4月4日(月)の未明、鹿児島県鹿児島市の路上で、乗客の男性をカッターナイフで切りつけたとして、タクシー運転手の男が緊急逮捕されました。
刃物による事件が多発しており、強盗などの凶悪事件もおきていますが、タクシーの運転手が乗客を切りつけるといった状況はどのようなことだったのか?
もくじ
鹿児島市宇宿、タクシー運転手が乗客を刃物で、、
この事件がおきたのは、2022年4月4日(月)午前0時40分ごろのこと。
現場となったのは、鹿児島県鹿児島市宇宿3丁目の路上で、タクシーの運転手が乗客の男性の後頭部をカッターナイフで切りつけるなどして、殺害しようとした事件が発生。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市のタクシー運転手の男、松元辰郎 容疑者(66)で、当時現場に倒れていた男性を見た通行人が110番して駆けつけた警察によって逮捕されています。
カッターで頭切りつけるも殺意否定?乗客の飲酒トラブル?
逮捕された松元容疑者は、こうした事件で容疑者たちが述べているものと同じ供述をして一部容疑を否認しています。
切りつけられた男性は命に別状はないようですが、右後頭部数カ所に傷を負っていたとされていて、殺意がない人物が何度も頭を切りつけるのか?といった矛盾した犯行から、殺意がなかったとは嘘であることは明らかなようです。
なぜそのような状況になったのか?
松元容疑者は当時業務でタクシーを運転中、酒を飲んだ客の男性と車内で口論となったようで、車の外に出た男を持っていたカッターナイフで切り付けたとされています。
犯行後に現場を一度離れましたが、再び戻った際に通報を受け現場にいた警察官の職務質問に対して、切り付けたことを認めたため、緊急逮捕されています。
松元容疑者、まじめな人物?
逮捕された松元容疑者が勤務するタクシー会社には、当時事件の時間帯に「客とトラブルになって絡まれている」と無線で連絡があったとされています。
松元容疑者はおよそ6年間勤務しており、今回の事件を受けてタクシー会社は「真面目で客からの評判も良く、これまでトラブルはなかった」といった回答をしています。
そもそもなぜカッターナイフを常備していたのか?
街中でも護身用といった言い訳で刃物を持ち歩いている人物は一定数いて、そうした行動だったのかは現時点では明らかになっておらず、警察が詳しい事情を聞いています。
鹿児島市宇宿、殺人未遂事件の現場はどこ?
事件がおきたのは、下記の場所にあるお好み焼き屋さん前の路上であったようです。
鹿児島県鹿児島市宇宿3丁目
松元辰郎 容疑者の顔画像や経歴、タクシー会社はどこ?
逮捕された松元容疑者に関して顔画像は公開がされておらず、SNSでは同姓同名の人物の情報がいくつか確認できていますが、本人を特定できる情報ではありません。
名前:松元 辰郎
年齢:66歳
性別:男
職業:タクシー運転手
会社:不明
住所:鹿児島県鹿児島市山田町
罪状:殺人未遂(死刑又は無期若しくは5年以上20年以下の懲役)
※勤務していたタクシー会社については不明。
タクシー運転手のおこした殺人事件にネットの声
乗客と運転手、被害者になるのは圧倒的に今回の逆パターンが多い。しかし、何故に運転手はカッターを持っていたのか。刃物を携帯することは通常許されるものではない。
過去にタクシー運転手が首斬られて死亡してた事件が2回ほどあったので護身用に夜中運転する人たちは持っててもおかしく無いけど、よっぽど厄介な客だったのだろうかどうだかわからない。
何か悲しい世の中になっている。若者でなく老人が日頃の不安から、自己防衛のためのカッターを持ち歩く時代。どうすればいいんだろう?社会が人を変えるし、人が社会を変えることは分かるのだが‥時代って何だろう?
客による…運転手も身の危険を感じた可能性もあるので…一概には言えないと思う。いずれにしても、情報が足らない。サバイバルナイフとかでなくカッターナイフで…事務用品程度のサイズなら、ダッシュボードに携行してても不思議はないし…客側が普通の乗客かどうかはわからない段階では、どちらが本当の加害者かは判断出来ない。
刃物で首を切ったわけだから、一般的に「殺すつもりはなかった」は通用しないので殺人未遂案件。ただし、相手方も刃物などををもって襲い掛かってきた場合は緊急避難の余地はある。仮にそうだったとしても正当防衛とまではいえない(過剰防衛)だろうから逮捕もやむなし。タクシー運転手さんのように不特定多数の人と車内という密室で、かつ運転手は運転に集中(客に意識を向けられない)しないとならないのは怖い。
タクシーのドライバーが刃物を携行しているのは困るな。もしかしたら、乗客とトラブルになった場合の護身用かもしれないが、刃物はダメだ。銃刀法違反になる。どうせ護身用なら催涙スプレーならまだマシだろう。どちらにしても人間には自分を守る権利はある。日本人にはこの理屈が分からない人が多い。正当防衛という概念が乏しい。なんでも警察頼みである。しかし、警察が来た時にはもう結果が出ていることも多い。つまり、後の祭。こういうところをもう少し考えないといけない。