連日の猛暑日が続く中でまた、水難事故が発生してしまいました。
8月11日の午前、埼玉県寄居町を流れる荒川の玉淀大橋付近で、家族と遊びにきていた16歳の少女が溺れて重体となっています。
現場の状況はどのような状態だったのか?

もくじ
寄居町荒川で16歳少女が溺れて意識不明の重体
この事態が明らかになったのは、2022年8月11日(木)の午前10時頃にあった119番通報から。
通報をしたのは現場に居合わせた女性、現場は埼玉県寄居町にある荒川の玉淀大橋付近で16歳の少女が溺れており、近くにいた親子に救助されましたが、通報により駆け付けた旧救急隊によって病院に搬送時にはすでに意識不明の重体となっており、病院で手当てを受けています。
参考:【速報】16歳少女 川で溺れ意識不明 家族と遊びに…妹と泳ぐ 埼玉・寄居町
水難事故の原因は何?少女の身元は
事故が起きた現場の川に、少女は家族と遊びに来ており当時は妹と泳いでいたとされています。
この付近では毎年のように水難事故が起きていて、水深は深い場所で2m~3mほどあるとされており、現場のあさいところから急に深くなっている場所で、泳いでいる最中に流されておぼれたと考えられています。
救助を手伝った男性
また、意識不明の重体となっている少女について身元など詳しい情報は明らかになっていませんが、親子で来ていたことから確認はとれていると思われます。
意識不明の重体となっているのが、溺れてからどの程度で救助されたかによって蘇生の可能性が変わりますが、連日水難事故で死亡者が出ているため、何もなく無事に意識を取り戻せることが願われます。
意識不明重体の女子高校生が死亡、、当時の状況
事故が起きた当時、女子高校生とその知り合いの少女(8)の2人が溺れていて、助けようとした女子高校生の父親も溺れており、3人は近くにいた男性らに救助されましたが、女子高校生は意識不明のまま病院に搬送されましたが、12日朝午前5時頃に死亡が確認されました。死因は低酸素脳症。
女子生徒は父親(41)、父親の知人女性(33)、女性の娘(8)と4人でバーベキューをしに来ていて、女児と川で遊んでいるうちに溺れ、バーベキューの準備をしていた父親がそのことに気付き、救助しようとして一緒に流され、近くにいた男性3人が流されてきた3人を救助しています。
水難事故の現場どこか判明、寄居町荒川玉淀大橋
現場は下記の場所の地域だったようですが、車などが多く止まっているのを見ると、多くの人が訪れる場所であったようで、毎年のように水難事故が起きている場所のようですが、注意があったのかは不明。
連日続く水難事故、ネットの声は
膝くらいの深さでも溺れる事はあるよ という事を昔の人は教えていたがな。今の核家族ではなかなか学ぶ機会も無いのかな。悲しい事故で大切な家族を失ってからじゃ遅いのに。
バーベキュー行くなら川に入るなは徹底しておかなければいけない。どうしても入りたくなる気持ちは分かるけれどもね、命に関わる事なのでキツく言い聞かせないと。
昭和の育ちですが、小学生の頃から荒川では絶対に遊ばないようにと担任の先生からうるさく言われて育ちました。当時は、寄居の荒川は川の砂を採掘していて、浅いところに急に深みが出現して渦も巻いているから自分では出られないよ、と聞かされていました。真相は分かりませんが。川岸へは行っても中へ入る事は一度もなかったです。バーベキュー行くなら川に入るなは徹底しておかなければいけない。どうしても入りたくなる気持ちは分かるけれどもね、命に関わる事なのでキツく言い聞かせないと。
遊泳区域がある海岸とは違って川だと選別が本当に難しい。一見穏やかに見えても底の方が渦巻いて足をとられ引き込まれたら最後。自力で浮き上がるのはほぼ不可能な場所がそこかしこにある。自分が子供の頃は地元の大人がそんな場所は熟知していて、子供達に近寄るなとよくよく教えていたが、そんな大人も少なくなり、知らない大人も多くなってきたから教えることもできない。なにも知らない子供達がプール感覚で遊びに入り事故に遭うパターンが増えていく。
川で泳ごうとするからこうなる。プールと違い水も消毒されていないし、深さも一定ではなく、足元も砂や石で不安定で沈み込む。泳ぎ着いた先が足がつかない深い場所であることも。流れもあり、岸に戻りたくても流れに逆らうだけで精一杯になり、岸側に移動できないまま力尽きて溺れてしまう。川では割り切って膝程度の深さの場所で水遊びにとどめておくべき。
