鹿児島県南大隅町で2022年9月4日(日)に開かれた大学生のロードレース大会、競技中に転倒事故が発生して13台が絡む事故に。
このうち3人が病院に緊急搬送され、意識不明となっていた男子学生1名が4日夜に死亡しています。
死者が出てしまった事故の原因は何だったのか?
もくじ
鹿児島のロードレース大会で転倒事故
これは2022年9月4日(日)に鹿児島県の南大隅町と錦江町で開かれていた自転車の第77回全日本大学対抗選手権(インカレ)、男子ロードレース中に発生した転倒事故。
このレースは男子学生155人が出走しており、同日午前11時15分ごろに南大隅町の県道を走るロードレース種目で発生。
少なくとも13人が落車に絡む転倒状況で、法政大学の男性(19)が意識不明の重体のためドクターヘリで病院に搬送されましたが夜遅くに死亡。他選手2人も病院に搬送されていますが、軽傷となっていました。
インカレ13人転倒で塩谷真一朗さんら3人死傷原因
参照:ロードレース中に落車、意識不明の法政大選手が死亡 インカレ自転車 南大隅
この事故で亡くなったのは、松山学院高出身で法政大1年の男子学生の谷真一朗さん(19)で、死因は頭や首の損傷だったとしています。
男子ロードレース種目には155人が参加して145.2kmで競われており、現場は南大隅町根占の県道のゆるやかな下りカーブでしたが、当時は雨で路面がぬれていとされています。
これが事故の原因になったのかは不明ですが、死傷者が出てしまう痛ましい事故、、
事故を受けて日本学生自転車競技連盟は、「ご冥福を心よりお祈りし、今後、競技運営の安全性向上に務めたい」とコメントしていますが、今回のコースは、来年開かれるかごしま国体の自転車競技でも使用される予定で、県は「事故原因を踏まえ、競技運営では安全管理を徹底したい」としています。
第77回全日本大学対抗選手権、転倒事故の現場どこ?映像や画像
事故が起きた現場については詳しい場所については確認中です。

当時の映像などは残っていないようですが、事故後の映像の一部は中継がされていたようで、あわただしくなっている状況が映されていました。
※現在非公開に
下記は過去のロードレースでの事故映像
【悲報】
ロードレース「ツール・ド・フランス」で「パパ!ママ!やっほー!」と書かれたボードをテレビに映そうとした女性が選手と接触→前代未聞の大事故に・・・
現地では大炎上中で特定祭りへ
pic.twitter.com/4ZOX2K0Ffg— 炎上動画・面白ネタ拡散バード🇯🇵 (@enjou_kakusan) June 27, 2021
ツールド宮古島での事故。本当に悲しい事故です。実はロードレースというのは死と隣り合わせのスポーツなのだと再認識させられます。
この動画の1:54:50から見ると、落車の様子とそれを回避して不幸にも街灯に当たってしまった方が見られます。https://t.co/HqXZ3Vj7is— souha (@souha_1008) May 27, 2019
サイクルロードレースを観ておりますと観客との接触事故を観掛けることがあるけど、2006年ツール・ド・フランス第1Sのゴールスプリントで観客が突き出したキャラバン隊がばらまいた応援グッズでトール・フスホフトが腕を切った件がなぜか最初に頭に浮かびました、落車系ではなく pic.twitter.com/XsqeeTSfI5
— 今日が終わりの始まりの日 (@__blind_side) February 11, 2019
死亡した塩谷真一朗さんについて
さっきのスクラッチの様子3 多分最終コーナー。武智光(愛媛大学)と塩谷真一朗(法政大学)とで直線勝負のところ。塩谷が差し切ります。 pic.twitter.com/kueoeC1uAe
— あき (@gameshopaki) July 18, 2022
死亡した塩屋さんについて判明しているのは次の情報。
名前:塩谷 真一朗
年齢:19歳
性別:男性
職業:大学生(1年生)
大学:法政大学
死因:頭や首を強く打っての負傷
レース中に起きてしまった悲しい惨劇にネットの声
これは主催者側の責任は重いと思う。下りでしかもカーブのところはクッション材を配置しておくとかロードタイプの自転車だったらそのくらいの配慮が必要だろう。ところで、地方団体が誘致したのだろうか?鹿児島って関係ないものからしたら違和感があるな。鹿児島には、鹿屋体育大学とかいくつかの大学があるからその関係かな。2度とこのような不幸が起きない様に運営をお願いしたい。
誰も不備への不満を発信している訳ではないが、主催者は気が気でないだろう。どの競技でも特有のリスクが潜んでいる。自転車のロードレースは、着衣というかウェアにもうひと工夫加えて欲しい気がする。子供の時の低速走行でも大怪我をするのだから。
天気も悪いし選手間の距離も近いしレースだから変速も進行方向も相手に伝えないし身を守る手段も全然ないのに速度は速いんだもん。危なすぎるよ。開始時の団子状態のときに転倒起きたらもっとひどいよ。つまるところは個人競技なんだからロードレース競技は見直すべきだわドラフティング()ヘルメットはちょっと転んじゃった時に被っててよかったー!ってなるけどこんな状況じゃ役に立たないよ。
自分も趣味でロードバイクをやっているのでよくわかりますが、濡れた路面で下り坂ともくればスリックタイヤでは転倒するのは当然のことです。白線は当然のこと通常路面であってもカーブでちょっとした水たまりにはいると一瞬で転倒します。運悪く転倒先にガードレールや電柱、岩などあった際には即死コースです。また峠道の下りではコーナーを曲がりきれずに眼の前で崖から転落した人を見たこともあります。雨で濡れたコンディションで競技会をやるべきではありません。
事故現場のちかくに住んでいるロードバイク愛好者です。台風11号の影響でここ2日間はずっと雨が降っていて、今朝はときおりスコールのような大粒の雨も降ってましたので当然中止だろうと思ってました。昼過ぎに仕事場の真横を救急車が猛スピードで走っていき、まさかとは思いましたが、レースを開催してたのを聞いてびっくりしました。ギアに関する指摘がありますが、アップダウン、カーブの多い山道で今日の路面コンディションでは集団で並走するのは事故リスクが高かったと思います。主催の開催判断とチーム引率者、選手も含めた参加判断の問題じゃないかと思いました。