新潟市に住む飲食店従業員の30代女性の飛び降り自殺を助けたとして、自殺ほう助の疑いで秋田県横手市に住む19歳の無職少年を逮捕される事件がおきました。
自殺を行った場所は岩手県であったとされ、別々の場所に住む2人がどのようにして知り合って自殺を決行するに至ったのか。。
今回は、岩手県で起きた自殺・自殺ほう助の事件について調べてみたいと思います。

もくじ
鵜の巣断崖展望台で女性の自殺ほう助の少年逮捕!
この出来事があったのは、2020年6月4日(木)午後7時55分~6月5日(金)午前11時半ごろの間に発生したとされています。
自殺ほう助の疑いで逮捕されたのは、秋田県横手市の無職少年(19)です。
自殺願望のあった女性を岩手県田野畑村真木沢の観光名所である「鵜の巣断崖展望台」に車に乗せて連れて行くなどして、飛び降り自殺を手助けした疑い。
自殺したのは新潟県在住の女性で30代の飲食店従業員、高さ約200メートルの崖から飛び降りたとみられ、遺体が海中から発見されています。
事件発覚、自殺ほう助の理由は何?
この事件が発覚したのは6月5日(金)に展望台を訪れた観光客が、駐車場ではない場所に止められた不審車両があると通報したことがきっかけ。
その通報を受けて駆けつけた警察署員が、展望台の柵を越えて海側に立っていた少年を見つけましたが、その当時少年は意識がもうろうとしていたため、宮古市内の病院に入院をさせてました。
6月6日になって、少年が話ができる状態にまで回復したため事情を聴いて、逮捕となったということです。
※少年と遺族の話から自殺の可能性が高く、少年が手助けしたと判断のため。
地元の観光名所、鵜の巣断崖展望台の場所はどこ?
岩手県の海岸沿いにあるこの展望台は、田野畑村にある観光名所の一つで、その展望の良さから人気の場所となっているようです。
田野畑の南の海岸にあり、圧倒的な高さの断崖絶壁が特徴です。「鵜の巣断崖」の名前は、崖の中腹にウミウの巣があることに由来します。駐車場から続く松林の遊歩道は、ウッドチップが敷き詰められたふかふかの道。ゆったりとした雰囲気が好評です。500mほど先にある展望台から北を望めば、弓状にえぐられた高さ200mもの断崖が、屏風のように5列に連なる様を眺望できます。夏は涼やかな緑、秋には鮮やかに紅葉します。眼下の海は、エメラルド色もたたえるマリンブルー。白い波打ち際まで眺めることができ、旅人を魅了します。
松林の中には、鵜の巣断崖からインスピレーションを受けたとされる、吉村昭氏の太宰治賞受賞作「星への旅」の文学碑もあり、作品の一節とともに田野畑村への思いがつづられています。
鵜ノ巣断崖
〒028-8405 岩手県下閉伊郡田野畑村
鵜の巣断崖は自殺の名所、心霊スポットとしても有名?
※下記内容はあくまで噂などをまとめたもので、確証がとれているものではありませんのでご注意ください。
鵜の巣断崖は昼のその景色のきれいさとは反対に、夜は別の顔を見せることでも有名とされています。
おかしな人影や声、音が聞こえる、車に手形がついたり、足をひっぱられたといった噂などもあります。
また近年、岩手17歳女性殺害事件の被疑者(と疑われている)小原容疑者が自殺(偽装との見方が強い)を図った場所としても有名ですが、この事件自体も様々な謎が残る事件です。
この原因としては海流の関係で度々死体が行き着き発見される場所であることや、実際に自殺を行う人が多かったことからそうした噂がでてきたものと思われます。
こうした話は、最初は偶然が重なったものがその話に引かれた人物が集まり、、といったように大きな話になっていく場合もあります。
真偽のほどは定かではないですが、展望台があり整備されているといっても、崖という危険な場所であることは変わりないため、行く際には十分な注意が必要です。
自殺ほう助の少年は誰?名前や画像は?
今回、自殺ほう助として逮捕された少年について、やはり未成年ということで名前や画像などは公開されていないようです。
名前:不明
年齢:19歳
職業:無職
住所:秋田県横手市
19歳と若い年齢で無職のままであったことから、何かしらの問題が生じての悩みがあったのでしょうか?
柵の外側に立っていたところを見つかっていることから、もしかしたら一緒に自殺をするつもりであったのかもしれません。
▼罪状:殺人ほう助
六月以上七年以下の懲役、または禁錮
懲役と禁錮の違いは?
懲役刑とは刑事施設に拘置して所定の作業を行わせる刑罰で、禁錮刑は刑事施設に拘置するものであり、つまり何かしらの作業を行わせるか同課の違いであるとされています。
この内容から、刑としては懲役刑のほうが重いとされています。
しかし、禁錮刑の人も希望すれば刑務作業を行うことができることになっており、実際にそれを望む人も多いとされています。
この理由としては長期間、閉鎖空間にいるよりも体を動かしていたい、といった意識が働くためでしょうか。
自殺と自殺ほう助にネットでは様々な意見
自殺はただ死にたい気持ちだけではない。本当は死にたくないけど、死を選ばなければいけないくらいの気持ちになるほど、追い詰められることがあります。
生きる権利もあれば死ぬ権利もあるのかな、生きる喜びもあれば生きる辛さもある、自殺する人の気持ちはわからないが生きていたくないという気持ちは少しだけわかるくらい辛い事はある。
生きてることが正しくて、死ぬことが間違っているなんて、誰に言えるだろう?生きていることが、死ぬことより辛いことだってある。それを知らない人は幸せな人なんだと思う。
色んな憶測で、色んな意見が有るが結局のところ自殺した本人にしかホントのところは分からない。ただ一つ死を選ばざるを得ない程に生きる意味が見つからなかったのだろうとは思う。
この子は罰せられるのに、SNSで誹謗中傷やって自殺に追い込んだ人は罰せられないのはおかしいと思う。捜査が終わるまで分からないけど、自殺を手伝う事がその人を救うと解釈できるとも思う
自殺を肯定する訳ではありませんが、自殺する勇気があればやり直せる!とか言う人いますけど。自殺する勇気とやり直す気持ちは同じ土俵ではない。
自殺は出来ても、この世で生きながら人生をやり直す勇気はまた別のもの。他人にとってはたわいもないことも、本人にとっては居た堪れないこともある。
