12月25日（日）クリスマスの朝、埼玉県飯能市美杉台の住宅街でおきた凄惨な殺人事件、一家3人を殺害したとして逮捕された斎藤淳 容疑者（40）と、犠牲になったウィリアム・ビショップさん（69）、妻の森田泉さん（68）、娘の森田ソフィアナ恵さん（32）一家の情報が判明しました。
逮捕された斎藤淳は以前からトラブルなどがあったとされており、今回の事件を起こした動機とは何だったのか？
もくじ
飯能市美杉台、ウィリアムさん一家男女3人が殺害される
この事件は2022年12月25日（日）の午前7時半ごろ、埼玉県飯能市美杉台4丁目にある住宅でおきており、早朝の静かな住宅街に響き渡る大きな悲鳴、、それを聞いた住民の方達が凄惨な事件を目撃していました。
この通報で警察などが現場に駆け付けると男女3人が変わり果てた姿で倒れているのが発見され、病院に搬送されるも死亡が確認されています。
亡くなったのは、この住宅に住んでいた父親のウィリアム・ビショップさん（69）と妻の森田泉さん（68）、娘の森田ソフィアナ恵さん（32）の男女3人でした。
なお、事件直後には身元が判明しておらず、その原因が顔などが確認できないほどの損傷があったためとされていて、上半身を中心に執拗に攻撃を受けていたとされています。
近所の人の声
斎藤淳、森田さん一家殺害の人物と以前の事件
斎藤容疑者は犯行後に自宅に戻っており、警察が以前の事件からすぐに特定して自宅を訪れるもしばらく籠城（居留守）をしていたようです。
また、事件に関して「話したくない」と供述を拒否しています。
名前：斎藤淳
年齢：40歳
性別：男
職業：不明
住所：埼玉県飯能市美杉台4丁目
服装：黒っぽい服装、マスク
凶器：鈍器
罪状：殺人未遂（死刑または無期もしくは5年以上の懲役）
これほどのまでの凶悪事件を起こしていることから、下される刑罰は死刑ではないかと考えられますが、最近はどのような凶悪事件であってもなぜか無罪を主張したり、大幅な減刑や不起訴となる意味不明な状況が起きているため、実際にどのような判決となるかはまだわかりません。
今回の事件現場となった住宅では、1年ほど前に車を傷つけられるトラブルがあり、この事件に関与したとして斎藤淳容疑者が器物損壊の疑いで逮捕されていましたが、不起訴となっていました。た。
またこの犯行は何度も繰り返されていたようで、付近では回覧なども周り、ビショップさんの自宅にも防犯カメラなどが設置されるなどの対策が行われ、車の修理費には100万円ほどかかったとされています。
参照：飯能市家族3人「ハンマーで耕すように」殺害…「スポーツも勉強もできる優等生」40歳男がなぜ?車傷つけトラブルがきっかけか
斎藤淳の自宅は徒歩1分、元映画監督？過去の経歴
逮捕された斎藤容疑者は過去に映画の制作に携わっていたことがあるようで、当時の関係者の声が出ていました。
当時の関係者
なお、これに関係して過去にも「斉藤淳」という同姓同名の人物が「振り込め詐欺」で逮捕されていて、同一人物ではないかとした声があるようですが、デマであるとしています。
斎藤容疑者、事件現場となった住宅から徒歩1分の距離にある住宅に一人で住んでいたとされています。
当時の状況を知る方
同級生の声
ウィリアム・ビショップさん、森田泉さん、森田ソフィアナ恵さん
殺害されたのはウィリアム・ビショップさん（69）、妻の森田泉さん（68）、娘の森田ソフィアナ恵さんの一家3人でした。
また、この住宅では火災も発生していて、斎藤容疑者が犯行後に住宅に灯油をまいて放火したとされており、建物の1階と2階が焼けました。
名前：ウィリアム・ビショップ
性別：男性
年齢：69歳
職業：不明
関係：父親
住所：埼玉県飯能市美杉台4丁目
死因：頚髄損傷
名前：森田 泉（もりた いずみ）
性別：女性
年齢：68歳
職業：不明
関係：母親
住所：埼玉県飯能市美杉台4丁目
死因：不明
名前：森田 ソフィアナ 恵（めぐみ）
性別：女性
年齢：32歳
関係：娘
職業：会社員（広告代理店）
住所：東京都渋谷区神宮前1丁目
死因：不明
※同居ではなく当時たまたま家に帰省していたことが判明。
【遺族コメント】
私たちは、家族が突然このような事件の被害者となってしまい、非常に大きなショックを受けており、心の整理がついていない状態です。私たちの心情や被害者家族の立場に御配慮いただき、亡くなった家族に関する取材につきましては、お控えいただきますようお願い申し上げます。私ども親族に加え、御近所様、友人等の関係者様への取材につきましても、どうかお控えいただきますよう、重ねてお願いいたします。
住宅街でおきた狂気の事件にネットの声
友人の話だと明るくて勉強ができ、スポーツマンだったし、別の報道では中学は私立の難関校に進学したらしい。現在は無職とのことだが、どこかで人生のレールから外れてしまい、子供の時は良かった分、人生うまくいかない事に自暴自棄みたいな感じになってしまったのか。これだけ凄惨な事件を起こすなら、もう人生どうにでもなれと思ってるように感じるし、そんな人の犯行を止めようがない。
犯罪者なりの言い分はあるだろうが、われわれの常識から見て理解できない理由だろう。最近、そういう事件が多い。このケースは死刑は間違いないが、そもそも刑罰がこの国では軽いことが挙げられる。また近代法思想から更生に重点が置かれすぎなのも問題だ。過ぎなのが問題なのだ。更生に重点を置きすぎるから予想された再犯が案の定起きる。善良に暮らしている市民がそのツケを払わされていることを重くみて、法の目的を重罰主義に再考すべき時点にきている。
3人の被害者の方のご冥福をお祈りします。茅ヶ崎の事件と合わせて、これからの日本の姿を見ているよう。これから一人暮らしで失うもののない「無敵の人」は増えていき、些細なトラブルが深刻化する機会も増えるだろう。警察も隣人も機能しない。ある日いきなり襲われたら年老いた家族は反撃も逃げることもできない。アメリカのように銃砲を解禁して身を守る他ないのか。もちろんそれは攻撃する武器を増やす最悪の選択だが。決して例外の事件ではないと思う。
明確な器物破損罪の犯人なのに不起訴にせざるを得ない人間をなんの行動制約も出来ない状態に放置せざるを得ない現行の法制度の為に起こった事件の様に思う。ある事件について起訴出来ない状態の人間であっても、裁判にかけ事件の実行の有無を明確にした上で量刑を判定出来る様な法律の改正が必要と思う。責任能力があればそれなりの量刑を科し、責任能力が無ければ必要な治療を義務づける必要がある。善良な第三者が保護される法整備が必要な時代と思う。
極端と言われるかも知れませんが、加害者に関してはどんな内容でも報道してもいいと思っています。犯罪を犯すということは自分だけではなく、身内にも多大な迷惑がかかると、それで犯罪抑止に繋がるかと思うからです。でも被害者に関してはそっとしておいてあげてほしいです。過去にもなんだか被害者にも非ががるような報道が多く見受けられます。特に親族への無神経な取材は絶対に止めてもらいたい。
この犯人の動機は何だろう。激しい憎悪があったのは間違いないと思うが、家族3人を殺すほどの動機が何だったか知りたい。もし、これが1年ほど前に起こした高級外車への器物損壊事件で逮捕されたことが動機だったとしたら逆恨み以外の何物でもない。それにそもそもこの被害者は事件現場に4年ほど前に引っ越してきたということだから、家も少し離れており高級外車を傷つけられるような諍いなど犯人との間にあったのだろうかと思う。世の中に不満を持つ犯人がたまたま近くに停めてあった高級外車を見て鬱憤を晴らすために傷つけ、それにより逮捕されたことにより、さらに恨みを持つようになったとしたら被害者は気の毒としか言いようがない。犯人と被害者の間に何があったのだろう。
