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事故

【判明】加藤健一さん死亡 ライオン襲われ東北サファリパーク園内カメラに飼育員の最期

加藤健一さんライオンに噛まれ死亡 東北サファリパークの男性飼育員

動物園で痛ましい事故が発生してしまいました。

9月28日の午後、二本松市にある動物園の「東北サファリパーク」で50代の男性従業員がライオンに噛まれて死亡しました。

動物園でおきてしまった死亡事故、その原因は何だったのか?

二本松市の動物園で男性従業員がライオンに噛まれる

この事故が明らかになったのは、2023年9月28日(木)の午後3時半ごろ、現場となったのは福島県二本松市にある動物園の「東北サファリパーク」でした。

「ライオンの檻のなかで人が倒れている」

当時、ライオンの檻の中で男性従業員の加藤健一さん(53)が首から血を流して倒れているのが発見されました。

男性従業員は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されています。

首から血を流していたとされていることや現場の状況から、ライオンに噛まれたとみられています。

痛ましい事故がおきてしまった原因とは何だったのか?

参照:「ライオンの檻のなかで人が倒れている」東北サファリパーク従業員が首から出血し死亡

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東北サファリパーク、従業員死亡事故の原因

事故がおきてしまった原因については現時点では明らかになっていませんが、過去の同様の事故や現場の状況から考えると清掃などの作業中に誤ってライオンと遭遇してしまったのではないかと考えられます。

この事故を受けて東北サファリパークはしばらくの間、動物園を臨時休園すると発表しています。

園内カメラに飼育員がエサやり中に噛まれる姿

※追加情報
園内のカメラに飼育員の男性が餌やり中、ライオンに噛まれる様子が映っていたとされています。


※園内カメラの映像公開はなし

サファリパーク事故死の原因は扉の締め忘れ

飼育員が死亡する事故が発生した東北サファリパーク、福島県が事故後に行った立ち入り調査で飼育員用扉の閉め忘れが事故原因とみられるとしています。

当時、加藤さんはエサやりを行っていましたが、事故が起きるまでの経緯は下記のような流れだったとされています。

事故の経過
・午後3時20分にライオンの獣舎に入って作業を開始
・午後3時22分に事故が起きた檻に入って餌を置いて檻を出る
※この際に飼育員用の扉を閉めていなかった。

・その後、別の檻に入って餌を置いてその檻の飼育員用の扉は施錠。
・午後3時23分にライオンを収容しようとライオン用の扉を開ける。
※直後に先に作業したおりの飼育員用の扉が開いていることに気付き、閉めようとするも間に合わずに襲われる。

・展示エリアと檻をつなぐライオン用の扉を開けた直後にライオンに襲われる

参照:扉を開けた直後、一瞬でライオンに襲われ… 東北サファリパーク死亡事故

 

二本松市、東北サファリパークの場所について

事故がおきてしまったのは下記の場所にある動物園

東北サファリパーク(福島県二本松市沢松倉一番地)

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死亡した男性飼育員(53)名前だれか判明、加藤健一さん

死亡した男性飼育員について53歳の従業員で当時はエサやり中だったようです。

名前:加藤 健一(かとう けんいち)
年齢:54歳
性別:男性
職業:飼育員
職場:東北サファリパーク
死因:不明(首の負傷と出血か)

加藤さんは首以外にも全身に噛まれた痕と出血があったとされています。

 

人を傷つけてしまった動物のその後はどうなる?殺処分

今回の事故、ライオンの処遇についてはまだ判明していません。

こうした人を襲ってしまった場合には殺処分をされるのでは?としたイメージが強いようですが、過去の同様の事故では殺処分されることなくそのまま展示を続けている場合もあるようです。

ただ、当時の状況など様々な要因でこの点は変わる可能性があるため、今後どうなるかの発表が近くされると考えられます。

ライオンに噛まれて死亡事故にネットの声

たびたびこのような事故が起きているが、動物達と鉢合わせしないためのマニュアルがあるはずなのに何故起きるのか?今回ルールを守っていても起きた事故なのか否かは不明だか、他園の事例も含めて、防ぐことのできる不幸な事故は無くしてほしい。

20年くらい前に訪れた時は、あまりにも荒んでいて、ガラガラで貸し切り状態で、大丈夫なのかな、と心配していたサファリパークでしたが、ホームページみる限り再起をはかって頑張ってこられてたんですね。だからこんな事故がおきてしまい残念です。亡くなられた方も動物が好きでこのお仕事をされていたと思います。どうかこういった猛獣がいる動物園などで、これから先安全に、同じような事故がないことを願います。

今年行きましたが、ライオンの檻は外から操作(手動でワイヤー?)する二重柵で、当然のことながら外側が閉まったら内側が開くというシステムになっていて、従業員の人が中に入ることはありませんでした。檻の中には常に防護柵が付いた車が止まっていて、銃を持った従業員が乗っていたと思います。防護車の従業員が檻の中で降りるとは考えにくいので、外の従業員が間違えて2重柵の内側に入ってしまったのでしょうか…とにかく助かってくれることを祈ってます。

ライオンの機嫌が悪かったのか、過度に近づきすぎてビックリして襲われたのか…。サファリパークでトングに肉を挟んで餌やりをしたことがありますが、口に入れるのを躊躇しておそるおそるあげようとすると、向こう(ライオン)から襲うように噛みついてくるから気をつけてと言われたのを思い出しました。襲ったライオンが処分されませんように。そして襲われた飼育員さんが回復しますように。

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