栃木県宇都宮市のコンビニで8月12日に男に刺され死亡した45歳の女性店員と犯人の男について新たな事実は判明。
事件の前日と3日前に「男と別れ話で口論になった」などと、警察に2度相談していたことがわかりました。
男女交際の別れ話による痴情のもつれが殺人事件にまで発展してしまったこの事件、何が起きていたのか?
判明した情報などをまとめてみました。
もくじ
栃木県宇都宮市陽東コンビニ殺人事件
この事件が起きたのは2020年8月12日(水)の午後4時半ごろのこと。
栃木県宇都宮市陽東にあるコンビニ「ローソン宇都宮陽東4丁目店」で殺人事件が発生。
犯人は川田広幸 容疑者(41)、コンビニに押し入ってカウンター内にいた店員の本名麻里さん(45)の胸を刃物で刺しました。
川田容疑者は本名さんを刺した後に、さらにカウンター内に押し入ろうとしたところを、他の店員に止めると、自分の腹を複数回刺し自殺を計りました。
店員らによって警察への通報が行われ、2人は病院に搬送されましたが、本名さんは搬送時にはすでに心肺停止状態で病院で死亡が確認されました。
また、自殺を計った犯人の男も重症で病院にて治療を受けていましたが、その後に事件当日中の死亡が確認されています。
「川田容疑者が家に来ると言っていて、怖いので来てほしい」[/chat]
警察が相談の対応に関してコメントを発表
今回の事件と事前の相談内容について警察では以下のコメントを発表しています。
今回の事件と同様に交際相手などのストーカー行為から、殺害に至るといった事件は頻発しています。
そうしたこともあって「ストーカー行為等の規制等」に関しての法律もできていますが、民事不介入などの建前もあり警察の行動に関しては地域差などがあり基本的には動きは遅く、実際に何かしらの事件が起こってからの行動になります。
この辺りは線引きが難しくありますが、一方で関係のない部分(危険もなく、警察の点数稼ぎのためでは?と思われる行為)に関しては、どんどん介入してくるといった意見も出ており、行動の一貫性のなさに批判も出ています。
宇都宮市コンビニ殺人事件の現場はどこ?
今回の事件があったのは、宇都宮市内にある県道64号線、鬼怒通り沿いにあるコンビニで発生しました。
ローソン 宇都宮陽東四丁目店
〒321-0904 栃木県宇都宮市陽東4丁目2−28
宇都宮市コンビニ殺人犯、川田広幸の画像は
川田容疑者の顔画像などについてはまだ公開がされておらず、SNSの情報からも特定には至っていません。
名前:川田 広幸(かわだ ひろゆき)
年齢:41歳
性別:男
職業:不詳
住所:栃木県宇都宮市中央5丁目
家族:不明
▼罪状:殺人
死刑又は無期若しくは5年以上の懲役
当初殺人未遂となっていましたが、殺人の容疑に切り替わっています。
ただ、容疑者が死亡となっているため、容疑者死亡のまま書類送検(本人死亡で裁判が成立しないことから不起訴)となって処理が完了してしまいそうです。。
人を殺害して自分も死んで逃げるといった今回の行為、非常に悪質極まりないです。
殺害された本名麻里さんについて
名前:本名 麻里(ほんな まり)
年齢:45歳
性別:女性
職業:コンビニ店員(アルバイト)
住所:宇都宮市御幸町
家族:不明
死因:胸を刺されたことによる外因性ショック死の可能性
家族についての詳細は不明ですが本人とされるFacebookには4人の子供と映っている写真もあり、子供の母親(以前の父親とは離婚?)であった可能性があります。
数年前のものであるため現在も一緒に暮らしていたかなどはわかりませんが、そうした場合残された子供達が心配です。。
事件をきっかけに警察の在り方に対して疑問の声が噴出
一時停止違反を捕まえるためにパトカーで同じ路地をぐるぐる回ってる警官を一人でも着けてたら守れた。
毎度のことながら、この執着心が信じられない。次がないわけじゃないのに。プライドが傷付いたってこと?一回の別れくらいで揺らぐ、小さなプライドって、何なん。
別れ話が原因で暴行や傷害、はたまた傷害致死や殺人に発展する事案が多すぎるが、別れたいという相手に激怒するとか、食い下がった挙句ストーカーに走る行為を恥の上塗りとは思わないのか? 自分なら残念には思うが別れたいと言われたなら、もう上手くいくはずがないので受け入れると思う。
警察に相談しても意味がないような気がする。何か事がおきなければ入れないようやし。じゃどこへ相談すればいいのかな?
テレビで色々教えてくれないかな?助けを求める人達、皆にわかるように。
警察は何を業務にしているのか不明の記事。一体何をしていたのか。このような場合、不作為(業務怠慢)の不法行為として処罰する法律が必要ではないか?
同様のことは、いじめに関する児童相談所、学校、教育委員会、行政機関等の怠慢な行為(不作為)が多数ある。改善しなければ、役人天国で、社会が劣化する。
米欧の警察は今では「犯罪予防」に仕事の重点を置いているが、日本の警察は相変わらず「犯罪が起きてから」が仕事の始まり。
1999年(だったか)の桶川ストーカー殺人事件が契機となってストーカー規制法もできたというのに、日本の警察は考え方が相変わらず古い。
その根底には、犯罪を予防しても現場警察官の査定は上がらず、犯罪者を逮捕すれば査定がダダ上がりするという警察組織の体質がある。ここを変えないと、これから先もずっと日本の警察は「人が殺されてからやっと動く」組織であり続けると断言できる。
警察は数々の特権を持った組織であるが、実情は数々の不祥事を繰り返し、隠蔽し不正の温床となっている。
真面目に働いている警察官の人もいるが、上の意見に押しつぶされもみ消されているのが現状で、これではヤクザと変わりない。
警察や公務員、議員など、権限を持つに至っている職務に関しては犯罪を犯した場合は、一般人の2倍の軽量など厳しく取り締まりを行うべき。