7月5日(月)の午後、愛知県名古屋市昭和区にある小学校で男子児童が、大怪我をする負傷をしましたが、学校側が救急車を呼ぶなどの対応をしていなかったとして大きな注目を集めています。
顔面骨折で緊急手術が必要な状態だった怪我の程度、、救急車を呼ばなかった理由とは何だったのか?


名古屋市昭和区の小学校で男子児童が大怪我
この事故がおきたのは、2022年7月5日(月)の午後1時過ぎごろのこと。
現場となったのは、愛知県名古屋市昭和区にある小学校で、当時小学5年生の男子児童が友達を負ぶって遊んでいたところ、つまずいて転倒し顔面を強打しました。
男子児童はこの際に顔面を骨折しており、搬送された病院で緊急手術を受けて現在も入院していますが、怪我を知って学校に駆け付けた母親が救急車を呼ぶまで学校側がそうした対応をしていなかったことで大きな注目が集まっています。
この騒動を受けて、名古屋市の教育委員会は「学校から詳細を聞き取って状況を確認し、必要に応じて指導してまいります」とコメントしています。
小学生男児が大怪我も119番なしの理由は?
当時、男子児童は目がぼやけていて嘔吐をするなどの症状も出ていたようですが、学校は救急車を呼ぶなどの対応をせず、学校に駆け付けた母親が救急車を呼んだとしています。
この報道を受けて、「なぜ救急車を呼ばなかったのか?」といった疑問が出ているようです。
現状ではこの理由について『外見上は怪我の程度が不明で応急処置をしていた』『母親が近くに住んでいて駆け付けるのが早かった』『養護教諭がおらず判断ができなかった』などなど色々とありそうですがまだ明らかになっていません。
今回の騒動についてネット上では次のような意見があるようです。
名古屋の小学校で顔面骨折してるのにも関わらず救急車を呼ばなかったというニュースのコメント。
医療現場経験がなくともしっかり勉強をしていれば判断できます。
看護師から転職されてきた養護教諭でも判断できずに大事になった例もありますし。
てか二種の養護教諭免許は短大卒の場合もあるし。 pic.twitter.com/jjgMknMnap— Solt(養護教諭) (@shio_dawn5) July 6, 2022
私の可愛いきょうだいも小学校のバスケゴールが倒れて大ケガ、顔面骨折した。
救急車も呼ばず鼻も歯も折れて血だらけなのをタオルで押さえてタクシーで病院へ行ったらしい。
既に結婚してた私は駆け付けはできんかったけど、学校の対応は何十年経ってもいまだに許せない。— むろおか まみ(かまだ) (@franciscamami2) April 30, 2021
※こちらは今回の件とは別
※追加情報
男子児童は、保健係のクラスメイトと養護教諭がいる保健室に行き、目がぼやけていて焦点があわないことを訴えました。男子児童は嘔吐もしましたが、学校は救急車を呼ばず、駆け付けた母親が救急車を呼びました。
学校側は目立った目の腫れや青みがなく、眼球の動きも正常に見えたことなどから学校は救急搬送しなかったといった主張をしているようです。
母親によると、男子児童は顔面を骨折していて、病院で目におよそ3センチのプレートを2枚入れる緊急手術を受け、入院中とされています。
顔面骨折、名古屋市昭和区の小学校はどこ?
今回の事故がおきた小学校については、名古屋市昭和区にある小学校ということですがどこの小学校までかは明らかになっていません。
ただ、その地域にある小学校としては12校ほどで、その中でも報道で出ている学校の外観と似ているの4校ほどあり、こちらは詳細を確認中

顔面骨折、名古屋市昭和区の小学校の対応にネットの反応
自分も体育で頭打ったとき、先生はすぐ病院に運んでくれて、同時進行で保護者呼んでくれたな。頭だし大事になったら大変だし。軽傷だったからよかったけど迅速に対応してくれた先生方には感謝している。この学校では重症度の判断を誤ったんだろう。吐いて意識が、という時点で親より救急車な気がするけど養護教諭がいなかったのかね。自分が親ならガチ切れするけど、その場の状況がわからないから学校が悪い!とすぐ叩けないけど名古屋は調査してちゃんと報告してほしいな。
学校やクラブチーム内での怪我は、救急車を呼ぶとおおごとになり聞き取り調査や報告書などもあって大変だから、なるべく身内で解決できるよう、教員や保護者が運ぶようにしていると聞いたことがあります。大した怪我でなければ良いのかもしれないけど、今回のような状況だと本当に怖いし危険だと思います。実際クラブチームに所属していたときは救急車を呼ばれた事はなく、骨折や縫合手術が必要な場合でと保護者到着まで待たせたり、手の空いている保護者が車で運んでいました。もっと負傷者の体を気遣うべきです。
うちの子は特別支援学校に通っていますが、教室で転んで腕を骨折、救急車も親も呼ばれずに帰宅すると顔は真っ青、あまりの痛みで倒れ込むように眠ってしまいました。学校からは打撲との説明でした。子供がひどく痛がるので救急で診てもらいましたが夜なのでかなり待たされ、骨折から既に10時間以上が経過していました。子供はなかなか言いずらかったり、特に障害のある子は痛みなどをうまく言葉で伝えられないので、学校の安易な判断ではなく、救急車や病院へ連れて行き指示を仰ぐなどマニュアル化してほしいです。
保育園とか幼稚園は、恐らく「人様の子供を預かっている」という意識が大前提にある園が多いと思うけど、義務教育となる小学校からは、預かっている教えている教育現場 の意識になるのかな?と感じました。今年から上の子が小学校にあがり、つい最近、救急車を呼ぶ事態が校内で起こった事を全保護者へのお知らせで知りました。結果的に、先生方の適切な処置で救急車は必要なかったくらいだったようだけど、それでもちゃんと呼んでいたので救急車で搬送されたそうで、この学校は安心できるな、と感じました。やはり頭は怖いし嘔吐もしてるなら、結果がどうであれ、救急車を呼んでも問題はないと思うんだけどな。
小教員ですが、この事案が、報道通りだとするならば、学校側の判断ミスとしか言えない事案だと思います。首から上の怪我は即保護者へ連絡、吐き気などを伴う場合は即救急車、と今まで勤めた現場では共通理解していましたし、実際にそのように対応もしてきました。躊躇せず、空振りを恐れず、通報するというのは今後、学校の安全管理上、必要な対応になってくるでしょう。消防の方とも話したことがありますが、学校での空振りは気にしなくて良いとはっきり言われました。本件に関して、詳細な状況が分かれば良いのですが。事案をしっかり調査して今後に生かすしかないと思います。何より、この子が元気に回復することを願っています。

