11月12日の朝、千葉県柏市にある柏警察署内で、拳銃が誤射されるといった事故が発生していました。
殺傷能力も高く、使い方を誤れば人が死ぬ可能性も高い拳銃、なぜそのような事故がおきたのか?
もくじ
千葉県警柏署で拳銃の誤射事故が発生
この事故がおきたのは、2022年11月12日(土)午前7時35分ごろとされており、現場となったのは千葉県柏市にある柏警察署内の拳銃庫とされています。
拳銃の誤射を起こしたのは、柏署地域課の男性巡査部長(54)
当時、巡査部長は勤務先の交番に向かう前に、署内で拳銃に銃弾を込める作業中だったとされていますが、その際に事故が起きて拳銃から発射された銃弾が拳銃庫内の木製の台を貫通し、数十cm先の壁にめり込んで止まりました。
この事故によるけが人などは出ていませんが、なぜこのような状況になったのか?
参照:巡査部長が拳銃を誤発射、けが人なし 柏署の拳銃庫で弾込め中 千葉
巡査部長の拳銃誤射の原因とは何か
事故が起きた際、巡査部長は立った状態で作業しており、何らかの原因で銃の引き金を引いたと考えられています。
庫内にいた複数の署員にけがはなかったようですが、巡査部長が誤射した際に拳銃の撃鉄で右手の親指をすりむいたとしています。
しかし、「弾込め中」の事故といったことに関して、その状況での誤射はありえないのでは?とした意見がネット上では多くみられており、その意見をまとめると次の通り。
「回転式拳銃に弾込めする際には、弾倉(レンコン)が開いているので暴発(誤射)しようがない。」
「起こしていない撃鉄で右手親指を怪我するなんてことは考えられないため意図的に撃鉄をおこしている。」
「弾を込め、撃鉄をあげ、引き金を引かなければ発射されない、ここまでいくと誤射ではなく故意では」
誤射事故のおきた千葉県警柏署の場所について
事故がおきたのは下記の場所にある警察署ですが、勤務交番については明らかになっていません。
柏警察署:千葉県柏市松ケ崎722−1
拳銃誤射の巡査部長、名前や勤務交番は?
今回の事故に関して、警察側は巡査部長の名前などの公開はしていません。
こうした事故などでは事実の公表はあっても名前など詳しい情報の公開はしないようで、庄村浩一副署長が次のようにコメントしているのみ。
ただ、こうしたコメントは口だけである場合が多く、そうした背景からその言を信じている人は少ないようです。
警察官の誤射にネットでは不信の声も
千葉県警の規則がどうなのかわかりませんが、警視庁の場合はけん銃庫内で弾込めや弾抜けを行うことは禁じられています。また実際にけん銃を扱った経験がある方ならわかると思いますが、回転式けん銃の場合は撃鉄を起こすのにかなりの力が必要で、「誤って」発射するという可能性は極めて低いように思います。
結果的に大怪我とか無かったから良かったですが、これかなり危険なニュースかなと。一歩間違えたらどなかたが命を落としてもおかしくない。入念な確認の下、作業してとしか言いようがないけど。。
回転式拳銃に弾込めする際には、弾倉が開いているので暴発しようがない。ましてや、起こしてもいない撃鉄で右手親指を怪我するなんてことは考えられない。つまり、この巡査部長さんは弾倉をセットした後、意図的に撃鉄を起こしているってこと。いい加減な説明すんなよ千葉県警︎。
間違いは誰でも起こすけれど、中にはあってはならぬ事もあり、人に当たらなかったことだけが幸いでした。但し、この機会に日本全国の警察官の方々が拳銃の扱いについての難しさを再認識し、良い意味での緊張が拡がることが望ましいと思います。
当該の巡査部長については訓告なりお咎めもあろうし、或いはご自身で進退をお決めになるかもしれません。しかし事故であり事件ではありません。大切なことは、批判よりも、後の啓蒙ではないでしょうか。
世間にはガンマニアの方もたくさんいて、リボルバーで装填中で誤射が起こる可能性はゼロに近い事が指摘されてます。装填を完了し、レンコンを戻してダブルアクションなら撃鉄を起こし引き金を引くという動作をしたなら試し打ちをしたとしか思えない稚拙な行いのように思えます。