6月18日の夕方、石川県白山市森島町の用水路で、幼い男児が転落して流される事故が発生。
その後に男児を助けようとした母親が流され、のちに2人とも救助されるも心肺停止の状態で発見されました。
幼い子供とその母親が死亡したこの事故、、現場では当時何がおきていたのか?

もくじ
白山市森島町の用水路で母子が流されて死亡
この事故がおきたのは、2022年6月18日(土)の午後5時35分ごろのこと。
事故がおきた現場は、石川県白山市森島町を流れる用水路で、10代の小学生男児が足を滑らせて用水路に転落したといった110番通報があったことから事態が判明。
通報をしたの親族とみられる女性で、その後に子供を助けようとした男児の母親とみられる女性も一緒に流されてしまいました。
2人は約15分後に1.5㎞ほど下流で、駆け付けた消防隊らに救助されて病院に搬送されましたが心肺停止の状態であり、搬送先の病院で19日未明に死亡が確認されています。
森島町、用水路での死亡事故の原因は何?
この事故がおきた原因として、この日、母親と長男、次男の3人が現場近くの母親方の祖父母宅に行っており、兄弟で用水路の近くで遊んでいたとされています。
そのうち男の子が用水路近くにある柵(フェンス)をよじ登っていたところ、バランスを崩し用水路に転落したとされています。
当時目撃していた方のコメントも出ています。
2人の死因については母親が溺死、男児が溺水による出血死とされています。
白山市森島町、事故は「中村用水路」か
事故がおきたのは、白山市の森島町と大竹町の間を流れている「中村用水路」でこの水路は幅約3m、水深約1mとすでに川と言ってよいほどの規模で、流れも速い場所であったようです。
石川県白山市森島町
死亡した母子の身元、名前は誰?
死亡した母子につい判明しているのは以下の情報。
-母親-
名前:不明
年齢:30代
性別:女性
職業:不明
住所:石川県野々市市
死因:溺死
-子供-
名前:不明
年齢:10代
性別:男の子
職業:小学生
住所:石川県野々市市
死因:溺水による出血死
幼い子供と母親の死亡事故にネットの声は
大事な息子を助けようとした…結果が悲しいな。しかし立派な母親だよ。どうか母子共に安らかに、お悔やみ申し上げます。
別の記事では兄弟も一緒にいたようなことが書かれていたので、一人に気を取られている間にこの子がのぼってバランスを崩したのでしょうか。残されたご家族やお友達の悲しみははかりしれない。子どもがバランス崩して落ちたら、自分もとっさに入ってしまう。冷静な判断はきかないと思う。今年は用水路の事故が目立つように思う。(昔から用水路は事故がたえないが。)生活上仕方ないものですが、用水路が身近にある人達は、特に子ども達に近づかないようしつこく言い聞かせる必要があるでしょう。
こういったニュースがあると救助に行かないことを必ず注意喚起するし、子供がいないときはそうだよねって思ってた。でも親となった今では絶対助けられないと分かっていても行くと思う。もし最悪の事態となって息を引き取るその時に一人で怖い思いをさせたままいかせられない。側にいてあげたい。もちろん、できることなら自分も他の方もそんなことになってほしくはない。お二人の回復をお祈りいたします。
斜め45度の水路壁。これって、最近、映像で注意されてるね。ため池とか、30度ぐらいであっても滑って登る事ができない。滑って登れないし、川の水はこの季節でも冷たいからすぐ指とか硬直して動きにくくなる。落ちた時に流され続けないよう、自力で登れなくても一時退避できる数十cmぐらいでいい、わずかに壁を凹ませて退避して流されないスペースが何十mかおきにあれば、助けられる可能性も高まったのでは。水が半身浸かっていてもそこにいれば、救助する人が手を差し伸べれるように。できるだけ整備に回すお金がない中、次の事故が起きた時に少しでも助けられるように考えてみた。
ニュースで事故現場の様子を観たが、用水路は幅が2m 深さが1m前後あるそうで、流れは速く水の量は轟轟と流れてる感じだった。そして、コメントが多い進入を防ぐ柵だが、高さ1,5mくらいの鉄網製の柵で簡単に乗り越えられるような高さのものではなかった。結構な高さがあり、水路に進入する明確な意思が無ければ乗り越えられない構造物。この柵を乗り越えようとしてバランスを崩し、用水路の縁を越えて水路に転落したのだろうが、なぜ、そんな危険なことをしたのだろうか?聞くところによれば小学生高学年らしいが、あそこでバランスを崩し転落すれば重大な事態を招くことは容易に想像が付くだろうに・・・しかし、あの轟轟と流れる水路で我が子が流される様を見たら、親は半狂乱になり身の危険も顧みず飛び込むだろうなぁ・・・母親のその時の気持ちを思うと、本当にいた堪れない。辛いよね。本当に悲しい事故です。
高さ1メートル程度で立てば助かる様な気がするかもしれませんが、流れがあるので立てなかったのでしょうね・・・。私の実家の近くにも同じ様な用水路があり、子供の頃は近くで遊んでいました。当時は危険を感じた事はありませんでしたが、数年前に小学生が同じように流され亡くなりました。幅も1メートル位で深さも数十センチしかない用水路なんですけどね・・・。多くの人が思うよりも遥かに水は危険です。当たり前ですが、1立方メートルで1トンの重さがありますので、浅くても流れが強ければ流されてしまいます。こういった事故を機に、同じ様な危険について考える必要があると思います。これから夏が始まります。今年の夏は水災が少しでも減る事を祈ります。亡くなった親子のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
