茨城県日立市で2017年に、妻と子どもあわせて6人を殺害した罪に問われている父親の男に関する裁判が6月2日に行われました。
その中で容疑者の男は、事件に関する記憶がないと主張し、それを理由に弁護士が無罪を主張するといった事態が発生しているようです。
今回、2017年に起きた6人殺害の容疑者と事件、その後の裁判の流れについて調べてみました。


もくじ
茨城県日立市、一家6人殺害・放火事件の概要
こちらが事件当時の記事の文章です。
2017年10月6日の午前5時ごろ、茨城県日立市田尻町の3階建て県営アパートの一室で火災があった。
焼け跡から5人の遺体が見つかり、10代とみられる女性1人が病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。県警日立署は、殺人容疑で「自宅に火をつけてきた」と出頭してきた自称会社員、小松博文 容疑者(32)を逮捕した。
逮捕容疑は、6日午前4時半ごろ、自宅で女児を殺害したとしている。女児は長女(11)とみられる。捜査関係者によると、女児の体には鋭利な物とみられる刺し傷や切り傷があった。小松容疑者もやけどを負っているという。
他に亡くなったのは、妻(33)、長男(7)、次男(5)、双子の三男(3)と四男(3)の5人とみられ、いずれも連絡が取れていない。小松容疑者も「7人で暮らしていた」と供述している。
発見時には、寝室として使っていたとみられる和室に死亡した6人全員がいたという。
小松容疑者は日立市内の自動車関連会社に勤務していたが、9月下旬に、妻の体調が悪く入院するため、しばらく会社を休むとメモ書きを残したまま出社していなかったという。
日立市消防本部によると、消防車や救急車など車両約10台が出動し、午前5時50分ごろに鎮火した。他棟に延焼はなかったという。
現場はJR常磐線小木津駅の南西約2キロ。約20棟の県営アパートが立ち並んでいる。
小松容疑者、6月2日に水戸地裁で区分審理の初公判
今回開かれた裁判に関しては、殺人・放火などとは別に犯行のあった詐欺罪などに関するものであったようです。
小松博文 被告(35)は、2017年10月、妻と子どもあわせて6人を包丁で刺して殺害し部屋に火をつけたとして殺人と放火の罪に問われているほか、運転免許証を偽造した罪などにも問われており、この「殺人と放火」以外の部分での裁判です。
小松被告は2016年11月と2017年5月に、日立市内の金融機関で氏名を削った運転免許証を示して口座を開設し、販売店で携帯電話をだまし取ったことが指摘されています。
これに対して、小松被告は「覚えていないので、なんとお答えしていいか正直分からない」と述べ、弁護を担当する小沼典彦弁護士は「被告が反論できない状態で刑罰を科すことに疑問を感じる」と主張しています。
記憶喪失は嘘?本当?弁護士の虚偽は許される?
小松被告の記憶喪失に関しては、勾留中の2018年11月26日に原因不明の心肺停止状態となり、後遺症で事件当時の記憶が欠落していると主張しているもの。
これを理由に小沼弁護士が公判停止を求めているものですが、今回の裁判では結城剛行 裁判長が、被告の記憶喪失を認めた上で、「弁護人や裁判所の援助などによって訴訟行為を理解できる」などとして弁護側の公判停止の申し立てを退けました。
※精神鑑定の結果などから、被告の記憶障害は投薬などの治療をしても回復の見込みがないと判断
小沼弁護士は、今回の起訴内容について全面的に争う姿勢を示しています。
ちなみに今回のような区分審理とは、裁判の長期化を避けるため、裁判員裁判の対象外の内容を裁判官だけで審理し、有罪か無罪かの部分判決を出すものです。
殺人罪などは今後別途、裁判員裁判で審理し、判決が言い渡されるとしていますが、殺人を犯しても「記憶喪失」を主張すれば無罪になるといった異常な判断が下される可能性があり、その判決の行方が注視されます。
弁護士が真実を知りながら虚偽を伝えることは禁止されていますが、「聞かれなかったので答えなかった」的な対応をすることはままあるようです。
小松博文 被告の弁護人、小沼典彦 弁護士とは誰?
小沼弁護士は、茨城県に事務所を構える弁護士です。
氏名 :小沼 典彦(おぬま のりひこ)
性別 :男性
所属 :茨城弁護士会
事務所:丹下・小沼法律事務所
住所 :〒310-0021 茨城県水戸市南町3-4-57 水戸セントラルビル3階
普段は主に離婚問題などの事件や紛争に関しての担当をしている人物のようです。
小松博文 被告の顔画像や情報は?
名前:小松 博文
年齢:35歳
職業:無職(元自称会社員:自動車関連?)
住所:茨城県日立市
▼容疑:放火・殺人・詐欺
死刑又は無期若しくは5年以上の懲役(※放火と殺人のもの)
6人もの人を殺害し、放火した罪はすでに「死刑」の以外の判決理由はないでしょう。
小松被告に殺害された妻と息子達の最後の姿
この事件で殺害されたのは小松恵さん(33)、長女(11)、長男(7)、次男(5)、双子の三男(3)と四男(3)の6人。
日頃から小松被告からのDVなどがあったとされています。
また、以前はヒモ生活をしていたとされ、入れ墨なども入れていてかなりの素行の悪さが目撃されていたという情報もあります。
噂レベルですが、心肺停止の原因は日ごろから服用していた「薬物」によるものではないか?といった見方もあったようです。
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小松博文の記憶喪失主張にネットの反応は?
6人も殺害しておいて、記憶喪失で免れるつもり?そんなことあり得ないし、それで逃げれるなら日本はもっと犯罪だらけになるなぁ。
被告が反論できる、できないよりも、これだけの凶悪犯罪を犯したことを事実に基づいて裁くのが当然だと思う。記憶喪失が判決に影響するなど許されないよ。死刑以外は考えられないだろう。
弁護士の入れ知恵ですね。こういう、100%被疑者で重犯罪の被告人には弁護士付けちゃダメだと思う。
事件の事だけ記憶喪失?普通は信じられないですよね。
記憶喪失についてはまだまだ分からない事も多いだろうから、嘘とは言い切れない。
でも自分が失った記憶の中で子供を含めて6人殺したって言われたら、罪の意識や自分への恐怖で怖くならないもんかな?裁判せずに普通に暮らしたいって思ってるの?それがまともじゃないけど。
これって確か、連れ子のいる看護師?さんのもとにひも状態で転がり込んで車を買ってもらったけど仕事もしないで遊びまくってたから、奥様に車を取り上げて離婚するって言われて逆上して6人も殺めたって事件でしょ?そんな奴が記憶喪失?誰が信じるもんか。

