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事故

第八しんこう丸の不明6人名前判明!過去に衝突事故?和歌山県沖に油発見で漂流・沈没の可能性も、、

愛媛県宇和島市の漁船「第八しんこう丸」の行方が、12月22日午後1時の連絡を最後に、わからなくなっており、捜索が続けられています。

進路をたどって捜索をしていた海上保安庁が、和歌山県沖に油が流出した痕跡が見つかり、海保は沈没した可能性もあるとみています。

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和歌山県沖の海上に油を発見、関連は?

漁船、「第八しんこう丸」の消息不明が発覚してから半日以上が経過した中、海上保安部では巡視船や航空機を出して航路となっている四国沖から紀伊半島沖の海域で捜索を続けていましたが、和歌山県沖の海上で、油が浮いているのを発見したとの報告が上がっています。

油が「第八しんこう丸」のものであるかは不明ですが、航路上に浮いていた大量の油から、何かしらが理由で油が漏れだす事態に陥り、航行不能となって沈没や、漂流をしている可能性が出てきました。

第六管区海上保安本部などが、油が見つかった海域の探索を進めています。

愛媛 6人乗り漁船が行方不明

 
※油が見つかったのは、和歌山すさみ町沖の南西30km付近(航行予定のルート上)

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愛媛県、漁船の第八しんこう丸が行方不明概要

漁船が消息を絶っていることが明らかになったのは、2020年12月23日(水)の午後7時半頃のこと。

愛媛県宇和島市にある水産会社の戸田水産から「漁船の行方が分からなくなっている」と宇和島海上保安部に通報があったことから。

消息不明となっているのは、6人乗りの漁船「第八しんこう丸」(199t)で、20~50代の6人が乗船していました。

12月22日(火)の午前10時~正午の間に、愛媛県の愛南町を出港し、午後1時ごろに電話で業務連絡をしたのを最後に連絡が取れなくなっているもの。

通常の予定では、目的地である尾鷲港(三重県)には12月23日(水)の午後3時ごろに入港予定でした。

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消息不明の6人の名前は誰?

行方不明となっている「第八しんこう丸」に乗船をしていたのは、20~50代の6人です。

戸田 源二さん (49)※船長
宮中 恵二郎さん(56)
砂田 千年さん (52)
森下 満晴さん (47)
浅井 京さん (25)
白井 勝太さん (25)

事務員のコメント

「いつもの慣れたところ。まさか連絡が取れないなんて。何かあったしかないんですけど、どうしたんかな。ちょっとびっくりです」

 
港を出航した22日以降、海上の波は比較的穏やかであったとされています。

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第八しんこう丸は過去に2回の衝突事故?

「第八しんこう丸」は愛媛県宇和島市にある水産会社「戸田水産」に所属する船で、平成3年4月に建造された199t、船長41mの漁獲物運搬船。

 
第八しんこう丸について情報を調べた中で、過去に2回の衝突事故(最低でも)があったことが確認できました。

日時:平成30年6月7日15時42分ごろ
場所:香川県坂出市小瀬居島北東方沖
概要:漁船第八しんこう丸が南西進中、漁船八幡丸がえい網しながら西南西進中に両船が衝突。
   第八しんこう丸は、左舷船首部外板に擦過傷を生じ、八幡丸は、右舷舷縁の破損等を生じた。

日時:平成10年11月26日00時20分
場所:瀬戸内海 備讃瀬戸
概要:漁船第八しんこう丸と漁船幸丸
   左舷船首が幸丸の左舷船首部に、前方から20度の角度で衝突。

 
今回の消息不明となっているのが、この際に破損した部分が劣化しての油漏れにつながったのか、あらたに挫傷や衝突で損傷をしたのかなど、まだまだ不明な点は多いですが、沈没などであったとしても、乗組員がボートなどで脱出して無事でいればよいのですが。。

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第八しんこう丸の所属会社がある場所は?戸田水産

有限会社戸田水産
愛媛県宇和島市築地町2-2-11

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海上での行方不明事件、ネットでも心配の声

昨日の愛知から尾鷲に行く船に引き続きの行方不明。。なんとか無事を祈ります。

沖へ流されるケースがあるだけに心配やなあ…どうか無事であってほしい。

和歌山沖に油か、、もし沈んでるならクジラか他の船舶にぶつけられたかなのか?乗員の無事を願うばかり。

沈没するにしても救難信号出すだろうに。大きな漁船だからすぐ見つかりそうだが。大型タンカーにぶつけられたか。

どれだけベテランでも突風や大波等予想を遥かに超えるものに遭遇すればひとたまりも無い。ご無事をお祈りします。

荒れていたというニュースも聞いていないのですが夜間に大型船か潜水艦にでも当たったのでしょうか、
それとも数万分の一の確率の変な波や海流に巻き込まれたのでしょうか、海は何が起きるか分かりませんから。

該船は199クラスの活魚運搬船で甲板に水槽を備え大量の魚(主に養殖のハマチ・カンパチ・タイ等)を活かしたまま運ぶ船です。
魚が満船になるとだいぶ吃水が下がりますが、何らかの理由で浸水したとしても
沈没までには多少の時間はあると思われるので、海保・会社等に全く連絡もなく突然消息不明というのは余程のこと
(大きな爆発もしくはより大きな船等との衝突)があったものと推察されます。
宇和島から尾鷲へ四国の南側を航行したということは太平洋上で、現在南岸低気圧が接近しており
これから時化ることが予想されますが、乗員が救命ボートへ乗り移っていて何とか無事発見されることを祈るばかりです。

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