「刑務所を出所したらまた殺す」こうした宣言を法廷でするという前代未聞の出来事がおこりました。
その宣言をしたのは、2018年6月に東海道新幹線で乗客3人を殺傷し、殺人罪などに問われた、住所不定無職の小島一朗被告(23)
小島一朗はどのような意図でそのような主張をしたのか事件を振り返りながら調べてみたいと思います。
東海道新幹線3人殺傷事件概要
事件が起こったのは2018年6月9日21時45分すぎのこと、神奈川県の新横浜駅から小田原駅間を走行中だった、東海道新幹線「のぞみ265号」(東京発新大阪行き)の12号車において、小島が(当時22歳)が同じ新幹線に同乗していた3人を鉈で切りつけ、内1人を殺害、2人に軽傷を負わせたました。
▼事件時のイメージ画像
この事件で亡くなったのは兵庫県の会社員、梅田耕太郎さん(当時38)が首などをメッタ刺しにされたことにより死亡が確認されました。
同じく小島に切りつけられ、負傷した被害者の女性2人は軽傷ではあったもののその時の恐怖をこう述べています。
「被告と目が合ったが『無』だった。まるで感情がないようだった」
「必死に逃げた。同じ被害に遭うと思うと一生新幹線に乗れない」
また、梅田さんに対しては「命がけで止めに入ってくれた」「いなかったら何人やられていたかわからない」と感謝の意を示していました。
▼被害にあった梅田耕太郎さん
小島一朗が発した驚愕の発言の数々
小島被告はこれまでに多くの問題発言をしてきています。
事件時の犯行について聞いたときなどにはこのように述べています。
そして、今回の法廷で発言した内容がこちら、
今回の事件を起こした動機が無期懲役になって一生を刑務所で過ごしたいといったことで、その願望が叶わないのであれば再度犯罪をおかすといった主張をしています。
殺傷事件まで起こすのは稀ですが、こうした「刑務所で過ごしたい」といった動機で犯罪をおかすというのは実は多くあります。
そのため、実際に出所となった場合には再犯の可能性は非常に高そうです。
小島一朗が犯行に及んだとされる事件動機
小島はイジメを受けて仕事を辞めた後に養子縁組した祖母の家で暮らしていたようです。
そして、無職のまま1人で生きていくのは難しいと感じ次第に「刑務所に入りたい」と考えるようになり、祖母宅を家出して、野宿生活を送る中、昨年3月に心配した祖母から「いない存在だと思えばいいのかね。とにかく帰ってきなさい」との電話を受けて「養子縁組を解消される」と曲解したのが動機とされています。
これらの動機からは、働くことなく楽をして一生を暮らす方法として、無期懲役で刑務所で生活をするといった方法をとったことがわかります。
こうした自分だけがよければといった身勝手な考えで人一人の人生を終わらせてしまったその行為、許せませんね。
ネットでは怒りの声続出
小島一朗。走行中の東海道新幹線の車内で3人を殺傷した被告だ。初公判での驚愕のセリフは「見事に殺しきりました」「女性客2人を殺し損ないました」「出所してまた人を殺す羽目になったら新しいナイフを買います」コイツの育った環境などもはや関係ない。再び殺人の意志がある限り極刑以外あり得ない! pic.twitter.com/B8ZbNtRVHK
— 世間はこいつらを忘れてはならない (@dont4get7) November 28, 2019
小島一朗被告が「出所したらまた殺す」と再犯宣言
した。
いまだに両親に対する復讐心に囚われて、自分が殺
人を犯したのはおまえらの責任だと言いたいわけだ。
いつまでも両親を恨んでないで、自分の人生を自分
の判断で生きることを決意しないとね。
被害者への謝罪はそれからだな。 pic.twitter.com/4vIj1GbnTa— SIROU TAKE (@SIROU_TAKE) December 7, 2019
再犯宣言のの小島一朗被告、一生刑務所に居たい、決して死にたくは無い、反省もしていない、絶対許されないけど死んだ方がマシだと思えるような拷問にかけるだとか、光も音も無い独房に閉じ込めるとかどうだろう、実質今の態度のままで服役しても仮釈放の道は無いだろうから出所は無いよ
— yao_no_asakichi (@yao_no_asakichi) December 7, 2019
死刑を免れて計画的に無期懲役になる為に、殺害人数を吟味して殺人を犯した場合は、漏れ無く死刑にするようにしないと危なくてオチオチ外も歩けない。
結果的に殺害人数が1人で無期と
無期になる為に1人だけ殺すのでは
同じ1人でも罪の質が違う#新幹線殺傷事件#小島一朗— nai@エブリスタ 小説家になろう (@nai93693065) December 4, 2019
自分が無知なのは自覚してるし
恥ずかしいことだとも思ってるけど、
飯塚幸三とか小島一朗とか
新潟の女児殺害犯とか
納得できない判決に国民として
異議を申し立てるのはどうやったらいいの?
誰を相手に言えばいいの?— あやか (@a_y_k_gc) December 6, 2019
小島一朗「出所したらまた殺すよ。でも死刑は嫌だから2人までしか殺さないけど」
地裁の裁判員「世の中なめんなよ。反省もしていない。死刑」
高裁の裁判長「小島くんの言うのは正論だ。お望み通り無期懲役に。死刑は残虐だし。心神耗弱ってことにしてあげよう」 裁判員制度の意味あるかね?— 三枝 玄太郎 (@SaigusaGentaro) December 7, 2019
新幹線殺傷事件の犯人、小島一朗。
こいつぁダメだ。
ここまで根っこから腐ってるやつは
そうはいない。
こんな狂ったやつを死刑にできない司法は何の役にもたたない。
無期懲役ではダメ。刑期中こいつに飯を食わす金は全て税金。
国民みんなのカンパでどうしてこいつに飯を与えなければならない?— 片喰浪士 (@j6eIv3g7ymz0RJk) December 6, 2019
「3人殺すと死刑なので2人まで」「見事に殺しきった」「謝罪の気持ちはない」「死ぬのが怖い、無期懲役になりたい」東海道新幹線内で無関係の乗客3人を殺傷した小島一朗被告の判決が18日に出る。殺害されたのは1名だけだから死刑を回避して無期懲役にするのか、控訴審・最高裁判決まで注視しないと。
— 小言の唄 (@N_poruto) December 5, 2019
中国みたいに死刑囚や凶悪犯罪者は税金で食べさせるのではなく、衣食住電気代他全ての費用を加害者家族に負担させてほしい。中国では加害者家族が負担しない場合、速やかに刑が施行されるらしい…無駄な税金を使うな‼︎
#小島一朗 #新幹線殺傷事件— (@htcy_stm) December 3, 2019
小島一朗被告は、極刑にしてもらわないと出所したらまた犯罪犯すだけ。
新幹線で殺人するとか怖過ぎだよ…。日本の司法って、犯罪者に甘いの本当に何とかしてほしいわ。
時代は変わるんだから司法も変わってくれないと、永遠に被害者やその家族が報われないよ。— (˙꒳˙ )͟͟͞͞ = (@09xx_Dearness) December 3, 2019
更生の余地が100%ない。死刑以外考えられない。
再犯率100%を有期刑したら日本の司法は本当に終わります。
何の落ち度もない一般市民ではなく、存在そのものが不必要な半グレなどのカスを見事に仕留めて欲しいモノだ。
この手の連中は、誰でも良かったとホザく割には、相手を見て凶行に及んでいるとしか過去の例からしても思えない。
被害者が一人だから最近の傾向では無期になる可能性が高いですが突然家族を亡くしたご家族は犯人が思い通りに税金でのうのうと生きていくのは悲しく許せない事だと思いますね。
最後に
こうした身勝手な事件が徐々に増加してきているような気がします。
また、こういった事件を起こしても「死刑」などは避けて「無期懲役」で済ませたりする判例も多くなっているように感じるのは気のせいでしょうか。
これまでも同じような傾向にあったのが話題となり問題視されるにしたがって表面化してきた可能性はありますが、時代の移り変わりによってその時代にあった刑罰を考えていかないといけないのではないかと思います。
犯罪者や権力者を守るための法律ではなく、再犯や、それ以前に犯罪自体をなくすための法律をしっかりと検討してほしいですね。



