2022年7月22日(金)神奈川県川崎市にある「東扇島東公園」の駐車場を不法占拠していた大型バスの撤去作業が行われました。
これは川崎市の公園駐車場に、大型バスが1年以上放置されていて車体への落書きや、窓ガラスの損壊などが進んでいたことが問題視されていました。
大型バスの持ち主や、撤去後のバスの行方はどうなるのか?
もくじ
東扇島東公園の放置バスのこれまで
これは神奈川県川崎市にある「東扇島東公園」の有料駐車場に、2021年5月ごろから大型バスが放置されていた問題。
現場は東京湾に面した場所で、広場や砂浜もあって人気のスポットであり、問題となっていたバスはこの公園の入り口近くの駐車場に止められて放置されており、落書きやバスの車体が破損したり、駐車料金も滞納していて度々問題となっていました。
川崎市は持ち主に再三に渡って撤去の要求をしていましたが、それらの要求は拒否されており、川崎市港湾局が2022年7月22日(金)に所有者に代わって市が行政代執行を実施し、東扇島東公園の駐車場を不法占拠していた大型バスの撤去を行いました。
参考:有料駐車場に1年以上放置…大型バスを“強制撤去” 駐車料金66万円と作業費用を所有者に請求へ
東扇島東公園の放置バス撤去の様子動画映像
撤去当時の様子が映像などで残っています。
扇のスラムバス撤去完了 pic.twitter.com/xjLPJNCRvD
— アヘ顔おちんぽアクメボーイ"アヘ珍" (@1919aristo02130) July 22, 2022
この撤去作業に職員など動員された人数は20人近くいるのが映像に映っており、人件費だけでもかなりの額になると考えられます。
撤去費はいくら?滞納駐車料金などの合計
バスが撤去されたのは、7月22日の午後5時00分ごろで次のように宣言して、委託業者や職員らによって重機による搬出が進めらました。
なお、撤去されたバス車両は、市の保管場所で管理されるとのことで、今回の撤去に要した費用は約30万円で、これまでの駐車場代約67万円とあわせ、約100万円が所有者へ請求されるとしています。
東扇島東公園の駐車場どこ?
放置されていたバスはこちらの駐車場付近に置かれていたようですが、通常の乗用車が停めるスペース6台分横に横断する形で駐車されていました。
放置バスの持ち主の名前は誰?正体と理由は何?
放置されているバスは三菱ふそう製の「エアロクィーンI」であるようです。
市側はこれまでに所有者に対して、文書で5回、電話で約10回、4回の訪問で撤去を求めていましたが次のような暴論で拒否を続けていました。
持ち主の正体に関して、市側は把握をしているようですが、現状で具体的な名前などの情報は公開されていません。
今回の件に関して川崎市の福田紀彦市長の次のように述べています。
放置バスの撤去騒動にネットの声は
バス撤去費用所有者に請求か
どーせ払わないんだし被害届だしてどうにか逮捕できないか警察と連携しないと
あとは請求はちゃんと資産を差し押さえできるようにしないと
— k。 (@sekaiheiwa9800) July 22, 2022
こういうのは刑事事件にならないのかね? 場合によっては妨害者との乱闘も招きかねないでしょ。日本の法律は公共より人権が優先されすぎの感が否めませんね。行政の条例も罰則規定がないとか多いみたいだし、もう少し強権でも許されるのではと思うことが多いです。
この手の一般常識が通じない輩が本当に増えてきた。あちこちで放置車両で困っている行政、駐車場は多々あると思う。確実に法整備しないとダメだなと思う。隣から伸びてきた枝を切ってもダメとか、今の常識から逸脱している。
所有者の現在の所在が不明でも誰なのか分かってるならマイナンバーからたどればどこでどう収入を得てるか分からないのかな?撤去費用と駐車場代は差し押さえが当然だと思う。
「所有者に請求」・・はいかにも威勢がいいが、この所有者が1円でも払うとは到底思えない。市にしてもだいたい予想しているはずだ。市民へのポーズでなく本当に回収する気があるのなら、弁護士入れて本人の資産でも徹底的に押さえて回収すべきだろう。全国にこういう例はたくさんあると思う。期待してますよ。
当然と言えばそれまでなのだが、どうしてこうも時間が掛かるのだろう。今後は所有者との法廷闘争でまた無駄な時間が費やされることになる。法改正をして速やかに所有者の財産を差し押さえられるように、そして二度とこのような事案が引き起こされないよう、早急に国会で議論すべきだと思う!