っ込んで来たら即死の可能性もある場所でそんな事も解らずに見ていた方にも責任は発生するでしょうに。
『「救護はした」と、容疑を一部否認』逃走したか救護したかは調べれば確実に判るコト。 もし嘘だった場合は反省の色が無いんだからその分も罪を重くしてほしいなぁ。 被害者は気の毒だけど、見物ってどのくらいの熱量で行くもんなんだろ。 遭難の危険を覚悟しての登山とかとは違うけど、危険なモノを見るスリルを味わいに行ってるんだったら自己責任な部分もあるし、ドリフトしてる側を応援してるコトになり参加してるとも取れる気がする。 気がするだけだから怒らないでね。
以前からドリフトイベントでも、観客が危険なところにいて、そこへドリフトの車が突っ込んで怪我や死亡事故を起こしたケースがあるけど、それとダブって感じるな。ただの車の事故でも思うけど、反面教師にしなきゃいけない事例が多くあっても、やっぱり自分は大丈夫と思うんだろうなぁ。
一般道でドリフトやるのはおかしい。運転するのが一番の問題だが、一般道のドリフトを見物している方にも問題あり。ドリフト専用サーキットでやっている人たちがいるのだから、その人たちを見習って、サーキットでやればいい。
こういう人達のせいでモータースポーツとしてのドリフトも悪く言われてしまう。影響を与えたとして漫画も悪く言われてしまう。自分の行動でどれだけ周囲が悪く言われてしまうのか考えて欲しい。でも考えられるくらいならやらないよね。。。
よく知られたドリフトスポットで日常危険運転が行われているならば、取り締まりを放置していた警察の責任ではないのか。取り締まりをきちんとしていれば防げた事故だ。死亡事故でなかったのが幸いで、これからどうしていくのかが警察として大事だろ。