広島県警でまたしても不祥事が発覚しました。
7月21日の夜、広島市の居酒屋で酒に酔って知人を暴行しケガをさせたとして、広島県警の警部が現行犯逮捕される事件が発生。
近年、警察による不祥事が増えてきているのか、隠されていたものが表面化するようになったのか、治安を守るべき警察の失態が増えています。
今回、この事件を起こした警部はなぜこのような事件を起こしたのか?調べてみました。
もくじ
広島県警本部の警部が飲酒し知人を殴る蹴るの暴行
この事件が起きたのは、2020年7月21日(水)の午後11時15分ごろのこと。
傷害の疑いで逮捕されたのは広島県警本部の留置管理課課長補佐で、警部の世羅利男 容疑者(54)
世羅容疑者は広島市南区内にある飲食店で知人の男性、自称高校教諭(57)と酒を飲んでおり会計時のトラブルで争いとなり、引き倒した上、頭や腹を複数回足蹴りにし、顔を手で数回殴るなどしてけがを負わせた疑い。
※被害を受けた男性は、顔面から出血するほどのケガであったようですが命に別条はなし。
昼間からのはしご酒!警部は病気休暇と休職中?
世羅容疑者と知人の男性2人は、21日の午後3時ごろから飲食店を数軒回って酒を飲んでいたことが判明しています。
そして、最後となったお店を出る直前、会計時に何らかのトラブルがあったとみられ、当時は2人とも酒にひどく酔った状態であったことがわかっています。
事件が起きたお店の店員から依頼を受けた隣の店舗の店員が110番し、駆け付けた自動車警ら隊員が世羅容疑者を現行犯逮捕しました。
世羅容疑者は2019年の夏(8月)以降、病気休暇を取得しており、さらに2020年4月18日からは休職していました。
休職の要因が何かは不明ですが、病気で休職をしていたと思われます。
公務員は休職中にも給与や賞与が支払われる?手当も?
今回逮捕された世羅容疑者ですが、昨年度の夏からは病気休暇となどを取得していたようですが、給与(賞与)などの支払いはあったとされています。
公務員が病気等の私傷病で長期に休む場合、特別休暇として「病気休暇」が取得できるようです。
この病気休暇は有給の特別休暇とされているため、公務員の場合は少なくとも90日間は100%の給与が保証されながら療養に専念するとされています。
また、「病気休暇」90日以後は「病気休職」へ移行するようですが、休職期間は、最長3年。
ただし休職1年目は給与の80%が支給され、休職期間が2年目に入ると無給となるものの、健康保険制度から概ね給与の3分の2の「傷病手当金」が1年6カ月間支給される。
さらに、引き続く6カ月間に「傷病手当附加金」が支給されるため結果として、3年間の休職期間すべての期間が無給となることはない。
もちろんこれらの出どころは税金となるため、結果論ですが、酒を飲んで暴行を加える犯人を養うために税金が使われていたことになります。
事件発生の飲食店はどこ?
広島市南区松原町にある居酒屋で事件は発生したとされています。
この場所は、広島駅付近の繁華街エリアなで、昼間から空いているお店も多くあったと思われ、休職中にそのような行為に及んでいたことが驚きです。
過ごし方は自由なのでたまの息抜きとしてはそれもよいですが、人に迷惑をかけた時点でそれはNGです。
警部 世羅利男 容疑者の顔画像や情報は?
世羅容疑者の顔画像については現在までに公開がされていません、これが警官での身内のための非公開なのかは不明です。
※SNSなどでも特定情報は出ていません。
名前:世羅 利男(せら としお)
年齢:54歳
職業:警察官(広島県警本部、留置管理課課長補佐:警部)
住所:広島市安佐北区白木町小越
▼罪状:傷害
15年以下の懲役又は50 万円以下の罰金
逮捕後に世羅容疑者は上記のように述べていますが、これほどまでになる状態まで飲んでいたということは、休職などは「アルコール中毒」で休んでいた可能性もありそうです。
今回の県警からの処分は出ていませんが、休職中で処分が若干複雑になりそうですが、さらに甘い処分でそのまま「依願退職」にされないことが注視されます。
続く不祥事の広島県警・暴力警官にネットの声は
暑内の不祥事なら内々で済ませてきたが居酒屋で暴れたら逮捕しかないか?野球関係で広島は問題が多いけど仁義なき土地柄は気質も荒いのかな?
ひき逃げとか、警察官の不祥事多いな。病気で休職中に大酒飲んで、酩酊して人殴って怪我させてって、お前はそう言う奴らを取り締まる役割の職業だろうが。
クビ!
警官一人の不祥事で警察全体を悪だとは言わないが、泥酔して不祥事を起こす警官って多いよな。
私、酒好きだったけど、家業を継いでから二日酔いにならないよう、酒はやめました。二日酔いで仕事に影響してしまったら大変だから。
病気休暇で飲み屋を梯子するというは本当に病気なのか怪しいです。
「酒を飲んでよく覚えていない」というのは傷害の故意を逃れる常套句でしょう。結果は認めるが故意は認めないとは警察のやることではありません。
広島県警からも見放された「警部」のお話。腫れもの扱いで早く県警から去ってほしいというのが本当のところでしょう。
休職中に起こした事件なら個人の問題として処理できるけど、業務中に殺人事件でも起こされたものなら、もうどうしようもないでしょうから。
警察官も人の子なのだから、いろいろな人がいても仕方ないが、54歳の警部が病気休職中に飲み屋をはしごした上で、酔って傷害事件を起こすというのは、明らかに警察官として不適格だろう。
日頃の警察官教育・管理の失敗がこんなダメ警官を生み出したと言えるのではないか。