岐阜県岐南町の国道で10月17日の夜、トラックが工事現場に突っ込んで警備をしていた大西俊博さん(43)ら3人が死傷しました。
この事故でトラックを運転していた石崎慎二 容疑者(46)が過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されていますが、なぜ事故はおきてしまったのか?
命が失われてしまった事故の原因は。
もくじ
岐南町徳田の工事現場にトラックが突っ込み3人死傷
事故がおきたのは、2022年10月17日(月)の午後10時40分ごろ、岐阜県岐南町徳田を走る国道21号線の路上で、中型トラックが工事していた現場に突っ込む事故が発生。
この事故で、当時現場で交通誘導をしていた警備員の男性、大西俊博さん(43)が病院に頭を強く打って死亡、大西さんと一緒に交通誘導をしていた警備員の男性(34)と、工事をしていた男性(37)が軽い怪我をしています。
警察がトラックを運転していた岐阜県各務原市に住む会社員の男、石崎慎二 容疑者(46)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しています。
参照:国道の工事現場にトラック突っ込む…交通誘導をしていた警備員の43歳男性ら3人が死傷 運転手を現行犯逮捕
石崎慎二の事故原因は何だったのか?
当時現場では交通情報の収集に使われる感知器の改修工事が行われていたとされています。
片側2車線の道路が規制され、1車線になっていたようですが事故の原因についてはまだ明らかになっておらず、警察が事故の詳しい状況について調べています。
ただ、こうした事故は何度も起きているようで、脇見運転やぼーっと運転していたり、居眠り運転やスマホなどを見ながらのながら運転など多くの問題があります。
事故が起きるのは様々な少しずつの油断や違反などが積み重なって起こるもので、事故をゼロにするのは無理でも意識して注意することで減らすことは可能ですが、それをしない理由は何なのか。。
岐南町徳田の事故現場について
岐阜県羽島郡岐南町徳田1丁目
死亡した大西俊博さんと石崎慎二の顔画像経歴や会社
-警備員-
名前:大西 俊博
年齢:43歳
性別:男性
職業:会社員
住所:岐阜県本巣市
死因:頭部を強く打った衝撃か
※一緒に警備していた男性(34)と、工事をしていた男性(37)は軽傷
-トラック運転手-
名前:石崎 慎二
年齢:46歳
性別:男
職業:会社員(トラックドライバー)
会社:不明
住所:岐阜県各務原市
罪状:過失運転致傷(7年以上の懲役もしくは禁錮又は100万円以下の罰金)
→ 過失運転致死
工事現場にトラックが突っ込む事故にネットの意見
痛ましい事故。片側一車線になる工事はよくある。でもボーッとしていたらそのまま突っ込んでしまう事があるのかもしれない。また、警備も手前から制止など誘導すれば良いが工事区間の中で誘導している場合がある。人員不足なのか配置ミスなのか分からないが事故になるリスクもあることも見かける。いずれにしても運転手は工事現場を見れば注意しながら運転をしなければいけない。
夜間の交通整理の配置について言いたいことがあります。照明が走ってくる車両を照らし、眩しくて交通整理員や工事作業者が見難い現場があります。現場が明るいのはいいのですが照度に激差があり整理員が暗闇に埋もれて見えないこともあります。夜間の事故は一概に運転者だけでなく警備業者の指導の在り方、現場指示書も一考するべきでは。特に許可事務を執り行っている警察担当者は仕事をしてください。
亡くなられた方は43歳、突っ込んだトラックドライバーは46歳、お互い家庭を持っていたら、ご家族も大変な思いでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。私はトラックドライバーをやっていますが、高速道路では通常は5キロくらい手前から予告の看板が出ています。社内の規定で速度を出せないので、できるだけ他の車の迷惑にならないよう、ギリギリまで左車線を走っていますが、このような事故があると迷惑云々より早めに工事車線から車線変更した方がいいなと思わされます。速く走りたい車の皆様には邪魔かもしれませんが、人命は何より優先されるということで、許してくださいね。
週末だけ警備員として交通誘導をしています。工事現場は道が狭くなるのに、お構いなしでそのままのスピードで入ってくるクルマ多すぎ。普通なら減速しなきゃ危険だと思うのだが…
夜間は危険ですね。安全運転してくれればいいけどスマホいじったり他の作業をしたりしていたら見落としてしまう。警備員は常に走行している車両を注視しなくてはならないけど何か作業していると目を離さざるを得ない場合もある。どちらにとっても不幸にしかならない事故。これからさらに工事が多くなるのでドライバーの方は気を付けて欲しい。