【速報です】
2016年に神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され26人がケガをし、合計45人もの殺傷が行われた「相模原障害者施設殺傷事件」の裁判が3月16日(月)に行われ午後1時半に判決が言い渡されました。
判決の結果は求刑通りの「死刑」
植松聖被告(30)は接見で「自分がやったことは死刑に値しない」と主張していました。
しかし、「自分には責任能力があるので、死刑になると思う」とも話し、「どんな判決でも控訴しない」と強調もしていました。
1時半から開始された判決言い渡しでは通常は冒頭で行われる主文宣告を後回しにする「主文後回し」として、青沼潔裁判長が判決理由の朗読を始めていました。
※一般的に主文後回しの場合、厳しい判決が下される可能性が高くなります。
もくじ
植松聖 被告の画像情報
津久井やまゆり園で起きた相模原障害者施設殺傷事件について
2016年(平成28年)7月26日未明に神奈川県相模原市緑区千木良476番地にあった神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」にて発生した大量殺人事件のこと。
元施設職員である、植松聖(犯行当時26歳)が施設に侵入して所持していた刃物で入所者19人を刺殺し、入所者・職員計26人に重軽傷を負わせた。
殺害人数19人にも及ぶこの事件は、第二次世界大戦後の日本で発生した殺人事件としてはもっとも多く、戦後最悪の大量殺人事件として日本はもとより、世界中に衝撃を与えました。
青沼潔裁判長について
植松被告の裁判で裁判長を担当した、青沼潔 裁判長は横浜地方裁判所、および横浜簡易裁判所の判事(裁判官)
3月16日に行われた横浜地裁(青沼潔裁判長)の裁判員裁判の判決で求刑通りの死刑を言い渡しました。
植松被告の死刑判決についてネットは妥当の声
今回の植松被告の死刑判決を機に、世の中に蔓延ってる障がい者差別(役立たずとか、ウザイとか、キモイとか)も無くなって欲しいですね。
更に、今回の事件で見え隠れした国民性「内なる優生思想」も消えてなくなって欲しいです。
仕事の可否だけで、人が選別されませんように。
— おーさまメロンby市村安弘👑🍈4月中旬まで自宅入院 (@o_sama_melon) March 16, 2020
植松聖、死刑以外ないだろ。
もしこれで死刑にならないのならば、葉っぱ吸ったもん勝ちになるね。— 葉山りんさ(米騒動) (@_kamu9) March 16, 2020
植松被告に死刑の件、妥当だなとは思った。本人も言ってたけど責任能力は十分にはあるだろうし、またその能力の有無で争うのも今回に関しては違うというのは同意できる。他の犯罪案件に関しても争点が責任能力の一点っていうのもすごく違和感ある。
— ゆき (@yukki_0918) March 16, 2020
どう考えても死刑以外の判決は有り得ない。無駄に長引かせても意味が無いので控訴せずこのまま確定して刑の執行をするべき。
当然すぎる判決。控訴しないと事前に言っていた通り、素直に判決に従ってほしいものだ。
責任能力ってなんなの?人を殺めた事実はかわら無いし責任能力無し無罪にしてまた誰かを殺めたらだれが責任取るのか。そもそも責任能力とかの議論はする必要はないと思う。
まれにみる異常な犯罪である、なおかつ本人の深層心理などとても追及できそうにない。よって早期の執行を願うばかり。税金無駄使いしないでほしい。
19人を殺害し、26人を負傷、妥当な判決だと思います。植松被告は公判中も反省の色を見せずに、自分勝手な持論を展開していた、これが極刑でなければ日本の司法はおかしい、今回の判決を支持したいと思います。
もし植松被告側が控訴、上告しても判決が覆らない事を願いたい。改めて犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。
弁護士も、一生懸命仕事してるんだろうけど「…善悪を判断する能力がなかった」何してもいいのか?ってことにならないの?
弁護士は本気で無実を信じてるのか?こんな極悪人が無罪になる事が司法の本質だと思って弁護してるのか?事務的に弁護せず、被害者が理解できるような弁護が司法制度が求める本当の弁護スタイルだろ。弁護士辞めろ。
今回の死刑判決と事件についてTwitter上では様々な意見も
実際1度もS級知的障害と関わったことのない人は口出しする権利ないと思うよ
植松は何年か働いて経験したわけだし…来世に期待やね…これ見ちゃうとねえ… pic.twitter.com/2N34Oul4WS
— くろぴー🍀 (@CatRobotP) March 16, 2020
植松死刑だってさ
遺族の奴らは金も入るし被害者面も出来てよかったな
障害者を施設に預けて邪魔者扱いして腹立つ
誰が一番ゴミかって遺族の奴らだよ— mafee (@popopotatatatat) March 16, 2020
「私はたまたまころさずに我慢できてるけどたまたまだよ。私たちには人権がないと思うことがある」とも言っていた。植松はもちろん悪いことをしたけれど障害者や職員たちを搾取して高笑いしてる福祉ビジネスで儲けてる奴らのことをなんとかすべきじゃないかと思うのよ。
— ステラお姉さん🐷 (@sisterstella_) March 16, 2020
小泉元総理あたりから今に至るまで、日本は緩やかな弱者切り捨て社会になってきたと思うんですが、植松被告のやったことは急激な弱者切り捨てであって本質は今の日本の社会と割と変わらないんですよね。そう考えると何とも言えない…
— ネイプ@同志ほまれ(異問橋養鶏場) (@fujionjack) March 16, 2020
現行の刑法上当然なのかもしれない。
でも、彼が社会さら排除されるべきヒトであるから殺されなくてはならないという事実が、植松被告を正当化してしまう気がしてならない。
応報的な考え方なら正当化可能かもしらないが、犯罪者もまた人間なのだと思いたい。— ネコの戯言 (@SkqePw) March 16, 2020
最後に
戦後最大の殺人事件として衝撃を与えた事件、「死刑判決」が出たことで一つの区切りとなるでしょうが、まだまだこれから解決していかないといけない問題も山積みとなっています。
今回の事件が、現在の福祉、司法、様々な在り方に大きな一石を投じる事件となったことは変わりないとでしょう。