埼玉県北本市内にある小学校で2020年1月に、ストーカー行為をしていた男(62)が知人女性(34)を殴り車ではねて殺害しようとした事件。
初公判が2020年3月25日にさいたま地裁で開かれました。
しかし、この事件については殺人未遂であるにも関わらず情報が公開されないといった不可思議な部分も多く、疑問が残る事件です。
今回は、この北本市でおきたストーカー殺人未遂事件について調べてみました。
もくじ
北本市内でストーカーからの殺人未遂事件が発生!
事件があったのは2020年の1月16日の夕方のこと。
逮捕、起訴され裁判が行われている犯人は、加須市久下に住む無職の男(62)で、北本市内の小学校敷地内にて、被害女性の顔を拳で複数回殴った上、車で女性の足をはね、1カ月のけがを負わせ、助けに入った別の女性も殴り、約10日間のけがを負わせました。
被害にあった女性と犯人は2019年に仕事上の関係で知り合ったとされており、犯人の男は事件発生の2週間ほど前に、被害女性の車のタイヤを刃物で刺し、鴻巣署に器物損壊容疑で逮捕されていました。
その後、犯人の男は被害女性と示談が成立し、ストーカー規制法に基づく接近禁止命令を受けることで釈放されていましたが、釈放直後に被害女性の近くを車で走るなど違反をしたため女性の通報により、署から再度警告を受けていました。
事件が起きたのはその数日後であり、被害女性が自身の子どもを迎えに行った小学校内で事件が起きたとされています。
殺人未遂事件がおきた北本市内の小学校はどこ?
事件があったのは北本市内の小学校内であったということですが、具体的にどこであったのかは現在までに情報は公開されていません。
情報を調べたところ、北本市内の小学校は以下の8つの情報がヒットしました。
北本市立石戸小学校
北本市立北小学校
北本市立南小学校
北本市立中丸東小学校
北本市立西小学校
北本市立東小学校
北本市立中丸小学校
北本市立栄小学校
警察が被害者に不自然な口止めや退職、引っ越しを要求
今回起きた、ストーカー殺人未遂事件について、被害者は警察から事件について口外しないように言われ、転居や転職を求められたといった情報があります。
こうした経緯を踏まえて被害女性は事件の報道を強く望み、下記のように答えています。
ストーカーという変質者の異常行動による犯罪であり、かなりの執念深さが懸念されるため、被害女性の住所や仕事先などが知られている可能性はあります。
そのため、安全性を守るためには引っ越しや転職も一つの方法ではあると思いますが、口外を伏せることや、犯人の名前などを非公開にする対応には疑問が残ります。
※警察側の言い分
殺人未遂犯は元埼玉県職員!名前や画像は?警察関係者を疑う声も?
今回の事件の犯人とされる男について、名前や画像などを調べてみましたが、情報が出てきません。
そのため、元県職員ということですが、県職員のくくりに警察関係者も含まれる可能性があり、年齢的に高位の役職についていた可能性もあり、身内の不祥事を隠すためでは?といった声も出ているようです。
名前:不明
年齢:62歳
職業:無職(元県職員)
住所:加須市久下
▼罪状:殺人未遂
死刑または無期もしくは5年以上の懲役
殺人未遂の場合、状況によっては減刑がされる場合もあるとのことですが、行われた審議は、検察側は懲役2年を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求めての裁判となっています。
そもそもの請求が大幅に刑が削られており、事前の警察の口止めなどの行為からみると、検察(警察)の対応も怪しく感じられるのは気のせいでしょうか。
殺人未遂犯の元埼玉県職員に複数の前科と余罪か?
元県職員の被告は2001年に、公務と偽って別の女性の親族の戸籍謄本などを不正取得した有印公文書偽造などの事件で有罪判決を受け執行猶予中に、被害女性の中傷ビラをまいたなどとして、ストーカー規制法違反と名誉毀損の罪で実刑判決を受けていた過去があります。
このように、過去にも同じような事件を起こしていたようです。
また、元県職員がどの時点までを指すのかは不明ですが、約20年も前の事件の職業を出すことは考えられないため、事件が発覚する直前まで県職員として働いていた可能性があり、そうするとこうした犯罪を犯した人物と知りつつ県の職員として採用をしていた可能性も出てきます。
※現状、あくまで推測です。
北本市ストーカー殺人未遂事件にネットの声は
なぜ被害者の女性が転居、転職させられなければならないのか。学校でいじめにあった生徒が転校を進められるみたいな話だな。
自分と子でもおかしくない年齢差の女性を殴り、車で轢く。そして、止めに入った女性も殴るとか、この男人間としての理性のかけらもないでしょ?懲役2年求刑が通って刑務所入っても、出てきたら即復讐をしそうな雰囲気。被害女性を守る為にも、無期懲役が相応しいと思いますが…。
転居や転職をしても、追いかけるヤツは追いかけるし、何なら役所や警察の不手際で転居先が相手に漏れたりするので信用ならない。女性は対応の緩い埼玉県警にまず不信感を持っているんだろう。
犯人の凶悪性は異常だから、量刑相場の数倍でお願いします。犯罪事実も複数にわたるから、その分だけさらに上乗せね。量刑相場が懲役2年なら、もろもろ上乗せして懲役25年くらいになるかな。正義を実行しろよ、裁判所。
加害者に優しくて被害者に厳しいから何度も再犯がおきる。示談だって子供の為を思うなら、と警察が勧めたと思う。警察はかかる日数や手続きの大変さを理由にすぐ示談にしたがるから。
加害者のしたことに相応な罰をくだし今回は引っ越し費用と慰謝料もすべての被害として加害者に支払わせる。なんでこうならない?実際は加害者ぬくぬくで被害者は一生傷を負う。
加須市の警察署長としては、事件が少ない市で2、3年で移動なのに自分の任期中にこういう事件が新聞沙汰になるのを恐れたんだろう。加須市の警察署長ならキャリアではなく叩き上げ署長だから定年間近だろうから、何事もなく退職したかったんだろうけど対処を誤ったな。