大阪府が3月15日に、府庁舎管理課に勤めている60代男性職員が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことを発表しましたが、その男性職員が発熱などの症状が出た後にもマスクをせずに5日間に渡って出勤を続けていたことが判明し話題となっています。
この問題に関して、大阪府の吉村知事が怒りのコメントを出してします。
今回、この大阪で起こった感染拡大を引き起こした職員に関して調べてみました。
もくじ
大阪府庁舎管理課の60代男性職員がコロナウイルス感染拡大行動!
問題行動を起こした男性職員ですが、2020年2月下旬にかけて10日間のフィリピン旅行を行い、帰国後の3月2日に発熱などの症状が出ていましたが、5日間に渡ってマスクなしで出勤を続けていたとされています。
また、その後に検査を受けて、3月14日に検査結果で新型コロナウイルス陽性と判明しました。
大阪府はこれを受けて、同じ職場の4人に対し、自宅待機を指示しています。
職員は空調設備の保守・管理を担当し、来庁者や他の部署の職員とは接していないとされていますが、不安の声が広がっています。
▼60代男性職員のコメント
「マスクをしても効果がないと思った」
大阪府庁舎管理課はどこにあるのか?
庁舎管理課に勤めている人物ということですが、調べると総務部に「庁舎管理課」といったものがあるようです。
さらに出ている情報では「空調設備の保守・管理を担当」とあるのですが、総務部で庁舎管理課があり、その中でさらに分かれているのかは不明です。
大阪府庁舎管理課の60代男性職員は誰?名前や画像は?
今回の問題となっている、大阪府の60代の男性職員に関しての情報ですが、現在のところ名前や画像などは公開されていないようです。
大阪府の発表によると、職員は兵庫県三田市に住んでいる人物で、3月14日に兵庫県が県内の感染者として発表しているようです。
3月2日から発熱やせきなどの症状があったものの3月11日まで出勤しているといった情報もあります(5日間の出勤とのことなので休日などを挟んだのでしょうか)
3月12日に38度の発熱と呼吸困難の症状が出てからは仕事を休み、14日に感染が判明したようです。
フィリピンへの旅行は私的なもので、2月20日から29日まで行われていたようですが、感染との関連は不明とされています。
大阪府は感染した職員と同じ府庁大手前庁舎の執務室で働く4人について、濃厚接触の可能性があることから、2週間をめどとする自宅待機を指示していますが、現在のところ発熱などの症状を訴えている人はいないようです。
▼太田浩二総務部長のコメント
コロナ感染者の自分勝手な行動が拡大中!
最近、コロナウイルスと知っていながら、感染を拡大するような行動を故意にしたり、「コロナに感染している」といって世間を騒がせる人物が徐々に出てき始めています。
故意ではなく、潜在的な(症状などもでておらず自身もわからない)感染者の場合は、仕方ないのですが、これだけ世間でコロナに対する注意喚起がされているにも関わらず、こうした行動をする人物の出現は、大きな問題です。
マスクに関しては一部効果がないといった意見も出ていますが、感染予防というよりは、感染者が他の人物に感染させることを抑制するために一定の効果はあるとされています。
もちろんマスクをしていても濃厚接触で感染のリスクはあるのですが、一人一人が予防と対策をすることでその感染リスクは大きく下がると思われます。
自分だけは大丈夫といった意識を持って行動するのではなく、もしもを考えての行動が感染拡大を食い止める一番の対策ではないでしょうか。
大阪府庁舎管理課の60代男性職員は誰なのか?名前や画像は?
コロナじゃないにしても、熱があればインフルや風邪の可能性が高い。外出や職場だけではなく、家族に移さないためにも家でもマスクをするのは当然。
マスクは自分が感染するのを防ぐ効果は低いかもしれませんが、人に感染させないようにするためには必要なはず。どちらも効果がないと勘違いしている人がいるのかしら。だったら啓発が必要ですね。
発熱があれば咳がなくてもマスクをする、が正しいのでしょうか。咳をしてないならマスクは不要、発熱があれば仕事を休む、と言われていると思います。
咳の有無の記載がありませんが、マスクをするかしないかより発熱で勤務したことが問題だと思います。
不要不急の渡航をしないよう政府は要請していますが、この時期に何が目的でフィリピンまで行ったのでしょう。結果論になりますが、フィリピンに行かなければこんな事にはならなかった。
新型コロナに感染することは、罪じゃないし、仕方がないこと。しかし、陽性であることを知っていて、周囲に対してガードの努力が足りない人の場合は、大きな「罪」がある。
先日の「俺は、コロナだ。うつしてやる!」なんかは代表的な例だ。その点を、もう一度社会的に認識してもらうように啓発すべきだろう。
フィリピンから帰って発熱している事を職場の上司は知っていたらしい。昨今の状況だとこの時点で出停、検査だろ。マスク以前の府の対応がぬるい。
熱出て出勤は勿論問題だけど、後々、判明したら言われるの分かってたのに、何でマスクすらしなかったんだろ。
効果ないって、咳出ても出なくても、喋ったらツバ飛んでうつすかもしれないじゃん。濃厚接触者の人からしたら、納得出来ないんじゃない?
マスクなくても、せめてハンカチとかで手作りマスクでもしてたら、多少は周りへの配慮の気持ちもあったのかなと思えるかも知れないのに。
この時期は尚更、熱があれば休める職場環境を作って欲しい。税金で賄える公務員給与保障があっても休めないのなら、休める民間企業をたたえなければならない。
最後に
コロナウイルスの感染拡大にともなって様々な問題が浮き彫りになっていますが、それにともなって危機管理意識の薄さも問題となっています。
一人一人が少しずつ気を付けるだけで、感染の規模やリスクは大幅に縮小されます。
「手洗い、うがいなどをこまめにしっかりとする」といったことだけでも大幅にリスクが軽減できます。
手間であり面倒でもあるかもしれませんが、感染してからでは、拡大させてからでは遅いので、正しい知識を持っての行動が望まれます。