8月9日(火)の夕方、鹿児島県曽於市にある市立小学校の校長が、校庭にある木の枝の下敷きになり死亡する事故が発生しました。
夏休み中の小学校、、事故はなぜおきたのか。
もくじ
曽於市立高岡小学校の校長が大イチョウの枝の下敷きに
事態が判明したのは、2022年8月9日(火)の午後4時前ごろ、現場となったのは鹿児島県曽於市末吉町にある高岡小学校の校庭でした。
この学校の校長である、値安子さん(57)が折れたイチョウの木の枝の下敷きになっているのが発見されました。
発見当時にすでに値さんの意識はなく、すぐに病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡しました。
参考:折れた大イチョウの枝の下敷きに…草刈り中の小学校校長が死亡 鹿児島
値安子さん死亡の原因は何?樹齢160年の大木
枝が折れたイチョウは「樹齢160年を超える大イチョウの木」とされており、折れた枝は直径が30cm、長さが8mほどあり、仰向けになっていた値校長の足にのっていたとされています。
学校にいた教諭の話として、バリバリという大きな音がしたため校庭に出ると草刈り中だった値校長が倒れていたということです。(草刈り機を使っていたようですが、それでの怪我ではないとされています)
詳しい死因についてはまだ明らかになっていませんが、木が枯れてきているためにおきたのであれば、同様の事故がまた起きる可能性もあり、事故原因の早急な調査が望まれます。
曽於市立高岡小学校は現場どこ?
現場となったのは、校庭にある木だったとされています。
曽於市立高岡小学校:鹿児島県曽於市末吉町南之郷
亡くなられた値安子校長について
亡くなられた値校長についての情報は次のとおり。
学校は夏休み中だったと考えられますが、当時校長先生が自ら草刈りなどを行っていたと考えられ、子供達からも好かれる先生だったと思われます。
名前:値 安子
年齢:57歳
性別:女性
職業:校長(公務員)
学校:曽於市立高岡小学校
死因:不明
夏休み中の小学校で起きた事故にネットの反応
学校の木や草の管理は校長の仕事ではない。市の施設課や校務主任、用務員さんの仕事。つまり、この校長はやらなくてもいい仕事を昨日のような猛暑の中、進んでやっていたことになる。子どもが大好きで、仕事熱心な方なのだろう。運が悪かったとしか言えないが、大好きな子どもたちが巻き込まれなかったことが唯一の救いかな。ありがとう、校長先生。本当は無事に定年を迎え、ゆっくりとした老後を過ごして欲しかった。
校長先生と夏休み明けの再会を楽しみにしていた子へのフォローをお願いいたします。せめてもの救いは児童が巻き込まれて犠牲にならなかった事…亡くなった校長先生はそう思っているんじゃなかろうか。無念であっただろうが、校長先生の遺志を尊重して子どものケアを行って欲しい。
猛暑の中でも学校の環境整備に校長自ら草を刈る。部下の教員にやらせるのではなく自分で動く、頭の下がる思いです。こんな立派な人物がこのような事故で亡くなるとは不運にもほどがある。校内の樹木管理には設置者の責任がありますから総点検を早急に行うべきです。亡くなった校長とそのご遺族にはお悔やみの言葉を。
私の中学時代の校長先生も、長靴を履いてまで、率先して校庭の手入れをしていました。その校長先生の事を悪く言う人はいませんでした。きっと、この校長先生もそんな方だったのだと推測します。そう思うと、悲しいです。どうしていい人が、こんな目に遭わなければいけないのでしょうか?この校長先生のご冥福を、心よりお祈りします。
学校の敷地内にある樹木って、誰が管理しているのだろう。公立なら市町村?それとも学校の職員?古い大木は危険な場合もあると思いますが、樹木の専門家じゃないと素人には見た目だけではわからないですよね。不幸な事故でショックですが、管理責任はどこにあるのだろう、と思いました。
長さ8m、直径30cmなら通常は枝じゃなくて立派な木の大きさ。直径10cmの枝でもヘルメット割れますからね。落ちてきたらひとたまりもない。暑い中、校長が率先して校内整備。きっと人格者だったんだと思います。