11月10日(木)の深夜に神奈川県厚木市船子の東名高速道路下り線で、車両4台が絡む多重事故が発生し、その後に運転手ら4人が死亡したことが明らかになっています。
現場では事故発生から16時間以上も通行止めとなるなど、大きな影響が出ています。
もくじ
東名高速道路の多重事故で4人が死亡、、
この事故がおきたのは2022年11月10日(木)の午前3時25分ごろとされています。
現場となったのは、神奈川県厚木市船子の東名高速道路下り線で厚木インターチェンジ(IC)の西約700mほどの地点とされていて、トレーラーと乗用車、トラック2台のあわせて4台がからむ玉突き事故が発生しました。
この事故で車両火災が発生し、乗用車に乗っていた2人とトラック2台のそれぞれの運転手、あわせて4人の遺体が見つかっています。
多くの人が亡くなった大惨事はなぜおきてしまったのか、、
参照:東名高速の多重死亡事故 死者は4人に 下り線の通行止めは解除
東名高速、事故現場の衝撃映像が、、
事故の現場は片側3車線の見通しの良い直線道路でしたが、当時は集中工事の影響で車線が規制され、渋滞していました。
事故が起きた際、乗用車に大型トラックが衝突し、さらに前方のトラックとトレーラーに玉突きでぶつかったとみられていて、この衝突で乗用車とトラックの2台が炎上し焼け跡などから、トレーラーを除く3台の運転手3人と、乗用車の同乗者1人の遺体が発見されています。
大きな炎は遠くからでも見えるほどで、道が大きく破損もしたため復旧に16時間以上がかかっており、事故の衝撃のすさまじさがうかがえます。
東名下り厚木かの先、事故発生!#東名事故 #東名 pic.twitter.com/SqTT8cT2A7
— なーまん🍀永明丸《EIMEIMARU》 (@nag919a) November 9, 2022
東名下り事故
集中工事と重なって大渋滞#東名事故#東名下り pic.twitter.com/90YX8u3CqI— 3710 (@k_23_s_28) November 9, 2022
東名高速道路の事故現場、神奈川県厚木市船子
事故がおきたのは下記の場所近くであったようです。
東名高速事故で死亡の4人の名前や身元、運送会社名について
事故で死亡した4人の身元について現時点ではまだ明らかになっておらず警察が身元確認を急いでいるとしています。
この状況から、身元を確認できるものが残っていないほどに燃えてしまったり破損している状況と考えられ、大きな事故であったことがうかがえます。
事故原因となったのトラックがなぜ衝突したのか?深夜帯などで前方不注意だったり居眠りだったりが原因なのか?事故の原因についてはまだ調査中とされている判明していませんが、大きな事故となるトラックの事故、、それを防ぐ方法は。。
死者4人、、高速道路での事故にネットの意見は
集中工事を 観光シーズンにやれば 大渋滞になることは 分かっていますよね。上下線 今日仕事で通りましたが 結果、大事故に繋がり しなくていい工事をする羽目になって。 仕事も何時間も遅れるし… 特に今年は旅割的な事 してるので 平日も車が多すぎて ホントに疲れます。 ボーっとしてたら ホントにぶつかりますよ。
この会社今まで何人人の命を奪ってるんだか、関東西部だけでなくグループ全部許可取り消しにしないと、またそのうち人の命を奪うと思う。
大型車は急停止・急回避はできない。また大型車を含めて第1車線から速度の遅い順走行原則を守り、第2車線で第1車線より遅く走行などはせず、大型車第1車線走行指定標識がある区間では第1車線走行を守ってもらいたい。大型車が90キロ以下で追越車線走行することは事故・渋滞の誘発にしかならない。
先日、運送ドライバーの労働環境が物凄く悪いという特集を観たばかり。一ヶ月の平均睡眠時間が2、3時間。仕事を取るために運送会社は無理をしなければならず、過酷になっていく。その背景にあるのは運送料が無料という認識と値上げすると物が売れなくなるのではないかという懸念のしわ寄せが来ているとのことだった。業界の中では努力はしてるが、限界がある。日本では当たり前のサービスを保とうとすることで苦しんでる人がいるとのこと。
トラックの高速道路での事故は死亡事故に直結しかねない。これだけ顕著に統計データがある中で、トラックのドライバーの不注意だけではないように思えます。荷重制限や総重量のガイドラインを検討しなおしてもいいのではないでしょうか。トラックドライバーの運転技術は普通車ドライバー以上にあると思います。それでも重大な死亡事故につながる理由ですから、事故分析をし、安全基準値をより厳しくしたほうがいいのではないでしょうか。