先日、東京の吉祥寺駅近くの道路が陥没したことが話題となっていましたが、11月11日(木)の未明に北海道三笠市本町の道路が大きく陥没し、車が転落する事故が発生していたことが判明しました。
続く道路陥没による事故、、ライフラインの老朽化による事故に不安の声が上がっています。
三笠市本町の岩見沢桂沢線道路が陥没で乗用車転落
この事故が明らかになったのは、2021年11月11日(木)の午前3時ごろのこと。
北海道三笠市本町を走っている岩見沢桂沢線の道道917号で「道路が陥没している」という通報が通行人から警察にあったことから事態が明らかに。
陥没でできた穴には乗用車が転落しており、乗っていた20代男性、20代女性、10代女性の合わせて3人が怪我をしていましたが、打撲などの軽傷で命に別状はないとされています。
※砂川市の病院に搬送
北海道道路陥没の原因は何?以前から前兆?
道路崩落の現場に空いた穴は長さ約10m、幅約5m、深さ約6-7mほどとされており、現場周辺約2.5kmが通行止めになるなどの影響が出ています。
また、崩落の原因については現場周辺で工事はしていないということで、詳しい原因を調べるとしていますが、現場近くを撮ったとされるGoogleの地図には亀裂のようなものが走っているのが確認できます。
これは一度何かしらの工事や検査などで掘ったあとなのか、自然に亀裂が入っていったのかは不明ですが、隣の岩見沢市では10日昼までの24時間で90mmの雨が降り11月の24時間降水量の記録を更新していたとされています。
空洞に水が溜まってといったことから崩落につながることもあり、今回の件はそうしたことによるものなのか。
※2018年5月撮影
※追加情報
空知総合振興局札幌建設管理部の細川智之事業室長が次のように述べています。
三笠市本町、道路陥没の現場はどこ?
道路の陥没事故がおきたのは下記の現場ですが、地図で見ると陥没した道路とされる場所にひび割れなどがあるのが確認できます。
このことから以前から何かしらの兆候が出ていた可能性は考えられますが、同程度(地図と同じくらい)の状態となっている道路は全国各地に多数あり、修繕が追い付いていないのが現状。
北海道三笠市本町 道道917号 岩見沢桂沢線
道路陥没事故にネットの声は
今回の崩落事故に関して以前から異変に気付いていた声や、原因について炭鉱が関係しているのでは?といった様々な意見が出ているようです。
夜中の走行で穴の深さも7mでよく軽症で済んだもんだ。しかし工事関係無く突如の道路陥没は注意のしようが難しい、特に夜間は!
昨年あたりから道路が凹んではアスファルト補修を数回やっていた。このままなら陥没の心配を家族と話していた。調査をしなかった道路管理者の怠慢か。
水害とかでニュースにうつるのを見るとアスファルトの道ってペラペラやねんなってよく思う。普通に走ってる道路も実は下は土で知らない間に空洞が出来てて、ある日突然崩れ落ちるとかあるだろうな。こういう事故にあったら市や道や国は保障してくれるんだろうか?
たまに真っ黒なアスファルトで補修されていたりするからこの写真見てもそう見える。走っててもさすがに穴だとは気付かないもんなぁ。よく打撲で済んだし、上からさらに車が落ちてこなくてよかったよ。
十中八九、昔の炭鉱トンネルが影響した陥没だろうけど…突然7mの落下って、予告無しにフリーフォールに落ちる様なもんでしょ?年寄りだったら心臓止まるよ。それにしても、シートベルトをしっかり着用していたのでしょう、軽症は奇跡的だと思いますよ。
三笠も炭鉱町でしたからね…。町の地下は網の目のように坑道が残っており、廃鉱となった今、打ち捨てられていることでしょう。これも坑道の崩落に引きずられた可能性はあると思います。