3月27日の昼すぎ、大阪府枚方市香里ケ丘4丁目にあるマンション(団地)の一室で火事が発生しました。
この火事でベランダから逃げようと飛び降りた男性が負傷し、その後に死亡しました。
ひとたび火災が生じると大きな被害が出てしまうこともある団地での火災、、何が原因だったのか?
もくじ
枚方市香里ケ丘の団地で火災、住民男性が死亡
この火災がおきたのは、2023年3月27日(月)の正午すぎごろとされています。
現場となったのは、大阪府枚方市香里ケ丘4丁目にある5階建てのマンション(団地)の一室で、マンションの清掃員からの通報で事態が判明しました。
通報によって消防車など18台が駆け付け消火活動にあたりましたが、火元となった3階の部屋が焼けたほか、上階2部屋にも火が燃え広がり、約2時間後に消し止められています。
この火事で火元の部屋の住人とみられる男性(70代)が逃げようとしてベランダから飛び降りて病院へ搬送され、当時は意識がありましたがその後に死亡したことが明らかになりました。
また、上階である4階に住む女性(89)も煙を吸うなどして病院へ搬送されています。
参照:大阪・枚方市の5階建てマンションで火事 避難でベランダから飛び降りた70代男性死亡
団地火災の原因や飛び降り後に死亡男性の死因は何?
この火事の原因については警察などが調査をしており、まだ判明していません。
また、飛び降りた男性について死亡の原因については詳細が判明していませんが、飛び降りによる負傷より火事での火傷が原因ではないかとした情報が一部で出ているようです。
マンションなどの建物では、ベランダの壁を破って隣の部屋に移って逃げるといったことがイメージされますが、現場映像からみるとベランダ部分が独立しているように見え、壁を破って避難をすることができない状況で、玄関などからも逃走が難しい状況であったために飛び降りを選択したようです。。
また、死亡した男性の名前など詳しい情報は明らかにされておらず、負傷したとされる上階に住む高齢女性の状態も不明となっています。
枚方市香里ケ丘4丁目の団地火災の現場映像
枚方 香里ヶ丘の団地で火事だ pic.twitter.com/4wvgd3iJ4G
— みこ (@mico3775) March 27, 2023
近場で火事、緊急走行車両がやたら走って来る pic.twitter.com/LUeEkOW084
— Ganさん (@im_gan) March 27, 2023
香里ケ丘の団地火災の現場どこか判明
火災が発生したのは下記の場所にある団地で、また死亡した男性の部屋が火元と考えられているようです。
UR都市機構香里が丘西地区団地D-39棟(大阪府枚方市香里ケ丘4丁目)
団地火災での住民飛び降り後に死亡ネットの声は
映像の様な構造だとプライバシーは守られるけどこういう避難時に隣に逃げられない。二階なら助かったんだろうけど高齢者は地上に近い階の方がいいんだろうね。火事で死ぬなんて普通は考えないからな。ご冥福をお祈りします。
このベランダが分かれているタイプは生活が隣と干渉しなくていいが、ベランダの壁を破って横に移動出来ないのは、火災との相性が悪いとしか言えない。普通は玄関とベランダを経由した階段等の2種類の避難経路が必要になるが、階数がさほど高くないので避難はしごの設置基準の人数に達しない等あるのだろうか?
火事は怖いですね。特に集合住宅だとそれぞれの家庭が火の管理は常に気をつけないと自分のところだけで済まなくなるし、いくら気をつけていてもちょっとしたことからぼやや火事はどこでも起きかねません。マンション住まいでもあり、こういうニュースはショックですし、火にはより気をつけよう、ベランダの避難はしごなども完全に業者まかせではなくたまには点検しよう、と思いました。高齢でなかったとしても、いざ火が出た時に冷静に対処できるか、と言われるとあまり自信が持てないものです。
かなり昔の話になるが、ホテルニュージャパンや千日前デパートの火災の時も、大勢の人がビルから飛び降りて亡くなった。高層の建物の火事の時、普段ならこの高さから飛び降りたら助からないと分かっていても、有毒ガスを含む煙に巻かれたり、熱気に巻かれると、逃げ場を失ってそうした判断も出来なくなって、逃れるようにして飛び降りてしまう。多分、自分も同じ立場に立ったら、そうしてしまうような気がする。それだけに、こうした高層階での火災は怖い。
こういう構造の建物だと、隣には逃げられないから、避難はしごで下階に逃げられるようになってるはずなんだけど、どうだったんだろ。ベランダに避難はしごがあるおうちの方々、いざという時に使えるか、今一度確認しておくことをお勧めします。
地震災害訓練はするだろうが火災訓練はしてるとこ少ない。出来たら消防が積極的に火災訓練を年に1度くらいは呼び掛けて強めてほしい。高齢者増えるとこうした逃げ遅れ増える。高齢者でもキチンと日頃から火災訓練していれば逃げることは出来ると思う。消火器や火の消し方は学校でも教えるが、その後の避難に対しての訓練が少ないと思う。