【速報情報です】
2019年12月19日(木)の15時21分頃に青森県で最大震度5弱を観測する地震が発生しました。
震源地は青森県東方沖でM5.5を計測していますが、この地震による津波の心配は現在ありません。
※この情報は新しい情報がわかり次第、随時更新していきます。
青森県階上町で震度5弱 津波なし
映像は地震発生時の青森市の様子です。https://t.co/0RLxliuoIW#nhk_news pic.twitter.com/jSlQS9UOQU— NHKニュース (@nhk_news) December 19, 2019
もくじ
■地震情報詳細
・発生日時 :12月19日15:21頃
・震源地 :青森県東方沖(北緯40.5度、東経142.2度)
・震源の深さ:約50km
・地震の規模:M5.5(推定)
※現在、津波の心配はありません。
※3~4日ほどは余震の可能性もあるため注意が必要とされています。
■震度3以上が観測された市町村
【震度5弱】
・青森県
階上町道仏
【震度4】
・青森県
八戸市湊町、八戸市内丸、八戸市南郷、三沢市桜町、おいらせ町中下田、三戸町在府小路町、五戸町古舘、青森南部町沖田面、青森南部町苫米地
・岩手県
久慈市枝成沢、二戸市福岡、二戸市浄法寺町、軽米町軽米、野田村野田、岩手洋野町種市、一戸町高善寺
【震度3】
・青森県
青森市花園、八戸市島守、十和田市西二番町、むつ市金曲、むつ市金谷、平内町小湊、外ヶ浜町蟹田、野辺地町田狭沢、野辺地町野辺地、七戸町七戸、七戸町森ノ上、六戸町犬落瀬、横浜町林ノ脇、東北町上北南、六ヶ所村尾駮、おいらせ町上明堂、東通村砂子又蒲谷地、東通村白糠、東通村砂子又沢内、五戸町倉石中市、田子町田子
・岩手県
盛岡市山王町、盛岡市薮川、盛岡市渋民、宮古市田老、久慈市川崎町、久慈市長内町、二戸市石切所、八幡平市田頭、八幡平市叺田、八幡平市野駄、滝沢市鵜飼、葛巻町葛巻元木、葛巻町消防分署、葛巻町役場、岩手町五日市、紫波町紫波中央駅前、矢巾町南矢幅、普代村銅屋、九戸村伊保内、岩手洋野町大野
・北海道
函館市泊町
・秋田県
鹿角市花輪、小坂町小坂砂森
青森近辺での過去の大地震について
青森県から宮城県にかけての太平洋側沖合では、1896年の明治三陸地震(M8.2)、1933年の三陸地震(M8.1)、1968年の十勝沖地震(M7.9)、1994年の三陸はるか沖地震(M7.6)ようにM8程度の巨大地震が発生しています。
過去の記録を見ても30~40年ほどの周期で大きな地震が発生しているようです。
青森で30年以内の大地震の可能性は90%
2019年2月26日、日本政府の地震調査研究推進本部では、青森県東方沖から房総沖にかけての日本海溝沿いで、今後30年以内に宮城県沖などでマグニチュード(M)7級の地震が発生する確率は90%であると発表をしています。
地震発生時にするべき行動は?
室内で地震が起きた場合
屋内で大きな揺れを感じたら、まずは丈夫なテーブルや机の下などにもぐり脚をしっかり握り、揺れがおさまるのを待ちましょう。
※家具などの落下に備えて座布団やクッションなどで頭を保護。
避難経路の確保も重要ですが、慌てて外に飛び出すのは大変危険なため揺れがおさまるまで一旦待ちましょう。
丈夫な家具(※ただししっかりと固定されており転倒などしない場所)の隙間が生存率が高いスポットとされています。
寝室はガラスや照明器具によるケガに注意
寝室で地震があった場合は、布団や枕で頭を保護してください。
ベッドの下なども安全な場所として候補となりますが、窓ガラスなどが割れた場合は足元に注意が必要です。
トイレやお風呂では避難経路の確保をする
トイレやお風呂といった場所は、狭い分周りに柱が多くて丈夫であるといわれていますが、地震によって家がゆがみ扉が開かなくなってしまうといったこともあります。
そのため、扉を開けて避難経路を確保して揺れが治まるのがよいとされています。
※トイレのタンクや小物、お風呂場では鏡の落下などに注意
エレベーターからはすぐに脱出
エレベーター内で地震があった場合は、すべての階のボタンを押して最初に止まった階ですぐに脱出してください。
エレベーターが止まってしまった場合、救助までに時間がかかる可能性があります。
もし、その場合も慌てずに非常ボタンで救助を要請します。
最後に
地震の際は急なことで焦ってしまいがちですが、一呼吸おいてあわてず騒がず迅速な行動が求められます。
ないにこしたことはないですが、普段から防災に意識を向けていざというときのことを考えておくのがよさそうですね。