高校の男子バレーボール部の顧問教諭の石井利広が練習中に生徒の髪の毛を引っ張り、顔にバレーボールを投げつけるなどの暴行を加えたとして、千葉県警に逮捕されたとして大きな注目を集めています。
学校での体罰は大きな関心が寄せられていますが、学校という周りからは一部隔離されたような空間ではもみ消しや独自ルールなども問題となっています。
近年、いじめや体罰問題が大きく取り上げられるようになっており、逮捕者も出ている中で未だに続けられているこれらの行為、逮捕された男の正体とは。
もくじ
船橋市立船橋高校のバレーボール部顧問が暴行で逮捕
この事態が全国に明かになったのは2023年2月27日(月)のニュースにて。
その内容は船橋市立船橋高校の男子バレーボール部の顧問の男性教諭である石井利広 容疑者(60)がバレーボール部の練習中にミスした生徒に激高し、部員の髪を引きずって、顔面にボールを投げつけるなどの暴行をした疑いで逮捕されました。
この事件がおきていたのは2022年11月18日の午後6時半ごろとされており、現場となったのは同校の体育館でした。
同校男子バレー部は全国大会出場経験も多い名門とされていますが、なぜこのような愚行を行ったのか?
石井利広、名門バレーボール部顧問の暴行理由とは
逮捕された石井容疑者に関して警察は、石井容疑者の認否を明らかにしていませんが、暴行の届け出は事件がおきた同月の20日に部の関係者から「暴行があった」との申し出があったようで、警察が捜査を行っていての逮捕となっています。
この事件に関して船橋市教育委員会は2月27日の午後4時から臨時の記者会見を行うとされていますが、こうした事例できちんとした対応がとられたと感じられるのは少なく、何かしらのイイワケで終わる場合も多いです。
犯行動機に関しては被害者の男子高校生が練習でミスをしたことに腹を立て、石井容疑者が暴行に及んだとされていますが、自分を律することができずに犯行に及んだとすれば余罪なども捜査が行われていると考えられます。
参照:名門・市立船橋高の男子バレー部顧問を逮捕 練習中、部員に暴行疑い ミスに激高、服を引き剥がし髪ごと引きずり
船橋市立船橋高校の場所は?
今回問題となっているのは下記の場所にある学校。
船橋市立船橋高等学校
千葉県船橋市市場4丁目5−1
石井利広の顔画像や経歴、バレーボール部顧問の正体
事件発生から2ヶ月以上が経過してからの暴行容疑での逮捕ですが、まだ実際の刑罰が確定しているわけでもなく、なんだかんだでもみ消されて不起訴になる事例も多いです。

※詳細確認中
名前:石井 利広
年齢:60歳
性別:男
職業:教諭(男子バレーボール部顧問)
学校:船橋市立船橋高校
住所:千葉県佐倉市大蛇町
罪状:暴行
同部は1990年に全国高校バレーボール選抜優勝大会(春高バレー)で優勝し、県大会で優勝45回を誇る強豪として名門とされていた学校。
石井容疑者は1988年に教諭として採用されてから35年間に渡って同部の顧問を務めてきたとされていますが、近年は優勝から遠ざかっていたことからそれによるイライラを生徒にぶつけていたのか。
通常は教師はある程度の期間で別の学校に行くところ35年間も顧問を続けていられた理由は不明ですが、長くなると独裁状態になりかねないパターンが全国で見られていて問題視する声も。
同学校の校長や別の顧問が今回の件に関して次の用に述べていて、当時現場にいた別の顧問がごまかすような声を出していることから、今回のような暴行事件が常習的にあった可能性や、悪いと思っていないことがうかがえます。
市立船橋高校 津田亘彦校長
市立船橋高校のファンとする近所の住民
名門校でおきていた暴行事件にネットの声は
名門校あるあるなんですけど、校長や理事長よりも古参な顧問教師の方が偉い風習がある。それは名門校だけで生徒が集められるから。顧問が問題や警察沙汰にならない限りは黙認されることが多い。また全寮制なら隠蔽だって可能。いまはSNSが普及して隠蔽なんて不可能ですし、体罰したから強くなるなんて指導方法は古い。昭和なら大丈夫だったでなく、昭和ですらグレーなことでした。昭和とか令和関係なく今も昔も立派な犯罪でした。
こういったスポーツに力を入れている学校での暴行事件は後を絶たない。これはやっている本人が暴力だと認識していないからに他ならない。自分が学生の時には当たり前だったという台詞を頻繁に聞くが、こんなものは、今というものを学びませんでしたと、自ら指導者として致命的な事を暴露しているに等しい。こんな指導者に見て欲しい指導者は元駒大監督の大八木さんだ。常に学び返し自問自答し、学生本位の指導をする。全ての指導者が人格者だという事はこの先もないと思うが、最低でも暴力がない学生時代を送って欲しいものだ。
こういうのまだまだ全国に多くいると思う。虐待やDVなどはその子供にも連鎖する可能性が高いと言われていて、この人物も同じように過去に受けてきたのだと思うけれど、こうした指導でしか結果を出せないのは実力がない証拠で、たまたま結果が出てそれで強い選手が集まってきて名門校となっただけというのもあるはず。普通に犯罪だけど学校というだけで、暴行事件が体罰として軽み見られたり、自殺などに発展したいじめはこれは殺人ともいえるがもみ消されているのが実情。
昭和なら許されたと言う発想がそもそもおかしいのですよ。こんなのは昭和だろうと令和だろうと許されないこと。昔やられたから自分も同じことを続けている人が今こうやって問題になっている。逆に昔やられたことをおかしいと思って改めている指導者もたくさんいます。前者は指導者失格ですよ。
練習のミスに対して体罰らしいが、そのミスをなくすための練習であって、いつまでもミスが続くのは練習を指導している指導者側の責任だと思うんだよね。であればこそ体罰を受けるのであれば指導者が受けるべきだと思うよ。その辺りを勘違いしている指導者がこういう問題を起こしてると思うよ。
この監督は、恐らく部活や体育の授業でビンタやケツバットなどの体罰を当たり前のように受けてきたほぼ最後の世代だと思う。結局、こういう暴力や虐待はかならず「連鎖」するものなので、その世代が定年退職していなくなるあと十数年は、特にベテラン教師ほど指導を徹底しないといけないだろう。