北海道の日高地方にある新ひだか町で飼い犬がクマに襲われる被害が相次いでいます。。
野生の熊が住宅街まで出没している危機的状況、これから先の対策はどのように取られるのか?
今回は、北海道で出没が増えている中で起きた、日高地方の熊出没について調べてみました。
もくじ
北海道日高郡新ひだか町三石の住宅で飼い犬を熊が捕食!?
この事態が発覚したのは、2020年8月16日(日)の午前4時半ごろのこと。
北海道日高郡新ひだか町三石の住宅に住んでいる住人が、外で飼っていた中型犬がいなくなっていることに気づき、敷地内を探していると、クマの足跡と血痕を発見。
そのまま、愛犬の発見には至りませんでいたが、林の中に何かを引きずっていたような跡が残されており、熊が飼い犬を襲って食べた可能性が高いと考えられています。
周辺では同様の被害が確認される
今回の現場から約1キロ先のホテルでも前日の8月15日に敷地内で飼っていた中型犬がいなくなり、近くの林の中から死骸で見つかっていることが判明しています。
また、周囲では熊の目撃情報が多発しており、近隣の危険度が跳ね上がっています。
熊襲撃の住宅やホテルはどこ?
今回、熊と思われる襲撃があった場所については、ひだか町三石の地域とされています。
詳しい場所については公開がされていませんが、より山や林などが近い場所などが危険と思われます。
熊出没に対する対策は?猟友会は難しい?
北海道内ではここ数年、ヒグマの目撃が相次いでいる状況にあります。
その出没場所は住宅街から、畑などの農業、養鶏などの畜産業を営む牧場など多岐に渡っています。
熊の出没箇所は地方などの田舎であると思われがちですが、北海道は大都市であっても山間部が近い場所も多く、札幌市などでも出没しています。
熊が出没した際、地元の猟友会の協力で駆除を行うことが多いイメージですが、実際には罠を利用したりとその手法も多くあるようです。
ただ、人が襲われる事態になったりと緊急の状況になった場合、猟銃を使っての駆除が必要になることもありますが、現在こうした活動に踏み切ることが委縮されています。
そのきっかけとなったのが、猟友会のメンバーが、2018年8月に砂川市からの依頼を受けて市内に出没していたヒグマ1頭を猟銃で駆除した出来事。
警察などの了承を得て駆除したにも関わらず、公安委員会が安全確認が不十分なままの発砲だったと判断し、免許取り消しの処分をしたことで、二の足を踏む状況となってしまい、決定打に欠ける対応が続いています。
こちらは現在、裁判で係争中のようですが、人的被害などが多発して取り返しのつかない状態になるまで、事態は改善しない可能性が高いです。。
クマ出没に対して飼い犬保護を訴える声
今回の件を受けて、ネット上では飼い犬を屋内に入れることで保護を呼びかける声が上がっています。
ただ、根本的な解決が行われない限り、新たな被害や今度は人が襲われる可能性が高く、警察などの早急な対応が望まれます。
可哀想過ぎますっ︎地域の方、外飼い出来なくなりそうだとか、色々抵抗もあるでしょうがどうかノミダニ検査を受けて、室内に避難してあげて欲しいです。
外で鎖に繋がれてたら逃げられない。可哀想に。玄関に入れてあげるとか、考えないと!
今はほとんど見かけなくなったけど、外飼の犬。中型犬、大型犬でも屋内外が増えたと思う。
クマも学習するだろうから、今後飼い犬が被害に合わないためには、もう、屋内で飼育するしかないよね。ただ、自分の可愛い飼い犬がこんな亡くなり方は辛いな…
外飼いの犬を餌にすることを覚えた熊がいるなら、その熊を駆除しないと同様の被害が続くと思います。
東北の竹の子取りで被害にあった方も、人間を襲うことを覚えた熊によるものとのことでした。
こんな環境でよく住めるなあ。皮肉で言っているんじゃなしに、道民の方は度胸、勇気があると思う。
庭の駐車場に止めた車に携帯電話を忘れて、夜に取りに行ったり、夜中に家に帰ったり、夜、ダイエットで近所を歩いたり。
そんな日常の場面でも羆に出会すかもしれない環境で。凄いと思う。
外飼いで鎖の届く範囲内しか動けない犬なんてヒグマに取っては餌が置かれてるも同然になるのかな?
玄関先でも、ある程度丈夫な玄関じゃないと中に居るのを匂いとかで知って、破壊して侵入とかもあり得そうだし。
とりあえず、犬を食べた個体はまた飼い犬狙いで人里周辺を彷徨くだろうね。
でも猟友会の人が民家周辺で発砲すると猟銃の所持許可取消されるから、警察にパトロールと駆除を頑張ってもらってね。