日大ラグビー部の前ヘッドコーチを務めていた40代の男が、在任中に部員の頭につまようじを刺すなどの暴行を繰り返していたことが判明し、大きく注目を集めています。
犯行を行っていた人物は、脅迫や未成年への飲酒強要、ヤクザとのつながりや、麻薬(覚せい剤)に関する話も出ており、ネット上では驚きと呆れの声が出ています。。
もくじ
日大ラグビー部のヘッドコーチが暴力・脅迫の数々
この事件があったのは2019年度のこととされています、犯行を行ったのは、日大ラグビー部の前ヘッドコーチの男(40代)
複数の部員と焼き肉店に行った2019年11月、1人の部員の頭につまようじを7本刺したとされています。
このヘッドコーチの男は、2019年4~5月、未成年の部員に寮内で頻繁に飲酒を強要し、アルコール度数の高い酒をストレートで一気飲みさせ、酔いつぶしたり。
2019年8月に長野県・菅平高原で行われた合宿では、酒に酔った状態で恋愛について部員に指摘した際、耳や肩にかみ付いたり、顔を蹴ったりの暴行行為、別の部員にはバーベキューの時に熱々のヘラを左上腕に押しつけてやけどを負わせるといった傷害事件も起こしていました。
さらにラグビー部の寮内では、部員の尻を布団たたきで殴ったりと日常的な暴力事件を起こしていたようです。
被害にあった部員の声
日大ラグビー部の前ヘッドコーチは誰?名前や画像は?
今回の事件を起こしたヘッドコーチについて、ネット上では名前などが出ています。
※ただ、確証情報ではないため注意してください。
伊藤武コーチでしょ。ちなみに流通経済大の出身。/
日大ラグビー部で元コーチが暴行 部員の頭にようじ刺す:朝日新聞https://t.co/W6shDoMOMX— TMHK (@tmhk0) August 4, 2020
日大ラグビー部で前コーチが暴行 部員の頭にようじ刺す:朝日新聞デジタル https://t.co/RI0uSBqpCB
日大ラグビー部のページはComing Soonで閉じられててヘッドコーチの情報消えてるけど、アーカイバにはおもくそデータ残ってますなぁ pic.twitter.com/VPtcJZcY7S— ktnc (@ktnc0917) August 4, 2020
なお、日大ラグビー部のホームページは、証拠隠滅のためか現在非公開状態となっています。
※ただし、アーカイブ(キャッシュ)情報などは残っているため過去の情報確認は可能。
日大の不祥事の数々がヤバイ、、、隠蔽も常習化か?
日本体育大学の不祥事として、ニュースとして出た情報を簡単にピックアップしただけでも直近の年だけで以下のようなことがありました。
この数を見ると、表に出ているのは極々一部であり、氷山の一角であることは明らかではないでしょうか。
・2018年5月
∟アメフト部の悪質タックル事件
・2018年8月
∟チアリーディング・パワハラ被害
・2018年9月
∟水泳部の暴力事件
・2018年9月
∟ラグビー部員への脅迫・暴行
・2020年1月
∟ラグビー部員の大麻所持
体育会系の人物は先輩後輩の上下関係は絶対で、暴力や理不尽な命令は当たり前といった認識なのでしょうか??
日大ラグビー部前ヘッドコーチは無罪放免?
今回の事件を起こしていたコーチは2019年春、学生寮で未成年部員に飲酒を強要したことが直後に発覚し、2週間の謹慎処分を受けていたことがわかっています。
しかし、その後も部員の顔を蹴ったり、部員の頭につまようじを刺したりする暴力行為を続けており、2020年2月に部員からの訴えを受けて部の第三者委員会が調査を行い事実と認められました。
これによってコーチの行為を大学に報告し、大学側は懲戒処分相当としていましたが、3月に本人が辞意を伝えたため、受け入れたという。(実質大学側の具体的な懲戒処分は無し)
この飲酒事件の後に犯人は部員たちに脅迫などの行為をしていたことが明らかになっています。
ヤクザとのつながりについてなど不明点もありますが、2020年1月にラグビー部員の大麻所持が発覚しているため、出どころがこのヘッドコーチであった可能性もありそうです。
また、暴力行為や脅迫など、犯罪に該当する行為の数々が明らかとなっていますが、現在までにヘッドコーチが逮捕されたなどの情報は出ていません。
日大の不祥事連発にネットでは呆れと怒りの声、、
これは自分の立場を利用した”立派な傷害罪”ですよね?これに日大側はどう対処するのか?当然、加害者に公の場でコメントさせますよね?
暴行と飲酒強要は、刑法に抵触する犯罪。謝罪とか辞任で終わらせる話しではない。
日本社会では、師弟関係などが絡むと明らかに犯罪行為なのに、死亡などよほどのことでなければ犯罪としては不問に付される。これが体罰被害が減らない原因だと思う。
トップが変わらない限り体質は変わらないということですかね・・・。いろいろとイメージ挽回のために広報活動に奔走しているようですが
また一からやり直しと言ったところでしょうかね・・・。広報活動に駆り出された現役大学生は何と思っている事でしょうか・・・。
また、アメフト部の時と同じように、理事長は責任の所在を明らかにせず、時が過ぎるのを待つのだと思います。
大学の体質なのでしょうが、このようなことが繰り返されることに教職員や在籍学生は恥ずかしくないのでしょうか?
この大学には危機管理学部があるのですが、、、誰が受験するんですかね?!
自分たちの危機管理が全くできていない大学から何を学べと言うのか。
結局、タックル問題での一連の対応はパフォーマンスで、世間が『飽きる』のを待っていただけ。
勇気を出して会見した当該生徒の訴えはいったい何だったのか。アホらしいの一言に尽きる。