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殺生石真っ二つで映像・画像が話題!いつから?那須町湯本「九尾の狐伝説」原因は何?

栃木県那須町の「九尾の狐」伝説で知られる「殺生石」が真っ二つに割れているのが見つかり、話題となっています。

国指定の名勝ともなり、長年名所となっていた場所の変化に様々な意見が。

那須町湯本の殺生石が真っ二つに割れる

この事態に気づいたのは、2022年3月5日(土)夕方に那須町観光協会に寄せられた問い合わせから判明したようです。

「ツイッターで殺生石が割れている写真が載っている」

この問い合わせを受けて職員が現地に確認しに行ったところ、殺生石が2つに割れていたようです。

“九尾の狐伝説”「殺生石」真っ二つに割れる 栃木(2022年3月6日)

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割れた殺生石の画像がTwitterで拡散

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殺生石の由来について

殺生石は、那須湯本温泉近くの那須岳の斜面にある巨大な溶岩で、1957年に県の史跡に、2014年に国の名勝に登録されています。

かなり古い時代からあったようで室町時代の文献には九尾の狐が美しい女性に化けて鳥羽上皇を殺そうとしたところを陰陽師に見破られて、那須まで逃げた末に退治され石になったといった記述があったようです。石が放つ毒気で多くの生き物が命を落としたため「殺生石」と名付けられたとされています。

 

殺生石の今後についてネットの意見は?

自然の現象ならばしかたない。でも、こういった言い伝えや伝説はきちんと後世に伝えてほしい。東日本大地震のようなこともある。科学技術が発展して情報化技術が進んでも、先人達の知恵や経験は大切にする日本、日本人であってほしい。

別の記事には復元を検討と有ったが、自然現象ならばそのまま保存でしょう。事実を曲げてはいけませんね、それも一つの歴史なのだから。まさか「観光収入」の為ではないと思いますが?

殺生石は見てきたことがありますが、このあたりは温泉が湧き出ていて硫黄の匂いが立ちこめています。石というと普通の硬い石をイメージしますが、殺生石は溶岩だからマグマが噴出して固まってできたものです。だから普通の石と比べて割れやすい可能性はありますね。

危険がないなら(無さそうなので)、元に戻さずこのままが良いと思う。これだって何十年、何百年と経てば伝説に追加される。説明を加えて、しめ縄も新たに残った大きい方なり、両方なりにつければ良いのでは?初めて殺生石を知りましたが、いつか行った時に元に戻してあったら興醒めすると思う。壊されたり危険な場合は修復すべきだけど。

幾分か間違いがあるのですが、九尾の狐は諸説はありますが封印された訳ではなく。泰成(安倍晴明の血を引くのか?)の祈祷の力で抑え込まれ2人の武士により討伐され絶命しています。ただ恐るべき怨念を抱いて絶命したので怨念の形が大きな岩に形を変えて、通る人通る人の命を奪った。なので、封印では無く怨念の形ですね。

「殺生石」っていう言葉自体、久しぶりに聞いた。岩の隙間に入った水が寒暖差で凍り、膨張融解を繰り返して割れたのだろうか?しかし、綺麗に割れるものですね。驚き。貴重なタイミングを見る事ができて、むしろラッキー。

こういう落ちそうで落ちない、割れそうで割れない、押すと揺れるのに押しても落ちることはないという巨石がいろいろなところにあるが、自然現象でいつかは崩壊するという証明だね。修復に関しては個人的には反対だが、現実に「落ちる前に落ちないように修復を人為的におこなっている景勝地の自然物」はある。たとえば「華厳の滝」。本来は大幅に崩壊しているものだが、修復や人工物による保護をして景勝を保っている。観光産業としては難しいところだね。