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事故

富士山登山で滑落遭難死亡の40代男性は誰で名前や身元判明は?冬山滑落の映像が恐怖。山岳遭難救助隊ヘリコプター、閉山中なぜ

1月2日(日)の昼前、富士山で滑落した男性が別の登山者により発見され、救助活動が行われていましたが死亡が確認されました。

冬山などでの死亡事故は多発している状況での登山、何故このような事態になったのか?

富士山、冬山登山の40代男性が滑落遭難死亡

この事故が明らかになったのは2022年1月2日(日)の午前10時20分ごに富士山の登山者から「倒れている人がいる」といった消防への通報からでした。

当時、警察などがヘリコプターで捜索したところ、富士山の御殿場口から1人で登山をしていた40代とみられる男性が下山中に山頂から約200m下の登山道に滑落している姿が確認されました。

2日の午後2時ごろに通報者の携帯電話を通して警察が男性と会話した際には意識があったとされていますが、翌日の3日の午前9時頃に静岡県警の山岳遭難救助隊が発見し救助した際には、すでに男性は死亡していました。

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富士山、遭難から救助までの経緯は?

当時の事故の流れとしては以下のような経緯であったようですが、いつ山を登り始めていつ頃死亡したのかはまだ情報がでていません。

1月2日(日)午前10時20分ごろ
登山者によって転落した40代の男性が発見される

1月2日(日)午後2時頃
通報した登山者の携帯で男性と警察が通話

1月3日(月)午前8時48分ごろ
遭難者を9合目付近で発見するもすでに死亡

ヘリで発見から現場まで実際に救助隊が駆け付けるまでには時間がもかかり、また冬山であるためかなりの極寒となっていましたが、それらをしのぐ装備などを持っておらずに凍死した可能性が考えられます。

 

登山道で転落、遭難死亡の40代男性は誰?名前や身元は

死亡した男性の身元について、おそらく40代とされていますが、詳しい情報などはでておらず、その身元はまだ明かされていません。

名前:不明
年齢:40代?
性別:男性
職業:不明
住所:不明
死因:不明(凍死?)

※引き続き確認中。

 

冬山登山滑落事故の様子が恐怖

下記の動画は過去に実際におきていた富士山での滑落事故の様子とされており、晴れ渡った空の元でも滑落した際のすさまじさがわかるものとなっています。

【高画質ノーカット版】富士山でニコ生ライブ配信中に滑落。高速で斜面を滑り落ち、岩に身を削られバラバラ遺体で発見。ダーウィン賞を受賞【死亡事故】

山小屋の経営者の談として次の話が出ています。
「(冬の富士山は)普通の人は登る世界ではないと思います。気温が低いから、かなり凍っている状態だと思います」

【 9月以降は「冬山」】富士宮市観光協会は、閉山期間中の登山に関して問い合わせがあった場合、「絶対に止めるように」と呼びかけている。「今の時期でも富士山はもう『冬山』。経験豊富な人間にとっても非常に危険」だという。

「富士山における適正利用推進協議会」は、遭難・死亡事故を防ぐために下記のようなガイドラインを規定しています。

・万全な準備をしない登山者の夏山期間以外の登山「禁止」
・夏山期間以外については、「登山計画書」を必ず作成・提出すること
・山中のトイレが使用できない夏山期間以外において、万全な準備をした登山者が登山を行う場合、携帯トイレを持参して、自らの排泄物を回収し、持ち帰ること

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冬山での登山から遭難・死亡事故にネットの声は

冬山登山者向けは保険加入を義務付けしてはどうか?本人の生命保険傷害保険ではなく、救援捜索費の為に。

いつも思うのだが、冬山にアタックする方達は、万一遭難した場合に捜索のために、多くの方達に膨大な迷惑を掛けることを想定しているのだろうか?

おそらく寒さでやられましたね。昨日の夜の富士山頂上付近は−27℃で風速10m、風速1mにつき1℃下がるので、体感温度は−37℃で極寒。人が長く生きれる世界じゃない。

この時期、閉山してるから経験豊富な登山者なのかな。富士山のサイトには閉山のお知らせとともに「十分な知識やしっかりとした装備、計画を持たない登山者の登山は禁止されています。」とあるので…

小さい頃、吹雪いてる真夜中に、呼び出しの電話がなり、防寒具を着込んで、玄関を出て行く父を思い出した。お正月を家族団欒できなくなったレスキュー隊家族の皆様にもありがとう、と伝えたい。

以前は登山者のケガや遭難に胸を痛めておりましたが、噴火で命からがら助かった人々のVTRを目にして、思考が少し変わりました。山を仕事とする人々が山で事故に遭遇するのと、山登りを趣味とする方々が生命に関わる事柄がおきるのとでは訳が違うと考えるようになりました。救助隊も命懸けで助けなければならないのです。

登山していた人から通報。と、言う事は、禁止されているのに登山する人がかなりいると言う事?このようなニュースを見るたび思います。禁止しているのに登山する人は、何があっても救助しなくていいです。と誓約書を書くようにしてはいかがでしょう?

まずは救助隊の方々を労いたい。自己責任だの救助費用だのでコメント欄が荒れているが、そんなことより救助活動中の事故で要救助者が死んだ場合に救助隊が責任を取らされる理不尽な仕組みのほうにこそ外野が声をあげて変えていかねばならないと思う。

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