季節も夏に差し掛かり、暑くなる日が増える中、水遊びによる事故が多発しています。
6月19日の夕方、東京都日野市を流れる多摩川で10代の少年2人がおぼれて死亡する事故が発生しました。
当時の様子はどうだったのか?


もくじ
日野市、多摩川で少年2人が溺れて死亡
この事故は2022年6月19日(日)の午後4時10分ごろにあった110番通報から判明。
通報をしたのは通行人の男性で、東京都日野市日野を流れる多摩川でこの事故はおきていました。
通報により現場に駆け付けた警視庁日野署と東京消防庁が、約40分後に14歳と13歳のいずれもネパール国籍の少年2人を発見しましたが、すでに心肺停止の状態で病院に搬送されるも死亡しています。
休日で家族らも楽しんでいた現場は、この事故により騒然として空気に。。
多摩川でネパール人の少年2人死亡の原因は何?
死亡した少年2人は親戚で、事故直前に別の親戚である男児(9)と多摩川の中州部分で水遊びをしていたことが判明しています。
通報によって川底に沈んでいるところを救助隊が発見したのは、午後4時50分ごろで引き揚げた際にはすでに意識不明の重体でした。
当時2人とも海水浴用パンツを身につけており、川遊び中に何らかが原因でおぼれたと考えられますが、警察や消防などが当時の状況を詳しく調べています。
少年2人死亡の現場はどこ?多摩川の日野橋
事故の現場となったのは立川市と日野市の間を流れている多摩川の日野橋付近にある中州とされています。
日野橋:東京都日野市日野
13歳と14歳、ネパール国籍の男児2人名前は誰?
死亡した2人の男児について名前や詳細な情報については公開がされていませんが、身元などについては判明しているようです。
事故を目撃していた近くに住む男性は次のよう述べています。
-死亡-
名前:不明
国籍:ネパール
年齢:13歳
性別:男の子
職業:不明
住所:不明
死因:不明(溺死か)
-死亡-
名前:不明
国籍:ネパール
年齢:14歳
性別:男の子
職業:不明
住所:不明
死因:不明(溺死か)
6月18日、多摩川でおきた死亡事故にネットの声
これから増えるでしょうね水辺の事故。まだまだこれからだったでしょうに。蒸し暑い日が続くので泳ぎたいのも分かります。どんなに泳ぎに自信があっても自然には勝てません。次も楽しく川に遊びに行く為にも線引きをする判断が大事だけど好奇心には勝てないよね。若い方も川、海だけじゃなく無茶な天候で登山する方のニュースも見るだろうから一度、自分に置き換えて冷静に判断してほしい。
多摩川沿いをよくサイクリングしているけれど、多摩川は穏やかそうにしか見えないが溺れたという話しも時々耳にする。上の流れが穏やかでも下の流れが急だったり、足がはまってしまって身動きが取れなくなってしまうこともあるだろう。見た目より川の流れは複雑で危険な所もあることを親や学校は子供に伝えた方がよいのではないか。川は見た目とは違うことを肝に銘じといた方がよい。
本当に痛ましい事故です。プールより浅くても流れがあるだけで危険度はかなり高くなります。怖さって経験しないとなかなか理解出来ないし今回の様に初めての経験で命を落とす事も有るから教えるのって難しいですね。危険な事から遠ける事が正解では無く大人がちゃんと監視して(飲酒したりはしゃいだりスマホ見て子供から目を離さず)子供が危険な事をした時はキツく怒る事も大事だと思います。
大学の時、探検部に所属してラフティングをやっていましたが、流れのある水面での泳ぎはプールとは全く異なります。プールでは泳いでプールサイドに上がろうとしますが、川ではうまく流されて上がれるポイントを探すというやり方をします。水面から見る景色では上がれるポイントを探すのも難易度が上がりますし、流される恐怖感が加わります。水の事故は毎年発生しますが、こういう不幸な事故が少しでも減るようにと思います。
川で流されると人は自分の状況が理解できなくてパニックになって、もとに戻ろうとします。川の流れに逆らうことは出来ないのに必死で泳いで、結果的に力尽きて溺れてしまいます。力を抜いて、上を向いて流されながら岸に上がれるところを探すことで助かる確率はアップしますが、それには学習や経験が必要です。川は危険だと小さい時から遠ざけて、結果的にその時を迎えてしまうのではと思います。
川は一見穏やかな感じに見えても、中は水流が激しかったり、深さも数メートルある事もあるので、底が見える浅瀬でも、注意すべきだと思います。これからの季節、キャンプ場やバーベキューなどで、川と接する機会も増えると思いますので、子供達だけで川には行かせない、キャンプ場やバーベキューなどで近くの川で泳がせる時は、親御さんの監視を徹底して、楽しいアウトドアライフを。

