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事件

池内力久さん新名神高速道路工事で鉄骨下敷死亡の現場映像がヤバイ、、事故多発の原因

7月14日の午後、滋賀県大津市に建設中である新名神高速道路の工事現場で、作業員の男性(19)が落下してきた鉄骨の下敷きになる事故が発生しました。

男性はおよそ2時間後に救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されています。

工事現場で死亡者が出るに至った大事故、、原因は何だったのか?

新名神高速道路の工事現場で鉄骨落下事故

この事故がおきたのは、2022年7月14日(木)の午後1時40分ごろのこと。

事故の現場となったのは、滋賀県大津市大石東で建設中だった新名神高速道路の工事現場で、「鉄筋に人が挟まれている」と、工事関係者から消防に通報があったことから事態が判明。

当時現場では橋脚を建てるために掘った深さ15mの穴に鉄骨を組む作業をしていましたが、そのうちの約10本が橋の下へ落下し、この事故で穴の底で作業をしていた愛知県の建設会社社員の男性、池内力久さん(19)が鉄骨の下敷きになり、2時間後に救助されるも搬送先の病院で死亡が確認されています。

新名神高速は、大津市と京都府城陽市の間などで延伸工事が行われており、これまでにも工事中の事故が相次いでいるとされており、重大な事故の発生に作業の安全性を問う声が出ています。

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池内力久さん死亡、鉄骨下敷き事故の原因は何?

今回の死亡事故がおきた原因についてはまだ詳しい情報は明らかになっていませんが、当時は鉄骨を組む作業をしていたようで、その下で作業をしていたとすると安全性には問題が残ります。

鉄骨は1本重さ400kgもありそれが10本も落ちたとされていますが、工事現場の作業とするとクレーンなどで吊っての作業と思われますが、落下事故はこの現場以外の工事現場でも度々起きています。

警察は7月15日以降に現場を詳しく調べ、鉄骨が落下した原因を調べるとしています。

 

新名神高速の死亡事故現場はどこ?滋賀県大津市大石東

事故がおきたのは、滋賀県大津市大石東の新名神高速道路の延伸工事現場ということで、報道の上空映像などからみると下記のあたりではないかと思われます。

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新名神高速の事故で死亡した池内力久さんについて

死亡した池内さんについて判明しているのは次の情報。

名前:池内 力久
年齢:19歳
性別:男性
職業:建設会社社員
会社:不明
死因:不明(圧死か)

重さ400kgのものが高い場所から落ちて、その下敷きとなったと考えると、かなり凄惨な状態になっていた可能性が高く、即死状態であったのではないかと考えられます。

 

19歳の早すぎる死にネットの声は

まだ若いのに…。痛ましい事故です。私たちの生活を支えてくれている現場の方々には感謝ですが、事故防止などの安全管理の徹底も図ってほしいです。自宅の真ん前のマンションの外壁改修をしている作業員の方が、安全帯をつけずに作業なさっているのですが、見ているだけでもヒヤヒヤします。7,8階から万が一落ちたりなんかしたら命の危険もあります。この時期は熱中症のリスクもあり、本当にしんどいお仕事だとは思いますが、くれぐれも安全第一でお願いします。

安全対策は作業員全員の心がけで初めて得られるものなのだが、残念ながら日本は現場をろくに知りもしない人間が作業効率を著しくスポイルしてしまうような対策を平気で考えてやらせる。作業員はその中で作業を進めなくてはならない。当然安全に対する意識は低下する。過去に大量の事故が起きていて、そのために何をすべきだったのかもある程度出尽くしている。事故事例およびその対策を元に「作業員が」どうすべきなのか考えさせて作業させるような環境がこれからは必要だと思うのだが。言われたことをしていればいい、では事故は無くならない。

私の記憶が確かなら…新名神は兵庫県で橋桁の落下により作業員が亡くなっていた筈。名神が出来た頃よりは施工方法も改善されているのだろうが、やはり現場施工は監督の資質で差が出るところ。工期と費用に縛られて、出来ることも限られているのだろうが、ひとたび事故が起こると会社の信頼に傷がつき、損害金だって発生するだろう。目先のことよりも人命優先で作業を進められる環境になって欲しいと願います。

下請け、孫請け、ひ孫請け、となればなる程その企業の規模は小さくなっていくので、安全に対する教育や研修などに費やす時間を惜しみやすくなるのではないでしょうか。私自身も若い頃、空調設備の施工会社に勤めていた過去がありますが、そんな研修なんて受けた事ないです。そしてちゃんと大怪我しました。(目を手術しました)現場にも責任はありますが、その企業にも責任があると思います。

事故を起こさないためにどうしたら良いかという知識を持った人がもう引退して現場にはいないんだろうな。人がどんどん引退し、コストカットで長期的に知識や技術を蓄積した人が減り、その上氷河期のためにそれらの継承がうまくいかなかったことが今に至ってるのではないかなと思う。工期重視の業界でもあるし一朝一夕で何とかなる問題じゃない。行政は工期よりも人命を大切にするように今までとやり方を変えていって欲しい

現場で「吊り荷の下に入るな」は鉄則ですが下に入ったほうが効率が良い場合が多いのは事実です。ごくまれにですが必ずハインリッヒの法則通りに発生するこのような痛ましい事故での保障金銭増と「安全はすべてに優先する」を常に曲げヒヤリハットを繰り返す作業合理化での金銭減を比較検討すれば結果こうなります。この場合に人の命の重さは効率重視の利益増に勝てないという結論です。人の命も効率も残念ながら金銭で換算するしかないのです。私も現場に携わる一員なので経験上そう思う次第です。綺麗ごとでコメント言える方は現場なんぞで仕事してないよねって思ってます。

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