また学校の教師による体罰（暴行）事件が発覚しました。
剣道の稽古中、部員の男子中学生に対して暴行を加えたとしてい、埼玉県本庄市にある私立中学校教師の男が逮捕されました。
体罰などが問題となる中、全国で繰り返されている悪質な犯行、その正体は？
もくじ
私立本庄第一中学校剣道部の監督が暴行事件で逮捕
逮捕となった容疑は、2021年12月28日の午前9時～翌29日午後7時半ごろ、現場となったのは埼玉県本庄市にある私立本庄第一中学校に併設されている本庄第一高校の体育館。
暴行の用意で逮捕されたのは、本庄市の私立本庄第一中学校で教員で剣道部顧問をしていた男、草深将也 容疑者（31）
草深容疑者は、剣道部員の男子生徒の顔面を素手でたたいたり、竹刀で脇腹やのどを突くなどしたりする暴行を加えた疑いがもたれています。
この事件は、2022年6月に被害を受けた生徒の保護者が、中学校と県警に「監督が体罰をしている」と相談したことから捜査が進んでいました。
参照：強豪剣道部の監督を逮捕 中学生の部員を竹刀でつくなどした疑い
剣道の強豪校、団体戦で全国大会出場実績も
逮捕された草深容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。
事件がおきた学校は、2016年度に開校された学校であるようで、その道を知る人にとっては剣道の強豪校としても有名で、団体戦では全国大会への出場実績もあったようです。
開校からまだ浅いところから考えると、地道な指導の成果というよりも、元から有力な選手を集め大会などに臨むといった形式をとっていたのかと思われます。
なお、内部調査によって事件の約半年前から複数回、複数の部員に暴行を加えていたことが判明しており、逮捕される前の2022年7月に停職3カ月の懲戒処分にされていたことが明らかになっています。
ただ、同じ私立学校である本庄第一高校に配置換えされて、現在も同校の教員をしているとされており、不安の声も出ています。
体罰黙認？私立本庄第一中学校とはどこ？
中学校と高校の敷地が近い場所で、下記の場所にある集中しているようです。
スポーツの強豪校など、体罰（暴行）が隠ぺいされているケースが近年多く発覚してきており、そうした注意が呼びかけられているにもかかわらず起きているのは、、学校側も把握していた可能性も。。
私立本庄第一中学校
草深将也 容疑者の顔画像や経歴、余罪や前科は
逮捕され草深容疑者が移送される際の映像などが出ていましたが、背もたれに深く持たれている様子がふてぶてしく映っています。
名前：草深 将也
年齢：31歳
性別：男
職業：教師？
職場：私立本庄第一中学校（高校）
住所：埼玉県本庄市西富田
罪状：暴行（2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料）
逮捕容疑となった事件以外にも多数の体罰が目撃されているようで、余罪などはかなり多くあると思われ、日常的に暴行が行われていたと考えられます。
竹刀による暴力事件にネットでも反対の意見
また剣道部での暴力を振るった指導者が逮捕された。
いい加減、根性論で指導するのはやめにしなさいよ😒まして中学生に竹刀で喉を突くなんて暴力と指導をごっちゃにしないで欲しい
武道は心技体と言われるが指導者が心というものをもっと考えて欲しい
— KUMA GORI お写んぽ日和 (@ZlRZLK6xgx1fJNk) August 25, 2022
空手で「竹刀での指導を禁止」って、当たり前じゃ。剣道では、竹刀はまたぐことすら許されない神聖な道具。まして生身の人間への暴力などもってのほか。私も子どものころ、竹刀をまたいだために親父に怒られ竹刀で叩かれたことがあるほど、神聖なものなんじゃよ。おしまい
— シュラメタル🦊 (@last_sumeru) April 9, 2021
さぶさんのいう通り日常的に打って打たれてしてるから感覚は完全に麻痺してますね。普段竹刀でボコボコ打たれて恫喝されてるから多少殴られたりしても気にならない。言葉や暴力的な指導で恐怖によって支配されてるようなところはありますね。高校時代の剣道部は周囲に軍隊みたいって言われてました笑
— どーみん (@doomiindoomiin) August 26, 2022
自称指導者による暴行事件にネットの声
先日、県立高校の指導者が生徒の胸倉を掴んでシャツが破けている場を目撃しました。学校側にやんわりと事の成り行きを説明しましたが、被害生徒に顧問が謝罪し今後は指導方法を改善すると言う旨の説明で終わってしまいました。被害生徒は顧問の先生に以前から体罰を受けていたらしく先生の改善するという言葉を信じる事が出来ず今年の夏で部活を辞めるそうです。一生懸命本気で熱く指導するこれをはき違えてしまった指導者は信頼も失ってしまう事に未だに気づかない。
長く剣道の世界にいますが、いつまで経っても体罰がなくならない。情けないことです。私はこのことに対する全日本剣道連盟の姿勢が問題だと思います。体罰を根絶する強い方針を示したことは、ないのではないか。少なくとも私は知らないし、現在の全日本剣道連盟のホームページにも見つけられない。全日本剣道連盟に「場合によっては体罰やむなし」みたいな人が今でもいるのではないか、と勘ぐりたくなる。体罰を行ったら剣道界から追放する、くらいの強い方針を全日本剣道連盟が打ち出すべきだと思う。
体罰でしか指導ができないのは、自分に能力がありませんと自己紹介をしているようなもの。結果が出たのは選手の努力によるもので無能な自称指導者によるものではないが、たまたま結果が出たことでそうした無能をありがたがる環境も問題。そうした人物をどんどん通報して名前や顔画像も出して、学校から犯罪者を一掃して欲しい。
中学校卒業まで剣道していて、ある合宿に参加したときに、他校の指導者にいきなり突きをくらったことがある。突き技は高校からなので、いきなり突きをくらうとは思わず、不意打ちでくらったのでかなり入った。これが突きがくるかもと予測してればまだ違うが、下手をすればかなり危険な行為。
こうやって学校内のことを警察に通報することによって体罰が明るみになる流れは体罰そのものに対する抑止力にすこしでもなるのかもしれない。いじめなどの一方的な暴力も警察に委ねることにより少しでも抑止力になれば苦しんでる人が救われると良いのだが。
どれだけ改善されてるかは分からないですが、強豪校なんて指導という名の暴力なんて日常茶飯事だと思います。もちろん全てでは無いですが、熱血指導の域を越えてやることが生徒のためと思ってる人はまだまだいそうな気がします。強豪校でもない自分でも当たり前のようにありましたから。
