8月25日、神奈川県横浜市の工事現場で、60代の作業員男性が重機ごと巨大な穴に転落したとみられる事故。
前日は現場の暗さなどによる二次被害災害の危険性から、探索が午後7時をもって打ち切られ翌日の朝からの捜索が予定されていました。
転落事故から一夜明け、作業員の安否は、、
もくじ
横浜市、小柴貯油施設跡地公園予定地で重機転落事故
この事故は2020年8月25日(火)の午後4時20分ごろに発覚したもので、横浜市金沢区の工事現場で働く工事関係者から「重機が穴に転落したようだ」と通報があったことが発覚のきっかけでした。
当時、工事現場では、男性が1人で重機による作業を行っていましたが、工事関係者が様子を見に訪れた際にはすでに現場にはおらず連絡が取れなくなっていました。
運転していた重機も見当たらないこと、近くにある直径45m以上になる大きな穴があったことなどから転落をした可能性があるとし捜索がされていました。
転落当日は暗さなどから二次災害を警戒し、午後7時で捜索を打ち切りましたが、これまでに地下タンクのふたの一部が崩落しているのが見つかっています。
※当時、穴には盛り土などで蓋がされていたといった情報があります。
26日は朝から捜索開始も難航か、、
現場は深さも幅もある大きな縦穴、捜索は26日の朝から再開される予定でしたが、穴(地下タンク)には大量の油などが混じった水がたまっていることで捜索活動が進められないということで、大量の水を抜くなどの方法が検討されていますが、捜索は難航しています。
かなりの時間が経過している中、作業員の姿はもとより大きな重機すら見使っていない状況、穴に転落をしていたとすると生存の可能性はあるのか、安否が気遣われるため、二次災害には気を付けつつも、少しでも早い発見・救出が望まれます。
工事を請け負っていた会社はどこ?
今回の工事を請け負っていた会社についてはいくつか候補が出ていますが、複数の会社が長期間に渡り工程を分けての作業を行う予定であったようで、詳細は不明です。
過去の現場(公園予定地の状況動画)
転落事故の現場は?元アメリカ軍燃料貯蔵タンク
今回の転落事故があった場所は、過去に米軍の燃料基地があった跡地であるようです。
また、この場所は公園にするために整備(工事)が行われており、今回の事故はその作業中に起きてしまったと思われます。
基地だった時代に貯油施設として使われており、直径は約45m、深さは約30mにもなる穴が開いています。
(仮称)小柴貯油施設跡地公園
〒236-0011 神奈川県横浜市金沢区長浜
穴の内部(周辺にはいくつか同じような穴があり、転落した穴と同一かは不明)
作業員の身元判明!高橋和昭さん(60)
名前:高橋 和昭
年齢:62歳
職業:会社員
住所:横浜市磯子区洋光台6丁目
転落事故発生にネットでは心配の声
こんな巨大な穴があることを知らなかったのではという報道もあるけど、もしそれが事実だとしたら、こんな危険な作業を予め知らせずに行わせるなんて、依頼先は重大な責任を負わなければならないだろうな。
どう見ても1番気をつけなければいけないのは転落に見える現場。安全対策をどこまでしていたのか?早く見つけてあげてほしい。
深さ30メートル。。とんでもなく深いし、どういう状況での仕事だったのか?穴があるっていうのを認識してるのと、全く知らなかったでは話が変わってくる。
こんな危険な場所だと分かっていたら、さすがにプロですから近づく事は無かったのでは。事前の計画に問題があったはず。会社の責任は重大ですね。
Google Earthで見たけど、この地域穴だらけ。
いくつか蓋して土で埋めた感じの所があったので、これは蓋の上で作業していて、蓋ごと落ちたのでしょうかね。
ところで作業前にそれらの事前注意事項は現場監督者からあったのだろうか。
昨日のニュースの続報ですね。ずっと気になっていました。僅かな望みかも知れませんが、まずは生存しての救出を望みたいところ。
ただ、時間も経ちすぎていますので正直難しいかと・・。
それにしても、突然できた穴ではないでしょうし、これほどの巨大な穴の近くでの作業において、リスクヘッジはどうなっていたのかと思いますね。
無策での作業だったとすれば、被害にあった作業員の方が浮かばれません。