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事件

歌舞伎町交番死亡の男性名前は誰?薬物依存者支援団体とのトラブル内容判明!保護シート関係は

7月11日の夜、東京都新宿区の歌舞伎町にある交番で、保護した50代くらいの男性が意識を失い、搬送先の病院で死亡するといった事態がおきていました。

警視庁新宿署がこの事態を翌12日に発表したことで、注目を集めています。

似たような同様の事例は過去にも起きており、今回保護した男性が死亡した死因は何だったのか?

歌舞伎町の交番で保護した男性が死亡

この事態が明らかになったのは、2022年7月12日(火)に警視庁新宿署が発表した内容で、交番に訪れ暴れた男を保護して警察署に連行する間に死亡したもの。

死亡した男性は7月11日(月)の午後9時5分ごろ、東京都新宿区歌舞伎町2丁目にある歌舞伎町交番を訪れていました。

その相談内容とは、薬物依存者の支援団体とのトラブルについてのもので、署員の対応に激高して突如暴れ出しました。

腕を振り回すなど大きく暴れたため、9時12分ごろに署員4人がかりで制圧し、男性を地面に横たわらせて保護シートで首の下から足までを包んだとされています。

その後、9時20分ごろに男性をその状態のままパトカーに乗せて新宿署まで運び、9時30分ごろ署に到着した際に男性が意識を失い、呼吸していないことに気づいたため、病院に搬送されましたが、同日の午後10時45分に死亡が確認されています。

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保護男性暴れた理由判明で警察のコメント

死亡した男性が交番を訪れた際に言っていた「薬物依存者の支援団体とのトラブル」については次のように述べていたようです。

「団体の施設を出所したが、預けていた預金通帳を返してくれない」

これに警察官が「民間同士のことなので対応できない」と伝えたところ突如男性が暴れたため、警察官4人で制圧しシートにくるんだとしています。

こうした民事不介入については度々主張するも、同様の事例で介入をしていることもあり、さじ加減一つでどうにでもなるものであるようで、単純に面倒なだけでは?といった意見も出ています。

 
男性を包んだ保護シートの大きさはおよそ2m四方で、泥酔者などが周囲に危害を加えないように身動きを取れなくするためのもので、男性はかすり傷を除けば大きな外傷はなかったとされています。

警視庁は「現時点では適切な対応だった」としており、死因などをくわしく調べ検証するとしています。

 

歌舞伎町交番、保護男性の死亡原因は何?

こうした制圧した人物が死亡するといったことは、度々起きておりその背景から考えると死因としては、急性心筋梗塞や、脳内出血、窒息死、圧死などが考えられると思われます。

今回の件に関しては、死因が不明なだけに現場の状況などからも、司法解剖がされると思いますが、本気で暴れる人間は普段とは違って異常な力を出すため、加減などが難しい分野でこうした際の対応が難しいものの、明らかに過剰な対応も散逸されている事例。

 
制圧時の死亡としては2004年2月17日に三重県四日市市にある大型ショッピングセンターでおきた、四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件が有名。

四日市市のジャスコ四日市尾平ショッピングセンター(現:イオン四日市尾平ショッピングセンター)にあるATMコーナーにて、2~3歳ぐらいの幼児を抱いた若い女に泥棒扱いされた無実の68歳の男性が、店員や買い物客ら3人に取り押さえられ、居合わせた四日市南警察署の警察官の拘束後に死亡した。三重県警察は翌18日、被疑者死亡のまま男性を書類送検した。

男性の死因は「高度のストレスによる高血圧性心不全と不整脈」と発表された。

店員や買い物客が男性を制圧している隙に女は逃走しており、三重県警察は虚偽告訴罪の被疑者として捜査を続け翌年2005年には現場の監視カメラに映っている画像を公開した。 容疑事実を特定できないままに画像を公開することはグリコ・森永事件以来の異例の措置である。

2011年2月17日午前0時、窃盗未遂事件における公訴時効が成立し、未解決事件となった。しかし、翌月の3月に、男性と女が奪い合いになっていた財布は、死亡した男性の所有物だったことが判明した。つまり、窃盗罪自体が成立していなかった。 同年5月、津地方検察庁は、男性の無実を認め、被疑者補償として1日分の最高額である12,500円を遺族に支払うと通知した

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歌舞伎町交番の現場どこか判明

今回の騒動があったのは歌舞伎町2丁目にある交番とのことなので、下記の場所にある交番だと思われます。

この交番は、アパホテルの飛び降り事件などでもすぐ目の前でおきた事件だけに、日々色々なトラブルを解決しています。

新宿警察署 歌舞伎町交番
東京都新宿区歌舞伎町2丁目

 

歌舞伎町薬物依存トラブル男性死亡にネットの声

熱中症かも知れないし、取り押さえの時に内臓圧迫したかも知れないし。袋の中で暴れれば暑いよね。取り押さえないと、警官もやられる可能性もある。網で良いと思うけどね。

あくまで記事の通りであればだが、男性が暴れて制圧されたのは仕方ないとして、その前段階の預金通帳を返してくれないという行為に「民間同士なので」として対応しないのはどうなんだろう。場合によっては犯罪が成立するかもしれないのだから、事情を聴きに行くくらいしても良かった気がするが。

制圧された方が亡くなる事故は数多く発生しており、過去には制圧と死亡との因果関係が裁判で認められ、多額の賠償が発生した事例もありますから、警察の方々も制圧の際には特に気を配っているのではないでしょうか。死因を詳しく調べた上で対応を検証するとの事ですので、何かしらの発表等があるのであればそれを待ちたいと思います。

こういう事案でいつも思うのが、「そもそもの原因を作ったことが悪い」ということ。制圧した警察官の行動に問題があったとすればもちろん明らかにして再発防止に繋げるべきであるが、それらは別々の問題。分けて考えないといけない。今回の警察の言動だけでなく、入管の問題なども同じ。複数の問題を混同して扱ってはいけない。問題それぞれに原因があって、それぞれに再発防止策は異なる。

警察に行く前に銀行に行って通帳を利用停止にして再発行してもらえばよいと思う。本人なら身分証を持参すれば手続きはできるはず。私が相談を受けたらそのように勧めるけど、暴れると言うことは薬物の後遺症が出たのではないか。通帳を預けたのも持っていると金を引出し、売人に連絡して薬を買うから薬から縁が切れるまで家族が取り上げたのでは、想像だけど。亡くなったのも薬で弱っていた可能性もある。

私は腕の自由が効かなくなると発作が起きてしまう体質なので同じことになったら死にますね。気づいたのは手術時ベッドに身体を固定された際、急に息苦しくなり麻酔をかけてから固定してもらいました。気のせいかと思いましたがMRIの時も体を固定した後息ができなくなってしまったので、未だにMRIは受けられず、、、。きっと亡くなられた方も気づいてなかっただけで同じような体質だったかも、、、。暴れたら拘束するのは正しいと思うので警察に非はなかったのではと思います。

まず顔面を殴打する、首を絞め続けるといった極端な制圧は論外であるが、暴れている人間がいれば警察官は制圧せざるを得ない。暴れるという興奮状態は高血圧を引き起こし脳出血や急性心不全の原因ともなる。どのみち暴れる人間を放置などできないわけで、リスクを承知で制圧はせざるを得ない。市民もそれには納得しているだろう。自身の健康を考えるならまずは暴れるなということだね。警察官の制圧方法が適切な範囲内であるか、救命処置が適切であったかは検証されて当然だが、無暗な警官バッシングに繋がらないようにしてほしい。

こういうことある度に言ってるんですが、身長155cm、体重40㌔の義姉が精神錯乱になった時、止めるのに兄、私、義姉の兄、妹の4人でも無理でした。救急隊員さんが搬送してくれる際も、救急隊員さん2人、兄と義姉の兄の男4人で抑えて何十分もかけてやっと搬送出来ました。酔っていたり何らかで大暴れする人間は、思うほど簡単に抑えたり出来ません。小柄な義姉にすら、男4人でもやっとです。相手が男性とかならば尚更大変だと思います。こっちの怪我とか関係なしにとにかく暴れるんですから…。警察官は、暴れてる本人が怪我をしないように、という意味も含めて制圧してます。警察官の人がやり過ぎとかそういう事はないと思います。本当に…人間が見境なく暴れるということの恐ろしさを何度も目の当たりにしてるので、警察官の大変さを考えると心が痛い。