今、若い発明家のニュースが話題となっています。
神奈川県の小学6年生の守田貫一郎くん(12)が、洗濯ばさみを入れると同じ向きで積み重なる「洗濯バサミ収納具」を考案し、特許を取得しました。
今回は、この特許取得をした守田くんに焦点を当てて調べてみました。
小学生発明家の守田貫一郎くんの話題について
今回、特許を取得した「洗濯バサミ収納具」、作成方法は至って簡単。
まず、厚紙などで細長い筒状の容器を作り、その中に軸となる竹ひごを取り付けるといった構造で、竹ひごに洗濯ばさみを通すと、変化を付けた内壁に沿って同じ向きで落ちる仕組みとなっており、洗濯ばさみは下から取り出せる構造。
洗濯バサミ収納具を発明したきっかけは、自宅で洗濯物の取り込みを手伝っていた際に、洗濯ばさみを取り出しやすい収納道具があればと考えて、夏休みに作成したようです。
夏休みの作成といえば「夏休みの自由研究」、そうした機会を活かして特許を取得できるものを作成する工夫と想像力、これからに期待がもてますね。
小学生発明家、守田貫一郎くんとは?
名前:守田 貫一郎(もりた かんいちろう)
年齢:12歳
住所:神奈川県平塚市
学校:神奈川県平塚市立吉沢小学校6年生
家族:父親と母親、兄弟などはは不明
備考:「洗濯バサミ収納具、洗たくバサミまとめるくん」で2019年11月に特許を取得
特許取得した、洗たくバサミまとめるくん
こちらは特許取得が行われた「洗たくバサミまとめるくん」についてわかりやすく説明されたものになります。
・洗濯バサミ5の穴に、中心軸体3を挿通する
・洗濯バサミ5が落下
・落下する洗濯バサミ5が落下姿勢規制部34の傾斜端面38にぶつかると、洗濯バサミ5の向きが一方向に揃えられ、積み重なる
・洗濯バサミ5を取り出すときは、洗濯バサミ5を摘まんで引っ張るだけ
※https://shiningip.com/より引用
特許取得に至った経緯は?
「洗濯バサミ収納具」で特許を取得するまでの経緯は、2018年度の市児童生徒創意くふう展で小学生の部1位の市長賞を受賞したことがきっかけ。
その審査員長を務めた弁理士の福村直樹さんの提案によって、2019年3月に特許を出願して11月15日付で特許権が登録されることになりました。
平塚市によると小学生での特許取得はとても珍しいとのことです。
小学生の特許取得に賞賛の声
あったらいいなと思ったものを実現できたことが素晴らしい。お子さんがしてみたいことを応援していくことができたこともよかった。
どんどん磨きをかけて、新しい世代ならではの視点で世の中を便利にする発明を期待します。
私の母親は便利グッズが流行るのを見るたびに「こういうのがあったら良いと私は前から思ってた!私の方が先に思いついてた!」と言っていた。
思いつくのは誰にでもできるけど、この子みたいにカタチにしなきゃ意味ないんだよな。
素晴らしい!特許云々ではなく、この子のような発想力がこれからの時代を担ってく。
全ての子供達が大人になり活躍できる環境を我々大人が作らないといけない。この子はもちろん、たくさんの子供達が活躍してくれることを期待してます!
やっぱり普段の何気ない時に気がついてそれを行動に移せるような人がこれからを支えていってくれるんだろうなー。一見、あったら良いなーをよし作ってみよう、こんなのなら良いかもとはなかなか思いつかないもの。すごいな。