6月13日(月)の夕方、広島市の平和公園にある広島国際会議場で、ホールの天井で作業をしていた作業員の男性が落下する事故が発生しました。
高所からの落下で全身を強く打ち、意識不明の重体で病院搬送されました男性は、、
もくじ
広島国際会議場で作業員転落の事故
この事故が明らかになったのは、2022年6月13日(月)の午後4時15分過ぎで、「ホールの天井で作業していた男性が床に転落した」と通報があったことから。
事故の現場となったのは、広島県広島市にある平和公園の広島国際会議場で、当時ホールの天井で作業していた男性が転落しました。
転落したのは、呉市宮原に住む作業員男性、日高晃寛さん(34)で、意識不明の重体で病院に運ばれましたが、全身を強く打つなどしており約2時間半後に死亡しました。
点検中の事故、その原因は何だったのか?
日高晃寛さん死亡事故の原因は何?
当時日高さんは、ホールの天井裏で照明の点検作業(保守点検)を5人で行っていて、およそ17m下の客席に転落したとされています。
転落した原因については現在究明中でありまだ不明です。
現場となった国際会議場は、国際交流の推進と市民文化の向上を図ることを目的に、平和公園内に設置されている施設で、国際会議やイベントのほか、修学旅行生の平和学習の場などで利用されています。
作業員転落し事故死の現場はどこ?広島国際会議場
事故がおきたのは下記の場所にある会議場であったようです。
広島国際会議場
広島県広島市中区中島町1−5
日高晃寛さんの情報と勤務会社はどこ?
死亡した日高さんについて判明しているのは下記の情報で、勤務していた会社がどこかといった情報は現時点では判明していません。
名前:日高 晃寛
年齢:34歳
性別:男性
職業:作業員(会社員)
会社:不明
住所:広島県呉市宮原
死因:不明(高所からの転落による体の強打か)
また、当時安全帯など落下防止の対策がされていたのか?といったことなども調査中のようです。
広島でおきた作業員の転落事故死にネット声
そもそも建築設計の時に保守点検を考慮しないのが間違いです。高所作業車搬入やローリングタワー使用を考えるとか最近のキャットウオークも安全帯保持の場所も考えてませんから作業員が転落の事を考えて作業するのが命を守れます。おいらも屋根に上がった時は常に自身が来た時に保持できる場所を確保しながら作業してます。
落ちる可能性があった場所での作業だったのでしょうから、作業場所はもちろん、昇降部分も含めて隙間なく安全措置が施されていなければならなかったと思います。命綱、フルハーネス、落下防止ネットなど、様々な安全具が思い浮かびますが、抜け目なく、手抜きなく、万が一への備えがあったかどうかが気になります。とにかく、転落された方の無事を祈るばかりです。
色々な作業では安全管理をするように厳しく法律で定められていますが、あまりにも現実離れした決まりが散見されるように思えます。そうは言っても、一度事故が起きると本人も含め、周りも大変悲しい思いをすることになります。法律で縛る事も大切ですが、設備の改良や安全やメンテナンス性を考慮した設計を当初からする等の対策も必要なのではと思いました。
キャットウォークからの転落かな?基本、高所は、ハーネス使用の二丁掛け。作業員なら99%もってます。しかし、掛けられない場所に照明がある事もあります。その場合どうするか安全設備敷設作業をする事になりますが、これを省略するとハインリッヒ法則乗っ取りいずれ事故が起きます。本来10分作業でも半日かけて安全設備を敷設しなければならない。この件は、書類送検されるでしょうね。
まだ若くてこれからの人生を痛ましい転落事故で死亡された男性作業員に哀悼の意を捧げたいと思う。同業の方々からのコメント読んでいると、高所作業で命綱もなく自ら身の安全を確保しながら作業している現実に、やはりホール設置側の責任と国の法整備の必要性を痛感する。豪華にホールも必要だろうが、目に見えない場所の保守点検の安全管理まで考慮した建物でなければなけれぱ本当の意味での豪華ホールとは言えない気がする。