1月11日(火)の午後、京都府京都市伏見区にある、近鉄京都線の向島駅のホームから車いすの男性が、通過中の急行列車に接触する事故が発生しました。
男性はそのまま電車にはねられて死亡しており、事故がおきた原因はなんだったのか?
もくじ
近鉄京都線、向島駅で人身事故が発生!車いすの男性死亡
事故がおきたのは2022年1月11日(火)の午後2時14分ごろのこと。
京都府京都市伏見区にある近鉄京都線、向島駅にあるホームで、車いすの男性がホーム上で線路に背を向け、後ろ向きに進んでいるのを急行列車の運転士が気付きました。
すぐに急ブレーキをかけるも間に合わずに衝突し、車いすの男性はその後に死亡が確認されています。
駅ホームからの転落・衝突事故、、なぜそのような状況になったのか?
車いす転落・衝突事故の原因は何?
事故のおきた駅では、車いすの乗客の乗り降りは駅員が補助をしており、同日も午後2時10分ごろに乗車しようと改札にやってきた男性から駅員が行き先の駅を聞き、その駅に連絡していました。
男性は一人でホームへ向かい、駅員は電車の到着に合わせてホームへ渡り板を持って行き、介助する予定だったとされています。
また、今回の事故がおきた向島駅にはホームドアはありませんが、後ろ向きで進んでしまった原因は何だったのか?京都府警伏見署が事故と自殺の両面で調べているとされています。
事前に駅員などに連絡を入れていることなど、現状の情報からは何かしらの事故で、意図せずに車いすが動き出してしまった可能性が高いのではないかと考えらえます。
車いす男性死亡事故、現場の様子がTwitterでも。
電車が車椅子と接触とのことでしたが
ほぼ無傷の車椅子でした。#近鉄#向島#人身事故 pic.twitter.com/agmf4UqQu3— Kentaro Fujisaki (@kentaronoir) January 11, 2022
何事と思ったら人身事故だった
遅刻決定やん pic.twitter.com/ueajO3eBDr— ふぇ課金禁止ちゃ止禁金課ん (@PSOF_F) January 11, 2022
近鉄京都線、事故の起きた向島駅の現場どこ?
事故の起きた向島駅の様子が下記で確認できます。
向島駅:京都府京都市伏見区向島東定請
死亡した車いすの男性は誰?名前や身元は?
死亡した車いすの男性について、現時点では身元を警察が確認しているようですが、まだ明らかになっていないようです。
それだけ衝突の衝撃が強くバラバラになってしまったのか、、
名前:不明
年齢:不明
性別:男性
職業:不明
住所:不明
死因:不明
車いす接触死亡事故、、ネットの反応は
対応した駅員さんが責められる事では到底無いが、自責の念で潰れて仕舞わない事を願います。
駅員さんに介助してもらう寸前に向きを変えればよかったのに、気をまわして先に向きを変えて少しの手伝いで済むように配慮した結果がこれでは気の毒すぎるな。
なんとも痛ましい事故です。車いすを使う人たちもホーム上では線路と並行に停まるということを理解しているはずですが、垂直に位置すると後退してしまうこともありますので、十分注意が必要です。
降りる駅で前向きで降りる為に、この乗車駅では後ろ向きで乗ろうとしたのでは?それで、駅員さんが来る前にちゃんと並んでおこうとして、位置調整中にバックし過ぎて衝突してしまったとか。
私にも車椅子ユーザーの家族がいるだけに、他人事ではないのですが、誰も責められないです。運が悪かったということだけで片づくものではなく、後味の悪さだけが残る、悲しい出来事です。心より哀悼の意を表します。
バリアフリー講習でかつて聞いたが、いくら傾斜が小さくても、スイッチの切り替えや充電切れでモーターがパワーを失った時などはすぐ後退する上、電動は重量もまあまああるので勢いが付くとブレーキだけではとても止まれないらしい。かと言って四六時中駅員を付き添わせたら、人数の少ない駅では他の客に対応出来ないし、これ以上の措置は難しいよな。ホームドアも到底全部の駅には付けられないし、本人も周りも気をつけるしかない。
私も電動車椅子利用者ですが、ホームで線路に垂直方向に向くのは前向きでも後ろ向きでも大変危険です。ホームでは、線路に平行に、尚且つ電源切り両サイドブレーキ掛けるのが鉄則です。鉄道会社によるかもですが、一般的には駅でもその様に呼び掛けている筈です。あくまで予想ですが、後ろ向きでブレーキ掛けず、電源切らないまま、荷物や携帯を取り出そうとして、厚着の今の季節は袖がジョイスティックに引っ掛かりやすいので、それで後退してしまったのかと。