2021年、新年を迎えて様々な行事ごとなどが行われていますが、その中で和歌山県田辺市で行われた「新春初泳ぎ」に注目が集まっているようです。
多くの人が集まったこのイベントはどのようなものだったのか?
田辺市で開催の「新春初泳ぎ」とは?
冬の海に入って1年の健康を願う正月恒例行事として、1927年から田辺市で「田辺水泳協会」が主催として開催されているイベント。
令和3年1月2日(土)午前10時~、今年も開催がされ、3才から73才までの約100人が集まり、冬の海に飛び込む様子が全国に流れました。
こ
田辺水泳協会とは、前進である(田辺遊泳協会)が開催したものから続いていたようです。
新春初泳ぎのコロナ対策について
下記は、「新春初泳ぎ」についての対応について「田辺水泳協会」は下記のように伝えていますが、映像からみると「入水時以外、全員マスク着用の徹底」がすでに守られていないように見えるのが気がかり。
第 95 回「新春初泳ぎ」
新型コロナウイルス感染症対応
田辺水泳協会では参加者及び関係者の感染予防の為下記の通り対応します。
1.初泳ぎ参加者及び会場に入られる全員の連絡先を記録。
2.接触時間を短くする対策として開会式典を短時間に。
3.入水時以外は全員マスク着用を徹底。
4.入水者の間隔を出来るだけ広げる。
5.焚火の場所を増やし分散。
6.豚汁のふるまいを控える。
7.マスク未装着の方は会場に入れない。
8.会場出入り場所にアルコール消毒薬を設置。
9.その他感染予防に必要と思われる対策。
行事中の傷害については、主催者は一切の責任を負いませんのでご了承のうえご参加ください。
※上記から感染など、何かあっても全て自己責任といった主張のようです。
新春初泳ぎが行われた場所はどこ?
今回、新春初泳ぎが開催された場所は、田辺市扇ヶ浜海水浴場であったようです。
田辺扇ヶ浜海水浴場
和歌山県田辺市扇ヶ浜3丁目
参加者のコメント
実質無対策の開催にネットでは非難の声
今これどうしてもやらないとダメなの?
何かあったとき、どれだけ医療機関に負担がかかるか考えてみて欲しい。
“何もなかったから良かった”ではない状況やん。
どう考えてもやる意味理解出来ない、コロナ禍で三密の可能性大!急性心不全とか。
少なくとも高齢者はやるべきではない。恒例の行事であっても今この時期にやる事ではない。
いまやる必要はない。毎年やってきたから続けたいのだろうが今年はやらなくていい。
こういった意識のもちかた自分だけの問題じゃない皆で共通意識もつことの大切さ。
これがもっとも重要だと思うのだが。出る人よりも主催する人間がよくない。
何故にこのご時世、強行するのかわからない。海に入って行く人達はもちろん陸に上がってからも
何人かマスクなしではしゃいでる人をテレビで流していた。それも「毎年恒例の」と微笑ましいニュースな感じで。
いや微笑ましくないでしょ。別に自粛警察でもなんでもないけども開催する方も参加する方判断おかしいよ
保健所関係者です。例年ならほほえましいけど今年これをやる意味はあるのかと思う。
結局福袋買いに集まる人やスーパーに家族全員で行く人などやったもん勝ちの社会と思う。
毎年こう言うニュース見ますが、わざわざ冬の海の入らなくても1年の健康はお祈りできると思うw
歴史だからやっぱりしないといけないのかな?でもきっと、ほんとは危ないよね。
保健所勤務です。年末年始は24時間体制です。
イベント継続もこのコロナ禍、医療のお世話にならないよう気をつけて欲しいです。
症状の相談からクレームまで電話は止まずです。自分は無関係ではない今なので!
全国どこも感染拡大に打つ手なしのなか今目の前のことをこなす日々、みんな協力してほしい!!