最近、親による子殺しのニュースは多く聞かれるようになってきていますが、新たな事件が明らかになりました。
2年半前の2019年8月、当時小学1年生の男児(7)を窒息死させたとして、男児の母親(42)が殺人の疑いで逮捕されたことが明らかになりました。
また、この人物には過去3人の子供がおり、いずれも死亡していることが判明、何がおきていたのか?

もくじ
大和市西鶴間の看護助手、7歳息子殺害の容疑で逮捕
これは2019年8月6日(火)の午前8時45分~午後3時の間におきていたとされる事件。
殺人の疑いで逮捕されたのは、神奈川県大和市西鶴間に住む看護助手の女、上田綾乃 容疑者(42)
上田容疑者は、当時小学1年生の次男である雄大くん(7)の鼻や口を塞いで、窒息させて殺害した疑いがもたれています。
雄大くん殺害の動機は何?過去にも3人の子供が死亡関与は?
逮捕された上田容疑者は容疑に対して「何もしていない」と全面的な否認していますが、事件から2年半経過しての逮捕は、十分な裏付け捜査の末の逮捕だと思われます。
この事件は上田容疑者が「(雄大くんの)具合が悪くなった」と119番通報したことから明らかになっていたようですが、雄大くんは事件の数カ月前に県内の児童相談所に一時保護されていたことが明らかになっています。
さらに、上田容疑者には子供が4人いましたが、他の3人は乳幼児だった時に死亡しているとされており、警察は他の3人の死因についても動機などを追及するとしています。
事故などであればまだわかるものの、看護助手をしている人物の子供が4人全員死亡するようなことがあるのか?
上田綾乃 容疑者の顔画像や経歴、父親は誰?
上田容疑者に関して顔画像などは現時点で公開がされておらず、SNSでは珍しい名前ではないため同姓同名の方が複数おり、本人を特定できる情報は確認できていません。
名前:上田 綾乃(うえだ あやの)
年齢:42歳
性別:女
職業:看護助手(自称)
住所:神奈川県同県大和市西鶴間3丁目
罪状:殺人(死刑又は無期若しくは五年以上の懲役)
雄大くん以外にも過去に3人の子供が死亡していたようですが、幼い子供が次々に死亡している状況に当時何も思われなかったのか?過去に逮捕されていたなどの情報は出ていません。
ただ、雄大くんが一時児童相談所に保護されていたといった事実はあるようで、こうした異変があったにも関わらず、親元に戻されて死亡するといった事例が増えてきています。
また、父親の存在については現状明らかにされておらず判明していません。
追加情報:過去にも死亡の子供について
上田容疑者の4人の子供のうち、前夫との間に2人の子供が生まれていたようでお、そのうち2002年に長男が生後5か月で「ミルク誤飲による窒息」、2003年に長女が生後2か月で「乳幼児突然死症候群(SIDS)」としてそれぞれ急死しています。
また、今回の件で明らかになった次男の雄大君と三男は内縁関係の男性との子であったようで、3男は2017年に死亡していますが司法解剖の結果、死因不詳。
ただ、雄大君以外に死亡した3人も、死亡時は自宅で上田容疑者と2人きりであったという共通点があるようです。
さらに、死亡した雄大くんは2012年に生後5か月の時点で自宅で心肺停止で搬送された経歴があり、その際も上田容疑者による119番通報がありましたが、周囲の関心を引くために子供に危害を加えるなどする「代理ミュンヒハウゼン症候群」の疑いとがあると診断されていました。
当時雄大くんは一命を取り留めたものの、上田容疑者の長男と長女が過去に死亡していたこともあり、約2年半近く児童相談所に保護されていましたが、2017年に三男が死亡したことから、再度児童相談所が雄大くんを保護して、2018年の冬に自宅に戻っていました。
上田容疑者が勤務する病院、職場はどこ?
殺人の容疑で逮捕された上田容疑者、現時点で次男であった雄大くんの殺害容疑、また過去3人の子供の死亡にも関与している可能性が高いと考えられていますが、そうした人物が「看護助手」として働いていたというのは恐怖。
上田容疑者が働いていた職場について調べてみましたが、現時点では判明しませんでした。
ただ、住んでいる場所が大和市内であるということで、下記の場所から比較的近い場所であることが予想されます。(普通に考えると車や徒歩、自転車等の自分の利用する交通手段で30分以内の圏内)
神奈川県大和市西鶴間3丁目
自分の子供4人を殺害?悲惨な事件多発にネットの声は
まだ真相は分かっていないようだけど、母親に殺される子どもたち、可哀想だな。無念だっただろうな。母親に殺されるとき、幼い子どもは無抵抗に受け入れてしまうと聞いたことがある。それぐらい親を信頼していると。国をあげての抜本的な改革が必要ですね。子どもたちを守りましょう。どの立場の大人も、関心を持って、知恵を出し合いましょう。
どこの誰の責任というのではなく、連携と引き継ぎで危険性をキャッチしないといけないのだと思う。過去であろうと記録されていることにより、この場合も3人亡くなっていることが周知されていれば事情は異なったかも知れない。「知らなかった」「気づかなかった」ということを減らせるようにしなければいけない。
神奈川県警と検察庁の意地を見た気はするが、このままなら恐らく有罪にはならず、それどころか現段階では起訴すらも怪しいというのが正直な印象。4人目の変死という異常事態をはじめとする状況証拠で固めていくのだろうが、それだけでは無理なのが現状の司法制度。恐らく県警もそれは承知の上で、これ以上の悲劇を生まないため、まずは事件を司法の場に出すという一点に意義を見出しているのではないか。
家族殺人事件をみると、なぜ子に手を掛けるのか?と心苦しくなる。この母親には他に3人も子がいたと言う事実。しかも全員亡くなってる。母親が殺したであろうと推測してしまう。どんな理由があったかわからないが、子を殺すくらいなら、最初から作るなと言いたい。同じ母親として、産んだら、責任もって育てること。できないなら、児相に預けておくこと。子供たちは何のために産まれたんだよ。苦しくても、絶対に手をかけてはならない!情報が少ないから事情がわからないが、現時点で母親を許せない。
こうした事件を起こす人物に限って盛ってたくさんの子供を産んでいる。虐待などの事件をおこした人物は男女とわず去勢をするべき。虐待を受けた子供はその子供にもさらに虐待を加える可能性は高くなるし、そうした環境であれば非行に走る子供も増えるだろう。そうして悪い人物の比率が増えていけば待っているのは暗い未来のみ。そうしない理由は、犯罪者を養うほうが一時的に金になるため、そうした対策を取っていないのが現状。
親と子供の関係は、他人から見て明らかに虐待されてる!というような場合でも、子供は親のほうへ戻りたがる、と思いいます。児童相談所で保護されている場合でも、子供がどうしても親の元に帰りたいという気持ちが強いと、保護する児相側も、実の親と子供の関係には勝てない!というのが実情ではないでしょうか?子供がSOSを出すだろう!?というのは、虐待されてるから、当然、と思われるかもしれませんが、子供にしてみれば親が警察に逮捕されたりするほうがよっぽどいやで、むしろ親を庇う側に回ると思います。 その辺が、公権力がバンバンと介入していけないところで、児相だって、警察だって歯がゆい立場なのではないかと推察します。
