3月23日の午前、岐阜県坂祝町にある「坂祝駐在所」で、男性巡査長が頭から血を流して倒れているのが発見され、その後に死亡が確認されました。
現場の状況から拳銃自殺を図ったとみられており、警察が捜査をしています。
拳銃による自殺はつい先日にも起きており、また警察官による拳銃の不適切な扱い方も問題となっています。
坂祝町の駐在上で男性巡査長が拳銃自殺、、
この事態が明らかになったのは2023年3月23日(木)の午前10時20分ごろとされています。
現場となったのは岐阜県警の加茂警察署、坂祝駐在所にあるトイレで、地域課所属の男性巡査長(26)が、頭から血を流して倒れているのを同僚の警察官が発見しました。
男性巡査長は約40分後に搬送先の病院で死亡が確認されており、トイレからは実弾1発が発射された拳銃が見つかっています。
現場に争った形跡がないことなどから、警察は巡査長が携帯していた拳銃で自殺を図ったとみて調べています。
参照:駐在所のトイレで頭から血を流し倒れる 男性巡査長(26)が死亡 拳銃で自殺を図ったか
続く拳銃による自殺、その動機とは?
死亡した巡査長は2020年4月に採用されたばかりで、発見された当日は通常通り午前8時半に出勤し、同僚とともにパトカーでパトロール中に駐在所に立ち寄っていたとされており、午前10時頃から姿が見えなくなっていたとされています。
遺書などは見つかっておらず、周囲への自殺をほのめかす言動なども、確認されていないということです。
ただ、銃による自殺であれば銃声で気づくと思われますが、同僚が探したところトイレで倒れているのを発見したとあり「銃声で気づいた」とした情報はでていません。
坂祝駐在所の場所について
現場となったは下記の場所にある駐在所で、すぐ隣は「坂祝町立坂祝小学校」でした。
また、「駐在所」は交番とは異なって居住施設が併設されていて原則として1人の警察官が住み込んで勤務している場所のようです。
加茂警察署 坂祝警察官駐在所(岐阜県加茂郡坂祝町取組35−10)
死亡の男性巡査長の名前や身元について
拳銃による自殺と考えられる男性巡査長については詳しい情報が出ていません。
名前:不明
年齢:26歳
性別:男性
職業:警察官(巡査長)
所属:加茂警察署地域課
住所:不明
死因:不明(拳銃による自殺か)
続く警察官の拳銃自殺にネットの意見
別のニュースで女性巡査長の拳銃自殺も確認したが、、、警察特有の縦社会とか、建前上の正義とか、未だにあるのかね。若い方の自殺だけに、勝手にそんな風に思った。綺麗ごとは言わない、死にたいと思った時に拳銃は便利だと思う。
元警察官から聞いた話。「警察を辞めたい」と言う仲間がいたら、話を聞いてあげて、無理に留めない方がいいとの事。何故なら嫌々続けると今回の事件のようになるそうです。やはり警察官は人間関係が大変みたいです。
警察組織に対する無言のメッセージなのか?ただ単に連鎖反応なのか?拳銃を使用した自殺明らかに組織への不満、抵抗の現れではないだろうか。警察組織の歪んだ一面が浮き彫りとなっている事は間違いない。もし自殺が頭をよぎる警察官がいたなら、思いとどまってもらいたい。命に比したら組織内でのいざこざ、圧力など取るに足らない事ばかり警察官であるという事は人生のごく一部分でしかない事をお忘れなく。
警察でも自衛隊でも同じことだが、他の選択肢もあるのにわざわざ拳銃で自殺するのだから組織や上司に不満があるのだろう。誰かに迷惑がかかることも拳銃を自殺に使ってはいけないのは重々承知しているはずなのだからそれをいとわないのはそういうこと。しっかり調査して上司、責任者を処分すべき案件なのだが、臭いものにはフタで死人に口なしな訳なので当然ながら明らかにはなりません。そんな良い組織ならそもそも問題とはならないのです。
『巡査長の姿が見えなくなったことから駐在所で一緒に勤務していた同僚が探した』拳銃の発射音を聞いて、ではないのがすごく違和感ある文章。ある意味二人の間にはすごく距離があるようですね。岐阜県警が発表した内容をそのまま記事にしたのだろうけど、マスコミはこの違和感が気にならないのかな。
よくある警察官の自殺。これだけ頻繁すること自体が問題だと思う。調査すれば個人の問題という結果になるだろう。しかし、これだけ発生していれば、自殺に至らない問題も多く発生していることは推察でき、そうすれば個人の資質でなく、組織の問題だと思う。きっと、それは認めないだろうから、改善しない。