8月、日本ではお盆にかけて、西日本や東日本の各地で記録的な大雨から土砂災害や水害など多くの被害が相次いでいますが、長野県で土砂に巻き込まれ、親子3人が死亡する事故が発生しました。。
岡谷市川岸東で土砂崩れによる被害で3人が死亡
この事故がおきたのは、2021年8月15日(日)の午前5時半ごろのこと。
長野県岡谷市川岸東にある住宅で裏山が崩れたことにより土石流が発生し、住宅1棟に流入したことで当時建物内にいた8人のうち5人がこの土石流に巻き込まれ、2人が軽い怪我、3人が死亡する事態に。。
死亡したのは、長野県辰野町に住む巻渕友希さん(41)、中学1年の春樹くん(12)、小学2年生の尚煌くん(7)の親子3人で、心肺停止の状態で病院に搬送されましたがその後に死亡が確認されています。
岡谷市川岸東、土砂崩れの現場はどこ?
土砂崩れの被害にあったのは、川岸駅から道路を挟んだ場所にある住宅で、その後ろ側は山となっている場所でした。
長野県岡谷市川岸東3丁目
土砂崩れで死亡、3人の身元は?
死亡した3人について、お盆ということで実家や親族の家への帰省中であったと考えられます。
-母親-
名前:巻渕 友希(まきぶち ゆき)
年齢:41歳
性別:女性
職業:不明
住所:長野県辰野町
死因:不明(土砂に埋もれての窒息か)
-息子-
名前:巻渕 春樹(まきぶち はるき)
年齢:12歳
性別:男の子
職業:中学生(1年)
住所:長野県辰野町
死因:不明(土砂に埋もれての窒息か)
-息子-
名前:巻渕 尚煌(まきぶち なおき)
年齢:7歳
性別:男の子
職業:小学生(2年)
住所:長野県辰野町
死因:不明(土砂に埋もれての窒息か)
突然の土砂災害、、ネットでも悲しみの声
少しでも高い所にとの思いで2階に避難していたところへ土石流が直撃してしまったという。なんたる悲劇か。容体回復しますようにと切に思う。
以前大雨で新聞配達の方が犠牲になったし、警報出てるなら新聞配達休刊扱いにしていいと思う。命より大切な新聞なんてないよ。
冷静に考えれば、場所によっては二階にも土砂は流れ込みますよね…と思った。垂直避難は本当の本当の最終手段で、早めに土砂災害警戒区域から離れるのに越したことはないと思った。
この家、普段は空き家でお盆等になると親族が集まり宿泊に使っていたとの事。普段から住んでない分危機感が薄かったんだろうけど。連れられて来た子供達が不憫すぎる。
何故避難しなかった?って意見があるが、全て結果論でしょ?このコロナでも外出、外食、会食している人達がいるから感染は広がるし自身も感染する。しかも自治体からは避難の警告が出る前の事で、自治体の警告があっても大丈夫だろうと避難しない人もいるのだから、警告がなければ避難しない人は当然いる。
近隣に住む者です。前日に前を通っていました。2006年に諏訪湖に流れ込む土石流があったが、今回の裏手の山になる。同じ質の地層だと思う。辰野-岡谷間の道が細いので、拡張工事して欲しいなといつも思うけど、こういう問題があるのかな…。そしてあまりに痛ましい親子3人の死に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
今回土石流のあった東側の沢では15年前に土石流が発生していますが、今回の土石流の場所をGoogleで見ても、沢筋はありますが川とというよりは水路くらいの大きさでしかありません。ここで土石流が発生するというのは地元にずっと暮らしていても予測できなかったのではないでしょうか。ただ、15年前に山の裏側にあたる岡谷市湊などでも土石流か発生し、今回また土石流が発生したことで、この山の地質自体が相当崩れやすいのではないかという気がします。避難云々は結果論であり、結局はこういうケースの積み重ねを今後同じことが起きないようにしていうしかないと思います。