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五福小学校元勤務の男性教師、名前や顔画像!体罰・暴言157件、書類送検も場を変え勤務。生徒自殺の真相

五福小学校体罰教師

2019年、熊本県熊本市で自殺した中学1年生の男子生徒、その背景には小学生の時の担任教諭による不適切な指導があったとされるもので、その教師がその後も別の学校で教壇に立ち続けていたことが発覚し、大きな波紋を呼んでいます。

体罰(暴行)や暴言(恫喝)など、本来であれば刑事罰も下されるような犯行も、学校内であれば有耶無耶にされもみ消されることが多くありましたが、近年はネットなどを通じて公になることもあり、表面化してきています。

死に追いやった体罰教師の正体とは。。

熊本市で中学生の男子生徒が自殺、要因の一つに教師の影

2019年4月に熊本県熊本市内の中学校に入学して間もない男子生徒が自殺した問題。

自殺から3年半、第三者委員会が2022年10月にこの自殺に関して次のように総括しました。

「当時の担任の不適切な指導が自殺に至った男子生徒の抑うつ状態の発症に強く影響した蓋然性が高い」

この人物は、自殺した男子生徒が6年生の時に担任をしていた男性教諭で、男子生徒に対しての体罰や暴言が抑うつ状態の発症などに影響したなどとする報告書が出されています。

しかし、この男性生徒が自殺で亡くなった後も、この教師は別の学校でのうのうと教壇に上がり続けていたことが明らかとなり、大きな注目を集めています。

参照:42件体罰認定の教諭「教壇に立たせない」措置【熊本】

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不適切な指導(行為)は157件以上?教師による犯行

問題(事件)を起こした男性教諭をめぐっては、勤務していた小学校で2014年4月からのの5年間に起きた40件の行為が熊本市の教育委員会の調査で体罰などに認定されています。

その中に2019年に自殺し、第三者委員会による調査でこの教諭の不適切指導と男子生徒の自殺原因との関連も指摘されています。

なお、11月6の体罰等審議会で、以前の教育委員会調査で認定されなかった117件のうち、新たに2件が不適切な行為と認定されています。

・話すことできない状態の子どもに発声指導などを行ったこ
・卒業式などの練習で大きな声を出すのが難しい特性を持つ子どもに声出しを強く指導した

体罰教師が野放し状態の理由とは

100件を超える問題行動とされる事案に対して次の人物が回答をしています。

熊本市教育政策課・橋爪富二雄教育審議員

「異例の件数だと思います」

なお、この男性教諭に関しては市の教育委員会が11月17日から当分、学校での勤務をさせないことにしたと明らかにしていますが、これまで勤務させ続けていた理由に次のように述べています。

橋爪富二雄教育審議員

「(勤務させ続けた理由は)異動していたということと現任校の子どもに対しての同じような内容のものがあるとかないとか総合的に考えてきょうまで勤務を継続させた」

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体罰教師の元勤務先は五福小学校!名前や顔画像

体罰を行っていたとされる男性教師については、元の勤務先は熊本市内にある「五福小学校」であったことが明らかにされました。

その後に別の学校へ異動したことによって処分が曖昧にされていたということで、教師が問題行動を起こしても異動することでその事件などを表ざたにせずにうやむやにするといった手法は以前からとられており問題とされていました。

なお、この男性教師は別の児童に暴行していた疑いで書類送検されていたとしていますが、具体的にどのような処罰がされたのかは明らかにされておらず不起訴などで終わっている可能性も。

名前:不明
年齢:不明
性別:男
職業:公務員(教師)
職場:不明
住所:不明

まだまだ余罪複数か?学校側が情報提供求める

市の教育委員会が、自殺した男子生徒が通っていた五福小学校と、卒業後に進学した藤園中学校と合わせこの2校に現在子どもを通わせている保護者に対し、男性教諭に関する不適切な行為が他にもなかったか情報提供を求めるメールを送ったとしています。

市教委は新たな情報があれば12月21日に開く次回の体罰等審議会で、男性教諭の処分を決定するとしています。

 
なお、男子生徒が亡くなる直前の2019年3月には、すでに男性教諭の体罰は問題化されており、遺族が複数の保護者とともに遠藤教育長に再発防止を求める嘆願書を提出していたとされていますが、もみ消しを図ったのか具体的な対応がなされずその翌月に、男子生徒は自ら命を絶っています。

自殺した男子生徒の遺族は次のように答えています。

「今になって『出勤停止』とは大変驚いている。子どもが被害に遭っている時にそうしてほしかった。しかも強制力がなく給料も発生する『出勤停止』と聞いているが、市教委が教諭を守っているようにしか思えない。また過去に認定されたかった117件について体罰等審議会に諮られなかったことも大変残念に思う」

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体罰教師の問題行動にネットの意見は

対応が遅い。遅すぎる。未来がある尊い命が無くならないと気付けなかったのか?子どもたちの人権を踏みにじってきた彼の人権は尊重されるのか?

教壇に立たせない、学校での出勤を停止するというのが妙に気になる、、。例えば部活動に多少関与していたり、何かしら外部で色々と権力のある人物なのか、、。

第三者が入らない機関では汚職などがはびこって自浄作用は働かない。教師はもとより警察もそうだし、弁護士などもそう。

教員ですが、教育委員会はもともと教員だから馴れ合いになっています。警察に学校専門に対処してくれるような部署があればいいのにと思います。いじめや体罰は外部の目で厳しく罰する必要があります。

五福小、藤園中だけでなく今までにこの教師から体罰、暴言を受けた子ども、保護者が情報提供ができるように教師の氏名を公表し、相談窓口もわかりやすく公表すべきです。熊本市教育委員会のこのような対応の仕方が隠蔽体質だと気がついて欲しいです。

大人達がこの子を殺した。亡くなった子は学校が恐怖で堪らなかっただろう。学校は無理して行かせなくていい。もう悲しくて心が痛いです。何故救えなかったのか。誰も手を差し伸べなかったのか。熊本県各教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県内の教員達、今一度自分達の行動を見直して欲しい。これ以上、生徒達の自殺は聞きたくない。

こどもはまだ未熟である。学校内で起こった事は、体罰にしてもいじめにしても、学校が責任を負っている。学校へ行った時点で、こどもの監督責任は、親から学校へと移されたのである。しかし、学校は、被害者の家庭に問題がある、などと言い出して決して責任を認めないではないか。叩かれてようやく動き出す不誠実さ。学校側が、親がこどもの教育に関して全責任を負うというのであれば、親が家庭で教育する権利を是非とも認めて欲しいですね。

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