2019年、福岡県太宰府市で起きた主婦の高畑瑠美さん(36)監禁暴行死事件で服役中だった女、山本美幸(42)が、2022年8月に急な体調悪化で死亡していたことが判明して注目を集めています。
残忍な容疑者の急死の原因は何だったのか?
高畑さん殺害事件の真相と、山本美幸の正体について
もくじ
太宰府市で高畑瑠美さんが監禁暴行の末に殺害される
この事件は2019年10月に、福岡県太宰府市にあるアパートなどに佐賀県に住む主婦の女性、高畑瑠美さん(当時36)が長期間監禁されてナイフで刺されたり、木刀で殴るなどの暴行を繰り返受け、外傷性ショックで死亡した事件。
傷害致死や死体遺棄罪で逮捕されたのは、山本美幸(43)で、太宰府市のアパート同居していた男、岸颯(26)と共謀して犯行に及んだ疑いです。
この事件では、佐賀県警鳥栖警察署に事件前に瑠美さんの家族が何度も相談をしていましたが、事件性なしとして捜査に乗り出さなかったことが大きな問題として取り上げられていましたが、最終的に佐賀県警がは署で相談を受けた場合の報告書の書き方などを見直すとした一方、「当時の対応に問題はなかった」と結論づけています。
が、実際に最悪の結果をもたらしていることなどから事件の隠ぺい・もみ消しでは?といった声も多かった事件。
参照:懲役22年山本受刑者 服役中コロナ集団感染で死亡
山本美幸と岸颯がヤバイ!無罪主張の理由とは
この事件で傷害致死や死体遺棄罪などに問われた山本美幸(43)と岸颯(つばさ)(26)、は2021年3月2日に行われた福岡地裁での裁判員裁判の判決で、傷害致死罪などで山本被告に懲役22年(求刑・懲役23年)、岸被告に懲役15年(求刑・懲役16年)が言い渡されています。
しかし、死体遺棄罪については両被告とも無罪となっていました。
また、両被告はすべての事件で無罪を主張していましたが、岡崎忠之裁判長が次のように述べて判決を言い渡しています。
なお、判決文が読み上げられる間、山本受刑者は肩をふるわせながら笑っていたとされています。
山本美幸が服役中に獄中死、原因は新型コロナか
その後、山本美幸 受刑者(43)は佐賀県鳥栖市の麓刑務所で服役中でしたが、2022年8月に刑務所内で発生した新型コロナの集団感染で体調を崩し、その後に死亡していたことが明らかにされました。
まだ服役から1年ほどしか経過しておらず、残りの21年近くを残しての獄中死。
反省をする間もない「死に逃げ」ともいえる状況に、殺害された高橋さんへの無念の声が上がっています。
瑠美さんは山本美幸被告(42)と岸颯被告(25)によって家族から引き離され、山本被告らの自宅で同居。日常的にホストクラブへ連れていかれ、そこでの料金は山本被告への「借金」にされていたとしています。
また、日ごろからの暴行などその卑劣で残虐な行為は悪質なものでした。
参照:【女帝が獄中死】《女帝の残酷LINE》「この世のものとは思えないアザが…」“ホスト漬け”にされた主婦の遺体を運んだ男性の告白
山本美幸と岸颯の顔画像経歴、余罪や前科
有罪判決が下された山本美幸と岸颯についての情報は次の通り

名前:山本 美幸(やまもと みゆき)
年齢:43歳
性別:女
職業:不明
住所:福岡県太宰府市(元)
罪状:傷害致死と死体遺棄(3年以上の有期懲役と3年以下の懲役)
⇒ 傷害致死で懲役22年
※2022年8月に新型コロナ感染からの体調悪化で死亡
名前:岸 颯(きし つばさ)
年齢:27歳
性別:男
職業:不明
住所:福岡県太宰府市(元)
罪状:傷害致死と死体遺棄(3年以上の有期懲役と3年以下の懲役)
⇒ 傷害致死で懲役15年
また、殺害された高畑瑠美さんについての情報は次の通り。

名前:高畑 瑠美(こうはた るみ)
年齢:36歳(当時)
性別:女性
職業:主婦
住所:福岡県太宰府市(元)
死因:外傷性ショック
凶悪犯の実質死に逃げにネットの意見は
犯人が服役を終了する前に死亡することは、罪と向き合ってほしいと思っていた遺族の方々には残念さがあると思います。また、この事件では警察の対応の甘さが問題となっています。何度も相談を受けたにもかかわらず、それを事件化しなかったこともこの事件が起きた一因ではないでしょうか。目撃者の取材を通し、少しでも調べていれば被害者が亡くなるとまではいかなかったのかもしれません。この事件を風化させないためにも、この事件で何が問題だったかを検証し、警察法などの改正を進めるべきではないでしょうか。
大宰府は福岡県ですが、被害者の居住地の関係から佐賀県警察の対応の悪さが問題になっていました。。佐賀県警は未解決の殺人事件を何件も抱えています。凶悪事件は少ないところですが初期対応は悪いと思います。被害を訴えた人を尋問する習性があるようです。正直上から下まで入れ替えてほしいです。
犯人が罪と十分に向き合う期間もなく死亡するのは被害者遺族としては大変に苦しい感情と思います。この画像にもありますが、何度も相談されながらもそれを事件化しようとしない事なかれ主義の警察組織はどう行った裁きを受けるべきなのでしょうか。組織維持のためには改ざん、隠蔽を厭わない事なかれ主義の警察組織はもっと糾弾されてよいと思います。
この人、実子2人を殺害したとして逮捕された福岡県飯塚市の田中涼二の元妻だと聞いた時はすごくびっくりしました。似たようなタイプが出会って惹かれて一緒になるのかなと。あまりに残酷な事をして、この人がどういう経緯で刑務所で亡くなったのか気になります。
署で相談を受けた場合の報告書の書き方などを見直すとした一方、「当時の対応に問題はなかった」と結論づけていますと言っているが、まず報告書の書き方が悪いんだし、亡くなった方がいるのだからかなりの問題があるわけなので最後に対応に問題はなかったと言うべきではない。こういう事を言うから警察の信用がなくなるというのがわからないのかな?こういう事が2度と起きないように自分達の非を認め具体的な事を伝えないと。警察の言い訳は見苦しい。