大型の台風17号は今日(9月22日)の夕方から夜にかけ長崎県に最接近するものとみられていて、交通機関で運休が相次ぐなど市民生活への影響が広がっているとのことです。
現在までの情報を調べてみました。
もくじ
台風17号の現在状況について
大型の台風17号は、22日17時半現在、長崎県や佐賀県を暴風域に巻き込みながら北北東へ進んでおり、夜間19時以降には九州北部に最も接近するとみられています。
その後、23日は速度を上げながら日本海を北上し、温帯低気圧に変わりながら、夕方には北海道に接近する恐れがあるとのことで、移動速度が速いため、離れていてもあらかじめ準備をしておくのがよさそうです。
22日午後、台風17号の暴風域に入ったとみられる、長崎・対馬市の中心部にほど近い厳原港(いづはらこう)。
午前中は、雨・風ともに比較的穏やかだったが、昼過ぎから次第に強まってきた。
対馬市は22日午後、暴風域に入ったとみられ、午後5時半現在は、大粒の雨が地面を激しくたたきつけている。
長崎県の広い範囲が台風の暴風域に入っていて、長崎市野母町(のもまち)で、午後4時前に、最大瞬間風速38.2メートルを観測した。
引用:テレビ長崎
9月22日(日)14時推定
存在地域 長崎県五島市西北西約60km
大きさ階級 大型
強さ階級 //
移動 北北東 30km/h
中心気圧 975 hPa
最大風速 30 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 45 m/s
空の便(飛行機)の運行・欠航に関する情報
台風17号の影響で、国内の空の便に関しては22日現在で合わせて482便が欠航や欠航が決定がされており、これからも増える可能性があるとのこと。
▼9月22日 17時現在の欠航情報
全日空は、九州地方の空港を発着する便を中心に151便、
日本航空は、九州地方の空港を発着する便を中心に126便、
ソラシドエアは、九州地方の空港を発着する便を中心に44便、
ジェットスターは、福岡を発着する便を中心に40便、
日本エアコミューターは、福岡や鹿児島などを発着する39便、
スカイマークは、福岡や長崎を発着する26便、
スターフライヤーは、福岡や北九州を発着する便を中心に21便、
フジドリームエアラインズは、福岡を発着する便を中心に20便、
ピーチ・アビエーションは、福岡と長崎を発着する6便、
日本トランスオーシャン航空は福岡と那覇を結ぶ5便、
春秋航空日本は、成田と佐賀を結ぶ4便。
※引用:NHK NEWS
鉄道・バス・新幹線等の運行状況
現在、九州の各地域では鉄道やバスに大幅なダイヤの乱れ、運休といった対応がされており、台風が来る前に移動を考えた人で混みあっていたようです。
新幹線に関しては、山陰新幹線が博多-岡山間の運休が発表されており、これからの影響によっては運休される期間も長引くとみられています。
【山陽新幹線】 台風 運転取り止め
19時00分更新当事象の履歴
山陽新幹線は、台風接近に伴う九州新幹線内での強風のため、次の区間で列車の運転を取り止めます。
【博多⇒新大阪方面行き】
みずほ608号 博多駅~岡山駅間
※これ以降の列車も、運転を取り止める場合があります。
影響線区
山陽新幹線
博多 から 岡山 まで 一部列車運休
明日、9月23日の状況に関しても機材繰りの影響や、風や雨の影響が残ったりを懸念して全日空や日本航空などの一部の便ですでに欠航が決まっているとのことです。
もし、飛行機を利用する予定がある場合は、航空各社はホームページなどで最新の運航情報をリアルタイムで確認していくのが確実です。
台風17号のこれからの進路予想・各地の天気
進路からは外れた千葉県にも影響の恐れ
関西から関東にかけては当初の予想進路からは離れているものの、強い風などの影響が出るとみられ、千葉県は風でブルーシートが飛んでしまう恐れがあるとして、注意が呼びかけられています。
宮崎で竜巻発生!?
22日朝、8時半ごろに突然の突風によって鉄塔が倒れ、車が横転、窓ガラスが割れ、屋根が飛ぶなどの被害が出たとの情報がありました。
鉄塔を大きく曲げてしまうほどの風の強さ、想像するのが難しいですが、千葉県に大きな影響を与えた台風15号と同じかそれ以上の風が瞬間的に吹いたとみられます。