7月6日の午前、沖縄県名護市安和の海岸沖合約300mほどのところで、うつぶせの状態で海面に漂流する男性が発見されました。
発見時にはすでに死亡しており、身元について警察などが捜査していましたが、人気漫画で知られる「遊☆戯☆王」の作者である高橋和希さん(60)であったことが判明し、大きな衝撃となっています。
海上で遺体で発見された人気漫画家、、その死因は何だったのか?


もくじ
名護市安和の海岸沖合で身元不明の水死体発見
この事態が明らかになったのは、2022年7月6日(水)の午前10時半ごろのこと。
現場となったのは、沖縄県名護市安和の海岸沖合約300mほどの場所で、船で通りかかった人から118番通報があった。
通報を受けた名護海上保安署が、同11時27分ごろ海上でうつぶせで浮いている男性を発見しまし現場で死亡が確認されました。
遺体の男性は身元を示すものを所持しておらず、死後数日(1~2日)ほど経過していたとみられており、身元の特定と事件事故の両面で調べが進んでいました。
※身長は約170センチで黒色のTシャツに黒色の水中マスクとシュノーケル、フィンを着用。
水死体身元は遊戯王の作者高橋和希さん腹部と下半身に損傷
身元不明となっていた水死体の男性について、7月6日の午後9時頃、石川署に「レンタカーが長時間放置されている」とレンタカー会社から相談があったことが判明しました。
その後の捜査から、遺体の身元が東京在住の高橋和希さん(本名:高橋一雅さん 60歳)であったことが判明し、高橋さんは週間少年ジャンプの人気漫画である「遊☆戯☆王」の作者であり、突然の訃報に大きな衝撃が走りました。
死因について消防によると、当時高橋さんは水中マスクやフィンなどを着用していたことから、シュノーケリングをしていたと考えられますが、腹部と下半身にはサメなどの海洋生物に付けられたとみられる損傷があったとされています。
このことから、シュノーケリング中にサメに襲われた可能性が考えられます。
※何かしらの事故で死亡後に海に漂っている際に襲われた可能性も。
※追加情報
サメのかみ傷は死後と判明(死因は溺死)
高橋一雅さんの水死体発見の現場はどこ?名護市安和
事故現場などについては詳細はまだ不明なものの、遺体発見の場所は下記の海岸からおよそ300m沖合だったようです。
沖縄県名護市安和
遊戯王の作者高橋さん死亡にTwitterの反応
遊戯王は小さい頃に初めて読んだ漫画で、本当に好きな作品で影響を色濃く受けていたので流石にショックが大きい。高橋先生、素晴らしい作品を世に出してくださってありがとうございました。
心よりお悔やみ申し上げます。— Mika Pikazo|6/29-7/5 LA (@MikaPikaZo) July 7, 2022
遊戯王の高橋先生亡くなったとか唐突に凄くショックなニュースが…
病死とか寿命ならともかく、高橋先生とかクレしんの臼井先生みたいな訃報はショックが大きすぎる…— クロス (@shoot_drive) July 7, 2022
高橋先生も臼井先生も自分が作った作品が世界的に大ヒットしたという自覚を持って健康にも気を遣って仕事と趣味を両立しつつ生活していた作家さんが、その趣味の途中で不慮の事故で亡くなってしまうのが本当にいたたまれない…
本人達も心残り多いままだろうし…— クロス (@shoot_drive) July 7, 2022
高橋先生、遊⭐︎戯⭐︎王ARC-Vの制作発表の時に、一度お会いしたのですがとても穏やかで優しい印象の方でした。
ご冥福をお祈りいたします。— 小野賢章 (@ono_kensho) July 7, 2022
高橋和希(一雅)さん早すぎる死にネットの声
いい意味で漫画家というよりは一流のデザイナーであったと思います。遊戯王と似たようなカードゲーム作品は数あれど、画風を問わず自由な発想から生み出される魅力的なモンスター・キャラクターがあってこそ、世界でも屈指の人気作品になったのだと考えます。ご冥福をお祈りします。
あまりにも突然の訃報に言葉を無くします。学生時代ずっと遊戯王のカードやアニメで楽しんでいました。立った状態でカードゲームをすると言う斬新な発想、更にはバイクに乗ったまま決闘をすると言うぶっ飛んだ発想など、その才覚は唯一無二のものだったと思います。ご冥福をお祈りいたします。
連載当時小中学生で世代ど真ん中だったこともあり、めちゃくちゃショックです。遊戯王カードなんて当時知り合いの中で持ってない人を探す方が大変なくらいの大ヒットでした。発行部数はワンピースやドラゴンボールなどに及ばないものの、カード収益も含めたら世界一稼いだ漫画家さんだったかと思います。それほどの大成功を収めた方の最期がこのようなことになってしまい悲しい限りです。
沖縄でのシュノーケリング中の海難事故は増加しており、昨年は21件とここ十年でも最大だったようです。今年に入ってからも高齢の方を中心に事故が続いていましたがコロナ禍でソーシャル・ディスタンスを保とうと人のいない「穴場」である自然海岸を選んだ結果、誰にも気付かれず…というケースも多いと聞きます。ガイドもなく、個人で潜るには海は怖いところです。どのような経緯で事故に至ったのかはまだ続報を待たなければなりませんが私の大好きな沖縄の海で私の大好きな漫画家の先生が亡くなってしまうというのは、悲しい限りです。

