7月18日(月)の夕方、宮城県岩沼市の海岸で男子高校生ら4人が流される事故が発生し、会社員の男性1人が行方不明となっています。
この事態を受けて消防などが捜索活動に当たっています。

もくじ
岩沼市下野郷の海岸で高校生ら4人が流される
この事故がおきたのは、2022年7月18日(月)午後4時25分ごろのこと。
現場となったのは宮城県岩沼市下野郷の海岸で、当時釣りをしていた人から「人が流されている」と警察に通報があったことから明らかになりました。
流されていたのは男子高校生ら4人で、3人は自力で海岸にたどり着きましたが、このうち18歳の会社員男性1人が行方不明となっており、自力で戻った3人については意識はあるとされていますが、怪我の有無などの詳細は不明です。
この事故をうけて、消防や海上保安部などが救助作業を続けています。
岩沼市の海難事故原因は何?遊泳禁止場所か
事故がおきた現場は遊泳禁止の場所であったとされており、当時4人は遊泳中だったとみられているとしています。
現場の状況は映像を見る限りでも波が白くうねっており高く、風なども強いと思われ、これには宮城県など各地で災害規模の水害も関係していると考えられます。
ただでさえ遊泳禁止の場所で、そうしたタイミングで泳いだり、その結果がどうなるかはわかりきっていて、なぜそのような行動をとったのか?疑問の声が上がります。
こうした事故などは、少し気を付けるだけで防げることがほとんど。
目撃者の声
岩沼市の行方不明の事故はどこ?千年希望の丘
事故現場は、仙台空港近くにある千年希望の丘の東側の海岸とされており、映像に堤防があることから下記の場所付近だと思われます。
無謀行動で海に流された高校生ら4人の名前や身元は
事故で流されたのは、仙台市内に住む17歳と18歳の男性4人とされています。
そのうち、太白区に住む高校生と会社員の計3人は自力で陸に戻ったものの、宮城野区に住む男性会社員(18)の行方が分からなくなっています。
なお陸に戻った3人は、仙台市内と宮城県柴田郡内の病院に搬送されており、いずれも意識はあるということで命に別状はないと考えらえます。
-行方不明-
名前:伊藤 翔
年齢:18歳
性別:男
職業:会社員(解体工)
住所:宮城県仙台市宮城野区
懸命な捜索が続けられていますが、かなりの時間が経過していることから生存は絶望的だと考えられます。
※追加情報
7月19日の午前4時半ごろ、名取市サイクルスポーツセンター南約400、の浜辺で、釣りをしていた50代男性から「遺体を引っかけた」110番通報があり、遺体を発見。
岩沼市遊泳禁止の海辺での事故にネットの声
毎年この季節に流れる悲しいニュースなのですが岐阜県山中の風光明媚な川岸で休日にBBQを楽しんだ後、若者が酔って対岸まで泳ごうとし、中ほどで流れに足を取られ亡くなります。遊泳禁止の場所です。同じ場所で毎年事故が起こります。やりきれない気持ちです。子供時代のうちに水の恐さを授業でしっかり教えてほしいです。
何年かは教訓として語り継がれる。が、それを過ぎればまた人は過ちを繰り返す。先人たちが何故ダメというのか…それを考えられないうちは素直に聞かないといけない。出来なければ命をもって知る事になるのだから。
気を付けていての事故ならある程度仕方ないが、これは自ら事故にあいに行っているから同情はできない。むしろそうなりたかったのではないかと考えられ、そうすると本望であったのではないかと思う。こうして淘汰されていく。。
海で1度だけ溺れたことがある。穏やかな海で 遊泳禁止の場所でもなかった。泳ぎは達者だったが パニックになると泳げなくなる。 足がつかない深さだと冷静に判断ができなくなる。落ち着くまで海中に潜って体勢を立て直してから 再び泳ぎ始めた。遊泳禁止の場所には 入ってはいけない。波のパワーを侮ってはいけない。
遊泳禁止区域には離岸流や管理監視が出来ないなど理由があります。今回もたまたま釣り人が通報で捜索に繋がってますが。映像の波の状態でも怖くて波打ち際も危なそうに見えます。地元も海まで車で30分位ですが天気が良くても、風向きや風の強さをみて海に行くか判断します。あと、クラゲが出始めるのもですが、迷信ですがお盆になったら海には入らない事と言われてます。連れていかれるから…
自分も子供のころ海水浴で溺れた経験があります。幸いにも近くにいたサーファーの方がすぐに気づいて大事には至りませんでした。明らかにプールの水遊びと違うのが、いざという時に足が地面につかない、溺れていても容赦なしに次から次へ波がやってくることです。どんなに泳ぎが達者の方でも、鼻や口に予想外の海水が入って咳き込んだり、足がつっぱって身動き取れないこともあります。あと本当に怖いのは、溺れても助けを呼ぶために大声を出す余裕などありません。溺れる時は本当に静かに気づかれずに溺れます。溺れた経験のトラウマもあり、海水浴へ出かけても足がつかない沖へは怖くて行けません。
地元出身です。この海岸は、震災前まで海水浴場でした。地元民に鳥の海(鳥のフンだらけだから笑?)と呼ばれて、波も穏やかでいい海岸でした。それが震災で津 波に襲われ、人や家屋だけでなく防風林や砂浜の砂までもが流されて、人が泳げない場所になってしまいました。全国の企業の組合員ボランティアさんたちが入れ替わり立ち替わり訪れては、松の木を植樹したり塩害でやられた柵などを撤去したりしていますが、今でも年に数回は震災の誰かの漂流物やお 骨らしきものが見つかったり、防風林が流された為に砂も留まらず安全が全く保証できない場所になっています。現在、福島から宮城県の海岸で海水浴ができる場所は1〜2箇所しかなく、夏に海で泳ぎたい若者の気持ちはわかりますが、若さゆえの無 鉄砲で命を失うことがどれだけ悲劇か、よく考えて欲しいです。
