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原因はパワハラ?陸上自衛隊東立川駐屯地で小銃自殺陸士長、名前や顔画像経歴。過去裁判などで訴訟判決も

4月3日(日)の午前、東京都立川市にある陸上自衛隊の東立川駐屯地正門付近で、男性陸士長(19)が警備のため携行していた小銃で自殺を図りました。

陸士長は頭部から血を流しており、搬送先の病院で死亡が確認されましたが、つい先日にも警察官が拳銃自殺を行ったばかりで、責任持つべき公務員が銃による自殺といった手段を選んだ動機とは何だったのか?

また、死亡した自衛隊員の男性は誰だったのか?

陸上自衛隊東立川駐屯地で、小銃による自殺騒動

この事件は2022年4月3日(日)の午前10時40分ごろにおきていました。

現場となったのは、東京都立川市ナイル陸上自衛隊東立川駐屯地で、任務中の同駐屯地所属の男性陸士長(19)が、正門付近付近で頭から血を流して倒れているのを同僚の隊員が発見しまし、病院に搬送するも死亡が確認されました。

現場の状況などから、携行していた小銃で自殺した可能性があるとみて調べています。

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小銃による自殺の動機は何?事件経緯

死亡した陸士長は、この日正門の歩哨任務中で1人で正門の警備を担当していたとされており、待機していた自衛官が銃声を聞いて現場に駆け付けて事態が明らかに。

使用された銃は小銃で、これはライフルのように銃口が長いもので、正門警備の場合に肩ひもをつけて携行しているもので、正門で警備をするにあたって小銃を携行していたようですが、自衛隊の施設の警護のために武器を使用できるとした自衛隊法に違反する可能性があるとみて調べるとしています。

倒れていた陸士長の近くに小銃から発砲された薬きょうが2発分落ちており、残された銃弾など全てが回収されています。

現場の状況からは自殺の可能性が高いとされていますが、遺書などが見つかったといった情報はまだでておらず、動機については調査中です。

 

現役自衛官による小銃自殺の現場はどこ?東立川駐屯地

事件の現場となったのは、「東立川駐屯地」の正門付近とされており下記の場所であるようですが、この場所の付近は学校などもある住宅密集街です。

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立川、自殺の19歳男性陸士長の名前や顔画像、経歴は?

小銃で自殺を図った陸士長について現時点では名前などが公開されていません。

自殺等の場合は公開を控えられることは多いですが、銃を使用しての自殺といった場合しっかりとその原因などを把握し突き止める必要があり、銃を携帯する職業であることの責任や再犯を防ぐためにも公開を望む声も出ています。

名前:不明
年齢:19歳
性別:男
職業:陸上自衛隊隊員(陸士長)
職場:東立川駐屯地
住所:東京都立川市栄町1丁目
死因:不明(小銃による頭部の負傷か)

 

自衛隊ではパワハラによる自殺騒動が多発?関連は

自衛隊員が自殺で亡くなる人数は、毎年60~100人に上るとされており、その中では過剰なパワハラや凄惨ないじめなど、卑劣な行為が行われたことが原因のものもあります。

2015年10月、陸上自衛隊の西部方面隊に所属する男性陸士長(22)が自殺したのは教官のパワハラが原因として、両親が教官2人と国に約8100万円の損害賠償を求める訴訟をおこした事例もあります。

この裁判による訴訟判決では熊本地裁(中辻雄一朗裁判長)が2022年1月19日に国に220万円の支払いを命じるといった判決を下していますが、教官2人への請求は棄却されるといった事態となっています。

自殺した男性は2015年10月1日に、当時長崎県佐世保市にあった第5陸曹教育隊に入っていましたが、教官2人が「殺してやりたい」と胸ぐらをつかむ暴行を加えたりするなどの過酷な状況に長期間さらされていたとしています。男性陸士長は、10月7日の朝に隊宿舎のトイレで自殺しているのが発見されていました。

 
また、札幌でも9年前に自殺で亡くなった自衛官の川島拓巳さん(19)の遺族が、国に損害賠償を求めて裁判を起こしていますが、学校でも同様ですが組織だって隠蔽をされている状況も多々あるようで、なかなか進んでいないのが実情。

「私の子どもを返して」自衛隊パワハラで告発相次ぐ 母親の悲痛な叫びとは【調査報道23時】

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銃を使っての自殺にネットの声は様々

若者が小銃を自分の頭に向けるとか想像出来ない。何があった?誰かに相談出来なかった?そんな死ぬほど苦しい思いしてたのなら誰か助けてあげられなかったのか?

自殺だとして、そこまで追い込まれるようなことがあって、苦しんでおられたことには大変お気の毒だと思う。一方で、厳しい規律と自律が伴うからこそ、警官にしろ自衛官にしろ、銃を扱うことが許されていると考えると、このように本来の用途と違う形での銃使用がなされてしまうというのは、不安なところもある。

本当に残念な事案です。志を持って自衛官という崇高な職に付いたことと思いますが、悩みがあり相談したのか等と悔やまれます。日本で最も危険で、国民から期待されてる警察官と同じようにストレスや悩みは半端じゃないと思いますが、隊員に対しては厳しさと愛情を持って接して貰いたいです。

先日の駐在の巡査もそうですが、辞めるという選択肢はなかったのだろうかという意見も多くあります。おそらくですが、親兄弟なども同業が多い職業ですので辞めると心配、迷惑をかける、叱られる、顔向けできないなどのプレッシャーから無理して続け、余計に行き詰まってしまった側面もあったのではないでしょうか。

門番なら24時間勤務交代直後の事だろうから普通に小銃かな。もう10年も前だが、私が自衛官だった頃は、腕立ての最中に上官に顔を蹴られたり、夜営の訓練の際に支柱で背中を何度も殴られたり、大砲設置の時にハンマーで頭を殴られたり、当たり前に上司からのパワハラ?を超えた行為が横行していた。的にされた同期はなかなか辞めさせてもらえず、ついには脱走してやっと辞めてた。あの頃は自分も若くてこれが社会なんだって、普通なんだって思ってた。辛い時、苦しい時、逃げ出す勇気を持ってほしかった。ご冥福をお祈りします。