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こてはし温水プールで有毒ガス発生、利用者非難原因は職員のミス?塩素ガスで立ち入り禁止

こてはし温水プールで有毒ガス発生

6月15日の午前、千葉県千葉市花見川区にある温水プール「こてはし温水プール」で有毒ガスが発生し、利用者などが避難する事態が発生しました。

当時340人以上が利用していた状況でのトラブル、何がおきていたのか?

こてはし温水プールで有毒ガス発生

この事態がおきたのは2023年6月15日(木)の午前11時過ぎのこと。

現場となったのは千葉県千葉市花見川区にある市営プール「こてはし温水プール」でした。

「有毒ガスが発生して、利用者が避難している」

通報をしたのは職員で、当時プールの利用客およそ340人がいましたが、体調を崩した人は確認されていません。

この事故がおきた原因はなにだったのか?

参照:温水プールで“有毒ガス発生” 約340人の利用者避難、職員が目の痛み訴え 千葉市・花見川区

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原因は職員による人為的ミスか?消毒薬の入れ間違え

この事故の原因はプールの男性職員(64)が地下1階にある機械室でプールの水を消毒するための「次亜塩素酸ナトリウム」を補充しようとしたところ、誤って「ポリ塩化アルミニウム」を入れてしまったことによって、有毒の塩素ガスが発生したとみられています。

消防がプールのある施設内で塩素ガスを検出していて、立ち入りが禁止となっています。

また、男性職員(64)が目の痛みを訴えているということですが、命に別状はないとされています。

【速報】千葉市の温水プールで“有毒ガス発生”の通報 利用者避難|TBS NEWS DIG

千葉市、こてはし温水プールについて

今回の事故がおきたのは下記の場所にある市営のプール。

ウォータースライダーや流れるプールなど水遊びを楽しめる場所で市民からも人気のスポット。

こてはし温水プール(千葉県千葉市花見川区三角町750)

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あわやの危機にネットの意見は

この種の人為的ミスを防ぐには、投入する機器や薬剤の配置に加えて一見して違いが分かる様にする事が必要だろう。両者の投入口と薬剤容器の色を、例えば一方はそれぞれ赤に合わせ他方は黄色で合わせるなどするだけでも、かなりの誤投入防止効果はあると思う。

慣れによる流れ作業はミスを誘発する。人間は思い込みやうっかりミスをするもの、ミスをしないではなく、ミスを防ぐ取り組みを組織全体でしないと、いくら1人が気をつけても違う人がミスしたら何の意味もなく、誰もが安全に作業できる環境を作ることが重要。

よく、利用しています。リニューアルしてまもないですよね。今日…千葉県民の日で、公立や私立の県内の学校は休みの学校も多いから、利用客も多かったのでしょう。と、なると利用客の大半が小中学生だったのかな。大事に至る人が出ていないようなのでまだ良かったです。

普通プールとかなら塩素は大型のタンクから小型のタンクにポンプで移して使用し、凝集剤は別のタンクに18ℓポリタンクで補充しながら使う感じだと思いますが単純にその「塩素」と「凝集剤」を混ぜてしまったんですね。どちらかをボロ布にしみこませた物で、うっかり別の薬品をふき取っただけで塩素ガスが発生し発熱して布はボロボロになります。一度に大量に薬液を混ぜたら発熱と白煙が発生しますから大変です。

被害が広がらず 良かったです。プール 職員の方の迅速な判断で 利用者の方を避難させる事ができた 、これも日頃の訓練の賜物でしょう。 消毒薬剤を 間違えて入れてしまったと言う事ですが 、それを迅速に 報告し 対応した事に対しては 素晴らしいと思います 。と言って ミスした のは残念ですが 、それでも隠すことなく すぐに 避難を要請した事は 正しいことでした 。今時の日本の 企業は すぐに 隠蔽したがるので プール 職員の対応は 適切でした。

次亜塩素酸ナトリウム」と「ポリ塩化アルミニウム」は混合厳禁の組み合わせ。本来保管場所を別々にし、内容物や目的、混合禁忌が直ぐに分かるように表記して管理すべき物資でしょう。また、何人で作業していたか分かりませんが、できれば複数人で薬品を確認し、投入時も複数人で監視することが好ましいと思う。
私も若い頃に化学物質による疾病をきたし、労災認定受けていますが、やはり化学物質の保管・管理方法に問題があったことが原因。今回は市民に被害が出なかったようだが、薬品の管理や扱いは、しっかりしてほしいと切に思います。