2022年になり電車の緊急停止する事態が増えています。
7月8日の午後1時半頃、小田急線の電車内で乗客同士のトラブルが発生し、緊急停止する事態になりました。
小田急線はこの騒動で全線で1時間にわたって運転を見合わせる事態となり、約7万8000人以上に影響が出ています。
もくじ
小田急線の電車が緊急停止!非常通報装置ボタン押される
この騒動がおきたのは、2022年7月8日(金)の午後1時半ごろのこと。
当時、相模大野駅(神奈川県相模原市内)付近を走行していた小田急電鉄江ノ島線の藤沢発-相模大野行きの普通列車(6両編成)から110番通報などがあったことが事態が発覚。
さらにこの通報の直後、電車内から複数の緊急停止ボタンが押されたことによって、は線路上が緊急停車する事態になりました。
この騒動によって乗客約150人が電車を降りて相模大野駅まで歩いて移動するなどを余儀なくされ、小田急は全線で1時間にわたって運転を見合わせ、約7万8000人に影響が出ました。
原因は乗客同士の口論トラブル
この騒動の原因となったのは、乗客である20代~30代男性の乗客同士が口論となりトラブルとなっていたとされており、「乗車時にぶつかった」といったことから大きな騒動へと発展していったようです。
※列車が手前の中央林間駅に停車した際、3号車に駆け込み乗車をしてきた男性と、注意した乗客の男性との間で口論となった
乗客が駅まで降りて歩いていますが、これは乗客から、列車から降ろしてほしいとの要請があり、東林間駅と相模大野駅の間で車掌の判断で乗客およそ150人全員を降ろしたとされています。
緊急停止した際、60代の女性が転倒し、病院に搬送されていますが、大きな怪我などはないとされています。
この影響で、小田急線は1時間ほど全線で運転を見合わせ、およそ7万8000人に影響が出ましたが、午後2時半に運転を再開しています。
現場から徒歩で駅まで乗客らが歩く様子がTwitterに
小田急乗ってたら隣車両から急に人がたくさん逃げ込んできて、電車降ろされた。びっくりしたー。情報は分からない。 pic.twitter.com/JolXUCI3eI
— 武井 良祐 (@rryyoossuukkee) July 8, 2022
小田急相模大野駅付近にて、車両内で何か問題があったらしい…
不審者でも出たのかな? pic.twitter.com/lUPPTPMSZ3— ラオーク (@raork_saiyan) July 8, 2022
小田急乗ってたら前の車両から人が大量に逃げてきて後ろの車両に避難したら電車止まって線路歩かされてる pic.twitter.com/6hwVOunyXV
— @減酒ノフ (@hiroki4649Z) July 8, 2022
小田急線緊急停止トラブル当時の映像が流出
小田急線、東林間駅付近の上り線電車内で「緊急事態発生」のため、全線運転見合わせ。
当該車両から乗客が避難中 pic.twitter.com/Pucfa5bOtv
— 鍋田なべやん (@nabetanabetan) July 8, 2022
相模大野駅出発直後の下り列車は相模大野駅に戻るとのこと。
運転再開見込みはたっていない。#小田急線 pic.twitter.com/qP3Jam04Yd
— 鍋田なべやん (@nabetanabetan) July 8, 2022
小田急線上り(多分、江ノ島線側から相模大野に向けて)の車両内でトラブル発生!相模大野駅ホームは警察官いっぱい。客はホームに降りれない。 pic.twitter.com/xInAQZnrdW
— あらい むつみ (@i_muchy) July 8, 2022
小田急線、江ノ島線ではありますが、相模大野駅付近を走行中の各駅停車の車内で何かがあったため、小田原線も含め全然運転見合わせになりました。 pic.twitter.com/p9S5eVgPg2
— 虫虫探険隊『公式』チャンネル (@MMTT_20080405) July 8, 2022
電車内でトラブルをおこした乗客2人は誰?名前や顔画像
今回の騒動を起こした人物について、20~30代の男性2人だとされていますが、現状ではこの2人がどのようになったのかの情報が出ていません。
小田急線が全線1時間以上にわたって停車する大きな事態となった騒動、昨今電車内での大きなトラブルが多発している中、敏感になっているのも背景にありそうです。
小田急線前線停車にネットの反応は
公共交通機関を自身の勝手で止めた人にはきっちりと損害賠償請求をしてほしい。どれほど請求されるのかをちゃんと示した方がいいと思います。
何か最近おかしいよね。たった一人ブチ切れただけで小田急全線が止まって、今でも地下鉄との乗り入れ停止やロマンスカー運休など、計り知れない影響を与えてる。駅間で止めたからこんなに影響が大きくなったんだと思うけど、その運用も考えないとダメだねぇ。
最近あった線路に財布を落としたので電車を止めるとか、車内で口論して電車が止める原因を作るとか、乗客の生命や安全に関わること以外で電車が止まる原因を作った場合、それによって生じた迷惑料を乗客や鉄道会社が、原因を作った人に簡便な方法で請求できる様な法律を定めた方が良いと思います。
この乗客トラブルについては、痛み分けで賠償請求してほしい。決してこういうトラブルを続発させるような社会は変えないと西武池袋線でも不可抗力な運転見合わせだけなら仕方ないが、こういった人災はリスクを負わせないと増える一方だと思います。
非常通報装置しかないから押されちゃうよね。普段口論する場面見たことないと怖いよね。今後何か自分に危害が及ぶかもしれないと思うのかもしれない。車掌に通報して話せる装置またはすぐ来てくれる等のボタンもあった方が良いと思います。トラブルの対応が乗客のままではいつまでも起こりうる事例かと思います。しかし、口論だけならみんな車両移動するっていう手もありそうだが。
車両から降ろして線路脇にお客さんが避難している写真を見たけど、あの写真見たら車内でよっぽどなことは起きた、それこそ殺人事件のような..頭によぎったけど、実際は単なる客同士の口論。小田急の車掌は詳しい状況を把握できずトラブルがあったとわかった時点で躊躇することなくすぐドアを開けて客を避難させた行動は素晴らしいと思う。様々な事件が起きてるご時世なので何かあってからの避難では遅いので。ただ、車内のお客さん同士の口論なんて昔からあって、昔はその人たちからちょっと距離を置いて次の駅で駅員に対応してもらう程度だったことが、いろんな事件が起きてるから客もすごく敏感になってるなという印象。毎度毎度こういった車内口論が発生する度に全線で1時間止められてもちょっと困るなという思いもあるんだけど、これも安全のためなのか?